島津公の史実に絡め都城の風土と歴史、現在の問題点等、現代考証が素晴らしいと感じました。
上記の鹿児島弁のわらべ歌は、薩摩藩・島津家の、教育で語られる教えのひとつと言われています。本作はその教えをなぞるように、戦国島津の大河を成すにあたり、まず作者自身が執筆して、その実現へと「飛んだ」…続きを読む
100話を超える超大作を読むのは気が引けてしまうところがあるのですが…島津家と地方創生を取り扱うというテーマがとてもおもしろく、また、知識も豊富で読み応えがあるのに、サクサク読めるという稀有な作品…続きを読む
郷土愛がひしひしと伝わるお話です。朴訥とした語り口が、読み進むにつれなんだか癖になってきます。どこまで現実でどこからフィクションなのかが分からなくなってきて、実は本当に島津大河誘致が実現のすぐ手…続きを読む
大河ドラマを過疎化の進む地方都市に誘致しようとする小説。ちょっとした難問を解決していく思考は楽しいです。
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