概要
女性でありながら、女性アイドルを推す――それの何が悪い
女性ファンとして女性アイドルを長年推してきた。男性ファンと女性ファンはアイドルの楽しみ方が違う。アイドルの一挙手一投足に悲喜こもごもの生活は大変なようで楽しいのだ。また違う楽しみ方をする女性ファンの体験談込のエッセイ。*文学フリマ東京にて書籍として販売しました。こちらはその元ネタになります。
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- ★★★ Excellent!!!女性アイドルファンは、男性目線とまるでちがう過程を辿ってアイドルへ至る
女性である著者さんが女性アイドル推しとしてアイドルを見て、感じたことを語るエッセイです。
視点が恋愛ではないだけに、クールな切り口になってるのはおもしろいところですが、なによりファンという立場からの論は興味深いですねぇ。結論自体は男性ファンが辿り着くそれと変わらないんですよ。でも、過程が違うんです。そしてアイドルとの関係性についても、結果として男性ファンと同じように保ちながら、その心情は大きく異なっていて。女性だからこそ、同じ女性であるアイドルをあたたかく思いやってあげられるし、逆に冷静な目で切ることもできる。
結局のところ女性ファンと男性ファンの違いはなんなのかといえば、きっと感情の置…続きを読む