セクス・エクス・マキナ

介護用アンドロイドが普及した近未来。
人によく似せて作られた彼らは、人間を助け、癒す存在として広く受け入れられていた。
一方で、生殖器を備えた彼らが新たな福祉・厚生として、拡がっていき、「セクサロイド」と
半ば、侮蔑を込め、呼ばれるようになっていた。

そんな中、父の死をきっかけに、アンドロイドを相続することになった女子大生、純。
いくつかの不安を抱えながらも、アンドロイドの安藤さんを家に迎え入れるのだが、
彼女は、ある夜、純に夜這いをかけてくる。

アンドロイドが人間を襲う（性的）理由とは。
安藤さんのＡＩには、自我が芽生えてしまったのか。
そして、純が出す、安藤さんへの答えとは？