応援コメント

第四百三話【政権交代のまた交代】」への応援コメント

  • この『仏暁』という創作きゃらくたあの話は今回、何か耳が痛いですなぁ。

    選挙に行かないことを想像するとき、わたしは
    『傍観者は発言権を失う』
    ということを、常に自戒するのです。
    それでもいいのかお前と。
    が、それでも投じ甲斐がなく感じてしまうのです。

    勉強が足りませんね。アンテナの立て方も。

    作者からの返信

    『傍観者は発言権を失う』、よく言われます。マスコミから。
    作中でも登場人物に言わせましたが、一見正しいように見えてもこれは〝絶対的正論〟ではなく〝条件付きの正論〟です。その条件とは〝あらゆる思想が選べること〟です。

    ついこの間、ロシアのプーチンが「選挙で勝った!」とか言ってましたが、最初から特定の思想が選べないように仕掛けがほどこされた選挙など、『発言権を失う』以前に最初から発言権が無いのだから選挙に行こうと行くまいと同じです。『プーチン支持者』なら選挙に行く意味はありましたが。
    これと同じで『選挙に行け』と言ってるマスコミはきっと己の思想と合う政党があるからそんな事が言えるのでしょう。

    「なんでもいいから選挙に行ってとにかく投票しろ」は危ない主張と考えます。なぜなら相手は人間だからです。
    選挙の一票には政党名と候補者名を書けるだけで、「あなたの党のファンです」と「仕方なく消去法であんたの党に入れただけだ」との区別がつきません。
    「仕方なく消去法であんたの党に入れただけだ」のつもりが、投票される側の視点では「俺はこれだけ支持されている!」にされてしまいます。それが人間ですから。すると何を始める事やら。なまじ投票率が高いとよりこっちに傾く危険度が増す事でしょう。これならむしろ、投票率は適当に低い方がまだマシです。

    やはり選挙には思想的にあらゆる選択肢が必要です。あらゆる選択肢があると票が分散するので却っていいのではないかと考えています。少ない選択肢の中から仕方なく選ぶのはよろしくないです。(だからアメリカには感心しない)マスコミの方々にはぜひここでも『ヨーロッパを見習え!』と言って欲しいものです。普段から割と言っているのですから。

    編集済