何やら何やら、悲惨な不法滞在者をクローズアップして報道するのも目に付きますね。急にどうしたのでしょう。
そういうのはフィクション映画ドラマ小説でする人道のお話だと思いました。
作者からの返信
そう聞いて思い出すのは『スリランカ人女性が入管施設で死亡していた』という事件です。メディアはかなり大きく取り上げていました。
しかしです、これは主観100%の〝見え方〟ですが、その割に社会の反応が冷淡に見える。日本という国が国際的に非難されているのも同じなのに誰も血相も変えずに淡々と過ごしている。
『報道』の影響力が段違いで落ちているせいかもしれませんが、今の日本人は昔の日本人(と言ってもせいぜい90年代くらい)と比べ既に〝別種の日本人〟となってしまっているような気がします。
『改革』の結果、『1億総中流社会』から『格差社会』へと社会が変質してしまったから、のように思えてなりません。
一般の日本人は別に外国人に対する差別意識を持っているわけじゃないんだと思います。
よき市民でない人たち、反社的な人たちに対する怒りがあるわけで、怒りの対象は外国人だろうが日本人だろうがあまり関係ないのではないでしょうか?
あと、ネトウヨというのは右翼というよりもアンチ左翼といった方が正しい気がします。
右翼とアンチ左翼は似て非なる存在だと思います。
作者からの返信
そうなんです。〝一般の日本人〟は別に外国人に対する差別意識を持っているわけじゃないのに、〝一般の日本人じゃない日本人〟が『日本では外国人・障害者・少数民族・性的マイノリティが差別を受ける事案が少なくない』という趣旨のアピールをしてしまう始末です。その〝一般の日本人じゃない日本人〟というのは今の内閣総理大臣なのですが。(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/discourse/20240205message.html参照)
『少なくない』とは『多い』と言っているのとほぼ同じです。
庶民の犯罪に対する怒りに国籍が関係無いというのは正しくその通りです。実際『東名煽り運転死亡事件』では「こんな奴を許してはならない!」になっていました。『ルフィ事件』も同様でした。日本人にも当然ながら極悪人がいるものです。
ただ、これが外国人による犯罪の場合、日本のマスコミが余計なことをします。
善良な外国人に喋らせます。
それを見させられた側は「こんな善良な外国人もいるんだからくれぐれも差別するなよ!」というメッセージとしか感じられません。
或る民族が犯罪者ばかりで構成されているとか、善良な者ばかりで構成されているとか、その両方ともあり得ない事くらい大抵の日本人は解るのです。
早い話しなんかカチンと来ます。あるいは犯罪者をかばっているようにさえ見える。
『ネトウヨ』という造語が定着したのは小泉首相の辺りでしょうか。その正体は『小泉ファン』で、権力側についていました。ファンになったきっかけは概ね『首相の靖國参拝』ではないか、と思います。
『右翼』は割と韓国に優しいです。『玄洋社』の頃からなので(当時は『大韓帝国』という名ですが)もうこれは一種の伝統でしょう。この点韓国嫌いの『ネトウヨ』とは趣を異にします。だから指摘は当たっていると思います。
その『ネトウヨ』が『アンチ左翼』というのも当たっています。ただ『左翼』と言ってもそれは真性の共産主義者などではなく、具体的には『朝日新聞』なのでしょう。小泉首相が靖國神社に参拝する度にシャカリキとなり先頭に立って攻撃していた記憶があります。
これに当然の如く『小泉ファン』は反発しネットを使い朝日新聞を攻撃する。(当時はSNSなど無いので『ネット掲示板』が主戦場)
これにさらに反発した朝日新聞が『反小泉サイド』のネットスラングに過ぎなかった『ネトウヨ』を遂に新聞記事に使ってしまい両者は互いに互いを敵と見なす本格的な対立関係に。
別に朝日新聞は『日本社会を社会主義にしよう!』とは夢にも思わない集団でしょうが、『左翼体制の国』の味方をする報道を長年にわたり繰り返してきたため〝左翼扱い〟になっているのでしょう、たぶんですが。
だから『ネトウヨ』という思想は変わっています。基本『小泉ファン』(後に『安倍ファン』)なので思想的に『親米』になってしまうという。
そんな調子なので日本は排外主義を唱えまくる『正統派の極右』がいない平和な国です。未来のことは分かりませんが。