泣こかい、飛ぼかい、泣こよかひっ飛べ!(泣くか飛ぶか悩むなら、飛べ!)

上記の鹿児島弁のわらべ歌は、薩摩藩・島津家の、教育で語られる教えのひとつと言われています。
本作はその教えをなぞるように、戦国島津の大河を成すにあたり、まず作者自身が執筆して、その実現へと「飛んだ」作品です。

そして、その作者の想いが翔ぶが如く、350話超、35万字超の大作です(このレビューコメント投稿時現在)。
しかし、かまえないで下さい。この作品はどの部分から読んでも大丈夫ですし、つまみ食いをしても大丈夫です。
島津だけでなく、他の地方の大名、果ては世界、そしていろいろな時代の話があり、ご自身で興味のあるところから見るのもアリです。

――ぜひ、本作を読んで、「飛ぶ」というのがどういうモノか、触れてみて下さい。

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