天と時のファンタジー

絶対中立を貫くシレア国の王子カエルムは強国テハイザへ訪問し王との謁見を望んでいた。
滞在中、テハイザの天球儀に異変が起き、時を同じくして自国の時計台にも問題が起き……。

第二十話まで読了時点のレビューとなります。

王子カエルムと従者ロスの関係がとても爽快です。
それぞれの個性や役目も際立っていて、二人のやり取りは大変テンポ良く面白いです。

二人はテハイザに留まることになりますが、他国の書庫で歴史書などを読み解いていく様子がとてもわくわくします。
彼らを案内する現地のクルックスやスピカといった下働きたちも良い味を出していて、今後どのように物語が進むのか楽しみです。

果たしてテハイザの王に会えるのか――。
それも大きな物語の核のように感じられます。
更新を楽しみにしております、執筆がんばってください!

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