応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 一般の日本人は別に外国人に対する差別意識を持っているわけじゃないんだと思います。
    よき市民でない人たち、反社的な人たちに対する怒りがあるわけで、怒りの対象は外国人だろうが日本人だろうがあまり関係ないのではないでしょうか?

    あと、ネトウヨというのは右翼というよりもアンチ左翼といった方が正しい気がします。
    右翼とアンチ左翼は似て非なる存在だと思います。

    作者からの返信

    そうなんです。〝一般の日本人〟は別に外国人に対する差別意識を持っているわけじゃないのに、〝一般の日本人じゃない日本人〟が『日本では外国人・障害者・少数民族・性的マイノリティが差別を受ける事案が少なくない』という趣旨のアピールをしてしまう始末です。その〝一般の日本人じゃない日本人〟というのは今の内閣総理大臣なのですが。(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/discourse/20240205message.html参照)
    『少なくない』とは『多い』と言っているのとほぼ同じです。


    庶民の犯罪に対する怒りに国籍が関係無いというのは正しくその通りです。実際『東名煽り運転死亡事件』では「こんな奴を許してはならない!」になっていました。『ルフィ事件』も同様でした。日本人にも当然ながら極悪人がいるものです。

    ただ、これが外国人による犯罪の場合、日本のマスコミが余計なことをします。
    善良な外国人に喋らせます。
    それを見させられた側は「こんな善良な外国人もいるんだからくれぐれも差別するなよ!」というメッセージとしか感じられません。
    或る民族が犯罪者ばかりで構成されているとか、善良な者ばかりで構成されているとか、その両方ともあり得ない事くらい大抵の日本人は解るのです。
    早い話しなんかカチンと来ます。あるいは犯罪者をかばっているようにさえ見える。


    『ネトウヨ』という造語が定着したのは小泉首相の辺りでしょうか。その正体は『小泉ファン』で、権力側についていました。ファンになったきっかけは概ね『首相の靖國参拝』ではないか、と思います。
    『右翼』は割と韓国に優しいです。『玄洋社』の頃からなので(当時は『大韓帝国』という名ですが)もうこれは一種の伝統でしょう。この点韓国嫌いの『ネトウヨ』とは趣を異にします。だから指摘は当たっていると思います。
    その『ネトウヨ』が『アンチ左翼』というのも当たっています。ただ『左翼』と言ってもそれは真性の共産主義者などではなく、具体的には『朝日新聞』なのでしょう。小泉首相が靖國神社に参拝する度にシャカリキとなり先頭に立って攻撃していた記憶があります。
    これに当然の如く『小泉ファン』は反発しネットを使い朝日新聞を攻撃する。(当時はSNSなど無いので『ネット掲示板』が主戦場)
    これにさらに反発した朝日新聞が『反小泉サイド』のネットスラングに過ぎなかった『ネトウヨ』を遂に新聞記事に使ってしまい両者は互いに互いを敵と見なす本格的な対立関係に。
    別に朝日新聞は『日本社会を社会主義にしよう!』とは夢にも思わない集団でしょうが、『左翼体制の国』の味方をする報道を長年にわたり繰り返してきたため〝左翼扱い〟になっているのでしょう、たぶんですが。
    だから『ネトウヨ』という思想は変わっています。基本『小泉ファン』(後に『安倍ファン』)なので思想的に『親米』になってしまうという。
    そんな調子なので日本は排外主義を唱えまくる『正統派の極右』がいない平和な国です。未来のことは分かりませんが。

  • 何やら何やら、悲惨な不法滞在者をクローズアップして報道するのも目に付きますね。急にどうしたのでしょう。
    そういうのはフィクション映画ドラマ小説でする人道のお話だと思いました。

    作者からの返信

    そう聞いて思い出すのは『スリランカ人女性が入管施設で死亡していた』という事件です。メディアはかなり大きく取り上げていました。
    しかしです、これは主観100%の〝見え方〟ですが、その割に社会の反応が冷淡に見える。日本という国が国際的に非難されているのも同じなのに誰も血相も変えずに淡々と過ごしている。

    『報道』の影響力が段違いで落ちているせいかもしれませんが、今の日本人は昔の日本人(と言ってもせいぜい90年代くらい)と比べ既に〝別種の日本人〟となってしまっているような気がします。
    『改革』の結果、『1億総中流社会』から『格差社会』へと社会が変質してしまったから、のように思えてなりません。

  • この『仏暁』という創作きゃらくたあの話は今回、何か耳が痛いですなぁ。

    選挙に行かないことを想像するとき、わたしは
    『傍観者は発言権を失う』
    ということを、常に自戒するのです。
    それでもいいのかお前と。
    が、それでも投じ甲斐がなく感じてしまうのです。

    勉強が足りませんね。アンテナの立て方も。

    作者からの返信

    『傍観者は発言権を失う』、よく言われます。マスコミから。
    作中でも登場人物に言わせましたが、一見正しいように見えてもこれは〝絶対的正論〟ではなく〝条件付きの正論〟です。その条件とは〝あらゆる思想が選べること〟です。

    ついこの間、ロシアのプーチンが「選挙で勝った!」とか言ってましたが、最初から特定の思想が選べないように仕掛けがほどこされた選挙など、『発言権を失う』以前に最初から発言権が無いのだから選挙に行こうと行くまいと同じです。『プーチン支持者』なら選挙に行く意味はありましたが。
    これと同じで『選挙に行け』と言ってるマスコミはきっと己の思想と合う政党があるからそんな事が言えるのでしょう。

    「なんでもいいから選挙に行ってとにかく投票しろ」は危ない主張と考えます。なぜなら相手は人間だからです。
    選挙の一票には政党名と候補者名を書けるだけで、「あなたの党のファンです」と「仕方なく消去法であんたの党に入れただけだ」との区別がつきません。
    「仕方なく消去法であんたの党に入れただけだ」のつもりが、投票される側の視点では「俺はこれだけ支持されている!」にされてしまいます。それが人間ですから。すると何を始める事やら。なまじ投票率が高いとよりこっちに傾く危険度が増す事でしょう。これならむしろ、投票率は適当に低い方がまだマシです。

    やはり選挙には思想的にあらゆる選択肢が必要です。あらゆる選択肢があると票が分散するので却っていいのではないかと考えています。少ない選択肢の中から仕方なく選ぶのはよろしくないです。(だからアメリカには感心しない)マスコミの方々にはぜひここでも『ヨーロッパを見習え!』と言って欲しいものです。普段から割と言っているのですから。

    編集済

  • 編集済

     私が聞いたところでは「年次改革要望書」なるものは、日本政府が事前に連中にリークしていた計画を元にして作っていたのだそうです。
     つまり「ほら、俺たちの要望通りに日本が動いただろ」と米国大使館が点数を稼ぐのを手伝ってやり、その事によって連中を手なずけていたのだとか。
     ほんとかどうかは知りませんが、いかにも日本のやりそうな事ですね。

    作者からの返信

     自分は〝人間の行動に関する仮説〟については、『合理的理由(ぶっちゃけ損得勘定)が必ずある筈だ』を思考の基準点としています。

    〔日本政府が今後に採る予定の『特定の政策』を在日アメリカ大使館へ内々に伝達〕
      ↓
    〔在日アメリカ大使館、日本政府から伝達された情報をサイトに掲載〕
      ↓
    〔日本政府がその通りに当該『特定の政策』を実行する〕

     すると傍目からは日本政府がアメリカの傀儡政権のように見える。
     日本政府がアメリカの傀儡政権と諸外国に見なされた場合、日本の外交官の地位はガクンと落ちる。
     例えば具体的損失として考えられるのは日本政府が少し前に一生懸命やっていた『国連常任理事国の椅子の獲得』という猟官運動。
     確かにあの時、在日アメリカ大使館は『日本の国連常任理事国入りを支持』してくれた、しかし日本政府そのものがアメリカの傀儡政権のように見えるのでは、きっと以下のようになる。
     『なんでわざわざアメリカ票を一票増やさなきゃならないの? そんな改革ならやらなくていいでしょ』と考える国々が少なからず出る。

     じゃあ他に在日アメリカ大使館が日本についてどんな事を言ってくれたかというと……
     本作の頭の方でもネタとして使わせてもらいましたが、
     『イルカ猟は残虐だ』って駐日アメリカ大使がSNSで拡散させとるやん! 思いっきしネガキャンやろ! ぜんぜん手なずけとらんやんけ! が現実です。


     相手が人間、対人関係の難しさというのは、必ずしも『相手』が〝自分と同レベルでない〟という点にあります。
     もちろん相手の方が思考レベルが高い事もありますが、相手の方が思考レベルが低いという事も起こり得ます。
     しかし『事実は小説より奇なり』ということばがある以上、〝日本政府の思考レベルが低すぎるパターン〟も想定しなければならないのかもしれません。もしそんな彼らだったら、
     『在日アメリカ大使館は北朝鮮のミサイル実験や中国の海洋進出を非難してくれている。ほら、手なずけているだろう!』くらいは言いそうです。

     しかし射程1万2千キロの北朝鮮製ミサイルって、実は日本は関係無いんですよね。日本相手なら射程2千キロで充分だから。(かの韓国理論『北朝鮮のミサイルは日本向けで韓国向けではない』の応用)
     中国の海洋進出の方も、
    『日本と戦争して太平洋をアメリカのシマ(縄張り)にしたのに、そのシマ(縄張り)を荒らす中国海軍ってヤツらが近頃目障りだ』って思ったから言及したんじゃあないの。
     つまりアメリカ合衆国に実害を及ぼしそうだから、在日アメリカ大使館は北朝鮮や中国を非難してくれただけ、としか見えません。

     とは言えこの仮説が、信じたくはないが真実であった場合に備え、『日本政府が在日アメリカ大使館を手なずけている』と言えるための〝条件ハードル〟を厳しく上げてやるのが正しい対応かと考えます。政治家達に高いノルマを課すのです。

     具体的にはこうです。
    『日本にこれまで以上に安全保障についての貢献と分担を求める以上、日米地位協定をこのままの形で手を付けないというのは米日同盟を危うくする。直ちに日米地位協定改定交渉を日本政府と始めるよう本国政府に具申する』と、在日アメリカ大使館に公に言わせることができたなら、〝日本政府は在日アメリカ大使館を手なずけている〟と認めてあげましょう。これを認定条件とします。

     人間ってけっこう最低で、甘い顔し続けていると段々人を舐めた行動をとるようになります。だからサービス業に従事して人は心を病むのです。政治家なんぞに甘い顔をしているとろくな目に遭わされそうにないから、厳しくするのが吉だと考えます。
     そう言えば政治家って〝成果主義〟を肯定していましたから彼らに〝果たすべき成果〟を要求しても国民が良心の呵責を感じる必要もありません。成果主義の地獄を身を以て味わわせるのも良い薬でしょう。

     しかしずいぶんと長いレスになってしまいました。やはりSNSという短文しか投稿できないシステムは社会の害悪です。考えを伝えるためにはこれくらの文量はどうしても必要になりますから。

  • サルマン・ラシュディ氏はその後襲撃され、負傷しましたね。

    和訳者殺害事件は衝撃的でしたが、今では覚えている人も少ないかもしれません。重要な出来事ですから、作中で触れておくのは意味があると思います。

    作者からの返信

    大石雅彦様

    >今では覚えている人も少ないかもしれません。

    少なくとも国会議員の皆さん方には覚えておく義務がありますね。
    ここ日本では、国会議員としての有力な地位に2世、3世議員が就くケースが多々見られます。
    彼ら彼女らは年齢的にいい歳した中年でも『お坊ちゃん』『お嬢ちゃん』なのです。
    日本人にだけ向けて「多文化共生社会」と言って〝教育〟さえしておけば全て上手くいく、と考えている節がある。

    外国人が外国にいるのでなく日本国内に隣人としているというのはどういうことか、〝キレイ事だけでは済まないよ〟という現実を今でも私たちに突きつけている事件だと思います。

  • 刀ちゃんのリアクションシーンが増え、ホクホクです。刀ちゃんカワイイ。

    一般論としてーー。ともかく、一般論として。
    kydでもjjでもashでも謎な放送の協会でも、自前の取材力を持つ組織の存在は貴重である。
    まさかないでしょうが、報道になんらかの過剰な意図が加わろうとも自前取材の余力をもつ組織の存在は貴重である。

    そんなことを思います。
    ミイラの中身の答え合わせができる。

    作者からの返信

     ええ、既存の報道企業は実はけっこう凄いんです。(公共放送は企業ではないけれど)そう考えています。
    彼らの報道する記事の中に『これは!』という恐るべき内容のものがあります。そのうちいくつかを本作でも使わせてもらっています。ただ、〝もの凄い材料〟を提供してくれているのにその材料を活かせていません。あるいは〝生かせない〟と表現するべきか。

     『政治とカネ』をいくら一生懸命に〝報道〟しようと、政権の支持率を削るのが関の山で、政権交代には繋がってこなかったと、散々経験済みの筈なのですが。
     もっとも『我々の目的は政権を交代させることです!』などという事は、報道企業は思っていても口には出さないでしょうが。

  • なるほど終末思想と実践ですね。
    次回を楽しみにしています。

    作者からの返信

     話しの流れでしょうがないと言えばしょうがないんですけど、正月から〝終末〟か〜、といった感じです。

  • カルト宗教、期待しています!

    作者からの返信

     ありがとうございます。書いちゃってどうなるのか分かりませんけど、かの『宗教』をカルトと言い切っているのはあの有名漫画家だけなんですよね。だけどその漫画家の人はいまのところマスコミからの攻撃は受けてはいません。

  • ラストのかたなちゃんが無邪気で、とてもカワイイ回ですね。

    うん、出所が若干アヤシイのも含めるとネタは無限にでもあるんだよ。
    あ、でも付き合いのある2国間にそのテのネタ、世界のどこと問わず無限にあるんだ。

    はい。こうして限りなく一般化して、私は擬態するのです。

    作者からの返信

     そう言えば本話は〝出所〟を示してはいませんでした。出所は以下です。何回か貼り付けたのと同じシリーズ物です。
    https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/483f04d6d36b9ba3cbd0ff88d1d57f56260b2755
    https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a3641b76eeaa341de0b5dd1a3fc66939bf0a9b2d

     文責者の名もハッキリしているし、『これは信用できる』と判断しました。しかしながらこのコラム、『はるばるチューリヒまでやって来た元首相』の事を悪く書いてないんですね。逆にむしろ誉めている。

     するとひとつの疑問が。わざわざ元首相が、スイスはチューリヒくんだりまで出張して来て、『私はサッカーの事はよく解らないからサッカーに詳しい皆さんでお決めください』的な事を言うだけって事はないだろう、と。
     しょうがないので文責は不明だけれどもウィキペディアに頼るほかなく、そこにはこうありました。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/2002_FIFAワールドカップ
     >ブラッターへの返答刻限が迫る中、招致議連会長の宮澤喜一が「日韓共催は政治にとって悪くない選択だ」と発言した。

     勝負するか勝負から降りるかがサッカー関係者に一任されているのなら、わざわざ元首相が出張ってくる意味が解らない。やって来た目的は日本側関係者が暴走(投票の実施に踏み切ること)しないよう圧をかけるか慎重派の背中を押すかといったところだろう、と個人的に分析判断した次第です。


     ただ、日韓による『2002年ワールドカップ招致合戦』、この件に於いては、他の分野で付き合いはあろうと日本は韓国と交渉はしていません。韓国は日本の競争相手であっても交渉相手ではなかったと考えています。

     これは2国間交渉ではなく、日本招致団と謎の組織との交渉。日本の交渉相手は多国籍でありながら少数の人間が動かし、しかも世界的影響力を持つ秘密結社のような存在。
     当時その上級構成メンバーであった韓国人役員が組織の内側で他の役員とどういったやり取りをしてこの結果に持っていったかなんて、日本人の誰に取材しようと永遠の謎でしょう。
     また『連盟役員でありながら、誰が規約破り案を最初に言い出したか?』なんて、これまただ〜れも証言する者などいない事でしょう。

  • 現在の韓国は大統領が普通の人になったせいか、これといったニュースがありませんね。
    それどころか、先日は韓国軍の輸送機で邦人51名がイスラエルから救出されました。
    こういった行動こそが、日本人に「参った!」と言わせる近道だと思いますが、彼の国の人たちも早く学んでほしいですね。

    作者からの返信

    >先日は韓国軍の輸送機で邦人51名がイスラエルから救出されました。

     これには驚きました。確か、『イランイラク戦争の際、邦人救出のためトルコが飛行機を出してくれたこと』が、『エルトゥールル号』の名とともに〝日本とトルコの友情〟といった表現で美談となっています(主に右派・保守派陣営で)。
     構図としてはこれとほぼ同じですから。

     しかし現在の韓国大統領の今後が怪しくなってます。

     10月11日に、首都ソウル特別市・江西区の区長選とやらが実施され、野党側が(日本人視点でかなり反日強度の高い側が)勝ってしまいました。
     投票率は48.7%と過半数割れだったという事ですけど、投票所に行った人に限った得票率は野党側56.52%、与党側(現大統領側)は39.37%に留まり、その差は17.15もの大差。
     韓国のサイレントマジョリティーがいま何を考えているのかは目視では解りません。

     これは日本にとって悪い黄金パターン(?)ですね。韓日関係改善を志向する韓国大統領の国内支持が怪しくなってくると……

    韓国大統領「頼む! このままでは俺の政権が危ういんだ。日本側も歩み寄ってくれ!」

     といった調子で頼まれ、日本側が結局ズルズルと後退を——という結果の末、日本の国際的評判が前より悪くなっていく——というのがこれまでの日韓関係。

     日本の政治家の皆さんも(特に与党側)、いい加減この手の譲歩ルートを歩かないようにして欲しいですね。こうやってもうド素人に予想されてしまっているわけですから。

  • 続きが読みたいです!

    作者からの返信

     性懲りもなくカクヨム内公募の応募作など書いていたため、9月の本作の更新がたったの3回で終わってしまいました。(1話あたりの文字数は多いですけど)

     しかし韓国絡みの見過ごせない〝新ネタ〟を作中に入れられましたし、この10月もなにか動きがありそうなので、このスローペースにも意味はあったのだと思っています。

     今さらながらの『日韓共催のワールドカップ』については、当時のいきさつを調べれば調べるほど今さらながらに解った事多くムカムカする思いです。(もう〝後の祭り〟ではあるけれど)
     あまりに触れておくべき材料がありすぎていったいどう整理しながら書いたものかといったところで、ただ今続きは鋭意執筆中です。もはやpv関係無く書いておかねば気が済まないから書いているのだと、そういった調子です。

     ただ、この『日韓共催のワールドカップ』については天狗騨記者が語るにしては〝テーマとして違和感ありまくり〟なので、近頃誰が主役なのか解らなくなってしまっているのが困ったところです。ラストは天狗騨記者で〆めたいとは思っているのですが。

  • 続きを楽しみにしています。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     慎重に〝ことば〟と〝表現〟を選んでいる甲斐あって(コレでも一応は)今のところ本作は無事です。このままの調子で続けられたらいいですね。


  • 編集済

    面白い

    作者からの返信

    ありがとうございます。日本のメディアも『右翼』と『極右』の違いくらい理解しておいて欲しいものです。

  • お見事。その視点はなかったともうしましょうか。

    作者からの返信

     ありがとうございます。

    『>問題は発生するのではない。後から人間が造り出すのだ……』←たぶんこの〝視点〟なのだと勝手に合点しています。

     つい直近では〝ジャニーズ事務所のあれこれ〟がこの範疇に含まれるのかと思います。アレの発端も外国発という構図、イギリスBBC発でしたから。

  • パンドラの匣、読んでみます

    作者からの返信

    えっ? コレを編集が通したの? って事が書かれてます。詳しくは、じき〝本編〟でも。


  • 編集済

    確かに被害者ビジネスで括れる人達がいますね。
    日本人は「潔くない」と感じるのか、このポジションを取る事をしてこなかったのですが、『日本人が減れば奴らが喜ぶ。そんな奴らを喜ばせていいのか!』と言うと、皆の心を1つにまとめる事が出来そうです。
    今まで考えたこともなかった発想で、感心しました!
    続きを楽しみにしています。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     たぶん天狗騨記者そのものが『極右』に見える人がいるであろう事を想定し、キャラクター差異化のため真性の極右に見えるよう、〝天狗騨記者ならまずは言わないだろう〟という台詞を言わせてたらこうなった次第です。

     もはやナニカが憑依して書かせているとしか思えません。


  • 編集済

    仏曉氏演説編にはいってから、圧倒的な煽情台詞が恐ろしゅうございます。
    「目の前でこの通りに一席ぶたれたら、自分も染まってしまうのではないか?」
    とハラハラする、奇妙なエンタメ感があります。
    弁論スリラーノベル! とでも呼んでみましょうか。
    なんという新ジャンル。

    概ね同意見であるので、染まっても構わないのですが。
    『自国の加害』を指摘されると途端に言い返せなくなる傾向、なかなか日本特有な気がします。
    「でもてめえらだって〇〇したじゃあねえか!」
    ぐらい言い返してみると、なかなかお国柄による反応が返ってきて面白くあります。

    作者からの返信

    >なんという新ジャンル。

     ありがとうございます。これでも一応〝最後には天狗騨記者が勝つ予定〟でこの先を組み立ててはいるのですが……

     しかし、『無双』だの『チート』だのでは盛り上がらないだろう、と考えていたらこうなりました。もちろん〝思っていない事〟は書けないわけですが。
     この先については〝乞うご期待〟以外言い様がありません。

  • なるほど、人種と民族は違うわけですね。
    考えた事なかったです。

    作者からの返信

     『人種と民族は別物』、という気づきは、日本を(日本人を)差別者だとして非難してくる諸勢力によって得ることができました。

     彼らは『日本は民族差別を解消せよ』と言うだけで『日本は人種差別を解消せよ』といったパターンの〝攻撃〟をしてきません。と同時に『日本とは文化が異なる』と言うだけで『日本とは遺伝子が異なる』といったパターンの〝攻撃〟もしてきません。

     もし彼らの〝攻撃〟が無かったならここまでは考えなかったかもしれません。『語るに落ちる』という諺(?)がありますが、『語らないに落ちる』もまた成り立ってしまうのだと考えます。

  • 続きが読みたいです!

    作者からの返信

    正直、書いてて自分でも〝これ大丈夫か?〟と思いますが、もちろん続けるつもりです!

  • こういう視点は初めて見ました。私が不勉強なだけかもしれませんが。
    面白かったです。

    作者からの返信

     前々からその〝ケ〟はありましたが、ここ数年特に〝新たな価値観によってそれ以前からの価値観が全否定される〟という事例が増えているようにしか見えません。そしてこの流れが止まる気配が無い。
     となるとこの現代で〝善し〟とされる価値観も将来に渡って〝善き価値観〟として通じないのではないか? そういう発想です。なのでこれは〝勉強〟とは関係が無いのだと思います。

  • 主人公格好いいなあ
    格好いい屁理屈だなあ

    作者からの返信

    『格好いい』と言っていただき、ありがとうございます。

  • 倒幕活動家のなかでも、わりと蘭学洋楽派寄りが並んでいるのは面白いですね。
    いざ行政府に取って代わってみると脅威を知っているだけに、腰がくだけるのでしょうか……。


    作者からの返信

     俗に言う『位負け』というものでしょうか。本物のイギリス文明を目の当たりにして(伊藤博文&井上馨)「この連中にはかなわない」と思ってしまったのか。
     しかしこれは良く解釈した場合で、悪く解釈すると日本人が外国と関わると〝向こう側の国〟の代弁者になって戻ってくるのではないか。そうした傾向がどうも否定しがたい。現代の日本でウクライナを侵略中のロシア側の立場で発言する元首相や元官僚ってロシアと関わりを持っていた人たちなんですよね。

     話しを明治時代に戻しますと、別に外国人を自国の裁判官にしなくても、後の内閣が不平等条約の改正に成功しているわけで、
    「なんだ、やればできるじゃん」とポジティブに捉えておきたいと思います。

  • 第三百二十五話【テロ論】への応援コメント

    仏暁氏の仰る通り911後テロ許すべからず、でやかましかったですね。

    私見ではあの事件は、
    〝対象戦争の時代は終わった(あるいはのち数世紀起こらないのではないか)〟
    とこれ以上なくシンボリックに世界に示されたこと、が重要と考えていました。

    だからどうというわけでもないのですけれど。

    「テロはダメ」って「暴力はダメ」くらいの道徳ベースレベルの話ですよね。
    法の埒外の主張や行動を取る場合、考慮されるわけないのでは? と不思議でした。
    で、そもそもクルアーンの法が彼らにとって上位であったのでしょうから、ナニカうすら寒い気持ちになったことをおぼえています。

    作者からの返信

     あの時は誰しも「国家VS国家の戦争は終わった」と思ったのではなかったか、と思います(もちろん自分も)。まさかロシア連邦が隣国を侵略するという前近代的な戦争をしでかすなど誰も考えなかったかと。

     私見ですが今思うに『テロとの戦い』というフレーズは『人権』という価値観によく似ている気がします。そうした一見立派に見える価値観でも〝誰が言うか〟という〝使う人〟によって胡散臭くなってしまうという。
    「口だけは理想的なこと喋ってるけど、自分達だけの都合が良くなる〝なにか別の目的〟のために言ってるだろ」ってのが透けて見えてしまうという。

     だからなのか近頃は『テロとの戦い』ではなく『テロには屈しない』という言い方に言い換えられているように思えます。能動的か受動的かの違いですね。

  • 続きを楽しみにしています。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    ことばを慎重に選んでいるとはいえ、さすがに内容が〝少しヤバめ〟になってます。
    (特にいま〝手製の爆弾〟を政治家に投げる人間が現れるとは……)
    しかし積もりに積もった文字数も既に100万字を超えているので、書き手として、ぜひとも完走させたいところです。

  • ブルシット・ジョブというのは面白い表現ですね。

    作者からの返信

    このことばの存在を初めて知ったのは公共放送(Eテレの方)の『100分de名著』という番組内でした。
    『クソどうでもいい仕事』と電波に乗っててビックリ。
    番組コメンテーター担当の伊集院光さんも「これ、テレビで言っちゃっていいんですかね(うろ覚え)」的な事を言っていました。
    公共放送、嫌う人も割といますけど、侮れません。

  • 先生、リスキニングとリスキリングが混在していますが、何か区別があるのでしょうか?

    作者からの返信

    これはですね、特に〝何か別の意味が隠されている〟とかそういう事は一切ありません。
    たまたま参考にしたサイトに『リスキニング』とあったので、そう書いた、といった次第です。

    しかし、言われてみて、ちょっと『リスキニング』と入れてググッてみたところ、『もしかして: リスキリング』などと表示されてしまいました……

    そのように表示されてしまうという事は『リスキリング』が正しいのか……と思ってしまいますが、『リスキニング』と表示されているサイトも割とちらほらと。中身が違っているという事もなさそう。

    とは言え『もしかして: リスキリング』と表示されてしまったので、折を見て修正しておいた方がいいのかもしれません。
    ご指摘ありがとうございました。


  • 編集済

    これは確かにその通りですね。
    現代に生きる我々も、ロシアに「北方領土を返せ!」と言っているものの、もし「千島も樺太もまとめてくれてやる」などと言われたら、「インフラ整備や教育や医療なんかどうするの? どれだけ金がかかる事か!」と頭を抱えることでしょう。
    そこには植民地から搾取するなどという気持ちは微塵もありません。
    きっと我々の先祖たちも朝鮮半島や台湾の近代化に頭が痛かったに違いありません。

    作者からの返信

     『日本は台湾や朝鮮半島を植民地支配した!』と言っておくのが現状の日本におけるポリティカル・コレクトネスですが、日本の台湾・朝鮮半島支配は、イギリスのインド支配や、オランダのインドネシア支配といった典型的植民地支配とは趣を異にしていると思います。なにしろ『植民地』なのに本国に富をもたらさない。

     外国に日本のケースと似ている存在があるとするなら、それは『アメリカ合衆国におけるハワイ島』ではないかと。ハワイは拡張されたアメリカ合衆国で、アメリカの植民地ではない事になっていますから。

     『日本は台湾や朝鮮半島を植民地支配した!』という『常識』は再考の余地がある〝一時的な常識〟のように思えます。

  • 日本がそんなに多くの外国人を受け入れているとは初めて知りました。
    まともな人たちが来るのであれば、特に反対する理由は無いのですけど。
    現実は難しいでしょうね。

    作者からの返信

     『日本は世界第4位の外国人受け入れ国(2016年)』は、2019年の日本経済新聞の記事から知りました。初めて知った時は「なんじゃーっこりゃーっ!」となりました。「『右派』の安倍政権(2016年当時)じゃなかったのかーっ」、と。

     ともかく日本が受け入れた外国人は二つのタイプに分かれると思います。


    1.『日本で稼いだ資金を元手に故郷(出身国)で一旗揚げよう』勢

    2.『もう故郷(出身国)には夢も希望も無い。だから日本で生きていく』勢


     同じ日本定住外国人でも『1』は単なる外国人労働者、『2』は真実移民です。
     この『1』対『2』の比率が今どうなっているのか。
     日本はただただ外国人を受け入れ続けるだけで、そこいら辺りの調査などしていないんじゃないかと思います。自分はその比率について聞いた事がありません。もしも〝調査などしてない〟ということなら問題です。

     『オーバーツーリズム』ということばがあるように、受け入れるにも〝適正な数〟というものがある筈。与党政治家達はそこまで考えてやっているのかどうか。


  • 編集済

    ここは植民地経営みたいな分割統治の手法でしょうか?
    スローガンよりもアクションが大切ですね。

    作者からの返信

     話しは少し長くなります。
     これはあくまで個人的経験に基づくものですが、『学校のクラス』というのは、どのクラスも〝自然に分割状態になっていた〟と記憶しています。
     具体的にいうと、学校へ登校し口をきく相手は決まった範囲の相手ばかり。他は他でグループを作っていて、口をきいたことも無いクラスメート(男子でも)もいたりする。

     現在『陽キャ』という造語が存在していますけど、昔であっても事情はあまり変わっていないように思えます。いくつかできたグループの中に、いつの間にか〝クラスの中心みたいなもの〟になっている集団が、確かにいました。

     良くも悪くもこうした連中のまき散らす雰囲気がそのままクラスの雰囲気になっていました。つまりこの中心連中を上手くコントロールできればクラスの雰囲気を自在に操れる理屈になります。

     〝今考えれば〟の後知恵ですが、小五・小六時のクラス担任がこの手法を使っていたように思えます。当時のクラスの中心連中が(たまたまだろうけども)授業中積極的に手を上げハキハキと発表するような、いわゆる陽キャで且つ比較的勉強のできる者たちでした。だから担任がこの連中を優遇するとクラスの雰囲気が『勉強がんばらないと!』になります。事実なりました。

     ただ後で知った事ですが、勉強の比較的できない子の母親の中に『あの先生はえこひいきをする』と、毛嫌いする者がいたという話しです。

     とまれ、この陽キャたち、極悪なことはしないので、自身が在籍した他のクラスと比べてもこのクラス、比較的よくまとまっていたように思えます。ちなみに、この自分はハキハキと発表するようなタイプの人間ではなかったため陽キャグループには入っていませんでした。残念。

     しかし『良いクラスか悪いクラスか?』と訊かれたなら間違いなく『良いクラスだった』と言えるかと思います。

     これが思い出され、本エピソードに反映されています。ただ、仏暁信晴氏の場合は手法は同じでも〝優遇〟とは真逆のアプローチです。当時の小五・小六時の担任が、ろくでなしグループが中心連中になっているクラスの担任になったならどうしていたろうと、ふと思いました。

  • 面白くなってきましたね。
    ここからどんな風に仏暁信晴氏が極右に持っていくのか、楽しみにしています。

    作者からの返信

    ここから後はいよいよ本格的に〝表現の自由を巡る攻防〟になりそうです。
    〝攻防〟とはいってもその時は一方的に通告されるだけ、なんでしょうけど。

    気分的にはコーナーギリギリを攻める感覚です。レース、やった事ありませんけど。

  • いやあ面白いです。

    イジメをCaseのCでしか見れない者と
    CircumstanceのCで見られる者は決定的に知能の差があり相容れないとどこかで読んだような。
    多くの俗なスポットニュースは前者ですね。

    刀ちゃんは名前だけで凛とした眉と鼻筋が想像されなかなか頼もしく美しくあります。

    作者からの返信

    『面白い』と言って頂きありがとうございます。

    ココの部分はいわゆる〝前フリ〟なんですが、ここを描かないと当パート主人公と天狗騨記者との接点が無くなってしまうので、筋(一応そこは意識している)が成り立たなくなってしまうのです。

    そんなわけで正直『ココ、どんなもんだろう?』と思っていた訳ですが、書いた甲斐がありました。

  • 出ましたね、玄洋社!
    じゃなくて玄洋舎。
    私は夢野久作のファンなので、ここで出てくるとは驚きました。

    作者からの返信

    当方は、と言うと、「ここで夢野久作⁈」でした。
    ググッてみると杉山茂丸氏がお父さんなんですね。なるほど、確かに『玄洋社』です。
    出身地が福岡で、玄洋社も福岡が本拠地。
    それで『ドグラ・マグラ』の舞台が地元九州帝国大学だったと(たぶん)。ちなみに、原書を読んだわけではなく、NHKのテレビ番組を見た記憶が断片的に残っているだけです。

    ところで、なぜにここで『げんようしゃ』かというと、朝鮮(韓国)にシンパシーを抱いてしまう日本人って、どこが起点なんだろう? と考えたとき、どうもそれは『玄洋社』からなんじゃないかと、そう思ったからです。
    なにぶんにも明治の頃の話しなので状況も今とは違っていて、「あの時代ならアリと言えばアリか」と言えなくもない、といったところでしょうか。

  • 日本人最大の弱点とは「おもてなしの心」あるいは「相手の立場を代弁してしまう」事なのでしょうか?
    確かにその傾向はあるように思います。
    言い換えれば、議論が下手なのかもしれません。
    事実と見解を区別する、人格と主張を区別する、などの基本が出来ていないままに議論する場面を日本では良く目にする気がします。

    作者からの返信

    >日本人最大の弱点とは「おもてなしの心」あるいは「相手の立場を代弁してしまう」事なのでしょうか?
    はい。
    このコメント、まったくその通りです。

    いわゆる「長所は短所」というもので、これは純粋にキャラクターに喋らせたセリフに留まらず、私見でもあります。

    日本人最大の弱点が「おもてなしの心・相手の立場を代弁してしまう事」、と言ってのけられる感性は、言ってて自分でも〝非道〟だと思ってしまいますが、つい最近〝あの今のロシア〟を代弁する日本の国会議員がちょっとした話題になっていまして、そこで思ってしまった事は(こういうの前にも見た)といった既視感でした。
    この国会議員の場合、(ロシア人の友だちか知り合いがよほど多いんだろうなぁ)としか思えませんでした。

    さて問題はこの国会議員が日本人の中で例外的に頭がおかしいのか、日本人なら割と嵌まりかねない陥穽なのか、どちらか、という事になりますが、(今のロシアの代弁をする人間は希でも、固有名詞が変わったら分からんぞ)とそう思ってしまった次第です。

    日本人は少し〝自我〟が弱いのかもしれません。そう感じます。

  • 齋藤様

    漸く追いつきまして、記念につらつらと。
    まずは本著にて最近の己の知的怠惰に相当自省ができましたので非常に感謝です。

    『機能性文盲』、言いえて妙かと思います。これの惹起に『勝ちたい』『傷つきたくない』と時代病が吹き荒れ、論を交わすにあたり〝互いの持論を賭けている〟状況がそうそう現出しません。
    徒労感ばかり、何の益も刺激も無い。

    こりゃもうノンポリでいようとノラクラしてましたが、そう私の知識欲は単純ではなかったのか、良い目覚めになりました。
    そんな今の立場から見ると私のレヴューは偏らせないよう意識したゆえに、偏っています。加筆の誘惑も若干ありましたが、自筆の責ですので享受。

    そしてやはり中道CAPは良いです。
    「私からよく言っておきますので」に至っては芸術的です。つい快哉。
    エキセントリック名探偵の横に常識人助手、など定番ですがこの対比、素晴らしいワトソン博士ぶりかと。

    続稿を楽しみにしております。

    作者からの返信

     『機能性文盲』(あるいは『機能的非識字』)、『物語』の中でなら使えても、『エッセイ・評論』などではどうか、といった表現です。今度は、ではそう言った本人は〝あらゆる文章を正確に理解できるのか?〟が問われる事態となるので、とてもとても使えません。

     建設的な議論がまれであるのはしょうがないと思います。これまた『物語』の中だから登場人物たちが侃々諤々やり合ってますが、最近の議論は元々ほんの少しでさえも目的を共有していない者同士のやり合いばかり。そこにあるのは論破しただのされただの、といった勝ち負けのみ。こうした議論は、却って対立を深めるだけで生産性はまるでゼロ。また、そうした構造が見えてしまう人間で且つ平和主義者な人間は最初から議論などする気も失せてしまうというこの循環。

     〝続稿〟への期待ありがとうございます。あと一つだけ、未だ触れていない〝あのヤバめのネタ〟がありますが、これを書いてしまうと『運営案件になりかねないのか?』とも考えてしまいます。なにしろカクヨム内でその手の前例が実際あるので。
     そういう意味で『中道キャップポジション』は重要だと思います。

  • 日本人最大の弱点とは英語の事でしょうか?

    作者からの返信

    英語は〝日本人かなりの弱点〟だと思います。特に喋ること。英語に限らず外国語ができないとそもそも外国人に対して何も伝えようもないですから。(自分も英語、喋れませんけど)
    hekiseiさまはアメリカで暮らした経験があるのでしたよね。(何しろさりげなく御作を拝読してますから)
    これは御作を読み続けてきての直感ですけど、hekiseiさまの場合〝日本人最大の弱点〟を克服しちゃってるのかもしれません。
    しかし、せっかく〝日本人かなりの弱点〟を克服できているのに〝日本人最大の弱点〟は克服できていない。そんな日本人をよく目にするような気がします。
    というわけで思わせぶりになってしまいましたが、詳しくは『次回』です。

  • いつも楽しく読ませていただいております。ありがとうございます。


    >(『しかしだからといって』をリアルに使ってきたか!)
    実家が購読していたため、
    【しかし~といって構文】
    【とはいえ~でよいのだろうか構文】
    は耳目に張り付いていました。
    これを何度読んだことだろうか!!
    と、この一節には盛大に笑ってしまいました。
    ある意味天狗駄氏に失敬をしました。

    しかしあれは十数年以上も前の頃なので…不思議な気分です。

    作者からの返信

    新聞をとってはいても、ろくに読んでない人って意外と多いんじゃないかと思います。そんな中〝社説〟まで目を通していたとはさすがです。
    実は同紙を我が家もとっていました。この構文、〝特定の外国〟をテーマとした社説でよく見かけたような覚えがあります。
    我が身を犠牲(?)にしてまで、どうしてそこまで外国をかばうのか、その心の内は今もって謎ですが、ある時点で『切り捨てる勇気』を持つことも大事だと思いますね〜。

  • いつも愉しく読ませて頂いております。
    どうしても御礼を伝えたくなる性分です。

    「このような不勉強、そもそも知に不誠実なキャラに、お騒がせ誌とはいえ支部局の長が勤まるものであろうか??」
    という目でミスターリベアメ長を見ていましたが、この不屈このスタミナ。偏見一徹すれば信念とでもいえましょうか。

    もののふに惻隠の情あり、
    もののけに忖度の情なし

    不幸にもリベ長はもののけ側の男と相対しておりますが、その中のこのタフネスにはなかなか賞賛を送りたくあります。

    作者からの返信

    『ミスターリベアメ長』とは素晴らしいネーミングセンスかと思います。

    この人物については〝特定の人物〟を指すというよりは、『アメリカンリベラルの対日観の総体』のようなモノを描いているつもりです。

    近頃は中国の軍事的脅威の度合いが以前とは比べようもなく上がっているので、アメリカンリベラルも表向き日本に甘く(?)なっているようにも感じますが、果たしてその真の内心やいかに?

  • 天狗騨氏もしっかり疲労を感じているのですね。
    信念に拠って論じている限りは脳内麻薬分泌が止まらない、エンドレスロジカルハイマンのように勝手に思い込んでいました。
    心身を削って戦うさま、さらに親しみが増します。

    作者からの返信

    天狗騨記者はとてもとても常人離れしていて、いわゆる『等身大』とはほど遠いキャラです。
    なので親しみを持ってもらえるとは思ってもいませんでした。驚きとともにどうもありがとうございました。

  • 新しいキャラが出て来ましたね。
    私の方も明日と明後日に新聞記者を登場させます。

    作者からの返信

    そうですね、天狗騨記者と論争バトルするキャラにはならないのでそう長々と登場するキャラにはならなさそうですが、話しの流れ上、登場は必然といったところです。

    小説は〝文字だけの表現〟なので以前から登場していたキャラと比べ〝似たようなキャラ(いわゆるキャラかぶり)〟にならないよう、やけに謙虚にしてみた、といった次第です。


  • 編集済

    新たな局面に入ってきましたね。
    期待しています。

  • 読み終わっていませんがもう我慢できないので書いちゃいます。
    滅茶苦茶面白いです。
    しかし中道CAPイイ上司……若干保身がヘタそうですが関係ない。ついていきたくなりました。

    作者からの返信

    秋島歪理さまへ

     本作における第2弾のレビュー、ありがとうございました。
    『論理聖剣エクスカリバー』『もはや読む殺陣』、優れて素晴らしいキャッチコピーだと思いました。センスがあります。

     政治・思想モノのやっかいなのは物語に落とし込む事はできても、政治・思想モノ故にその価値観(天狗騨記者の言説)には『同意・不同意』、『好悪の感情』がつきまとうのは避けられないという点にあります。
     まして扱うテーマは種々に及んでますので、『コレは良いんだけど、こっちはね』という〝是々非々〟になる可能性も高い。そんな時は『あぁ、こういう視点もあるのか』といった感じで読み進めてもらえたら幸いです。


     しかし〝中道キャップ〟にファンがつくとは思いませんでした。そうですね、確かにこの本作に出てくる登場人物の中において、マトモな人は中道キャップくらいしかいないのかもしれません。
     ちなみに中道キャップは天狗騨記者の論敵ではないのでこの先登場頻度は減っていくんですが、天狗騨記者の話し相手としてこの後もちょくちょく登場し続けます。