SFジャンルは今まであまり見ませんでしたが、それを後悔させてくれる作品でした。主人公の抱える孤独と対比して後半の躍動感には宇宙のロマンを感じざるをえません!
小説ユニット「モラとリアム」のリアムです! ただいま鋭意制作中!🌠 よろしくお願いします🙇
この作品は出会いを描いた物語だが、それは人と人との出会いではなく、ヒトに近付いたAIと、ヒトから遠ざかった*****との出会いを扱っている。「二人」は電波を介して「会話」を積み重ね、お互いの存在…続きを読む
物寂しげで、けれど美しい月の描写。そこにいるのはヒトでないものだけ。エコーとウィスパー、どちらもヒトではないからヒトと同じように思考することはできません。なのに彼らはお互いを理解し合っているとい…続きを読む
わたしは自我を獲得したと同時に「孤独」の概念を理解した。ここから始まったらきっとぐっと引き込まれたと思う。月の風景も、もっと簡単な言葉で描かれていればきっと人の心に響くと思う。そういう意味では…続きを読む
ディティールへの拘りはその作品の完成度に直結する。SFを嗜む諸君ならばその意を重々承知のことだろう。 この作品はその点に置いてしっかりとしている。ただでさえ設定や世界観が複雑になり難解と言われが…続きを読む
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