天空の標

作者 蜜柑桜

ハードボイルドの味わいもあります。

  • ★★★ Excellent!!!

一国の王子カエルムが従者ロスとともに
他国に外交交渉にきています。
この二つの国はとなりあっていて
山の国と海の国といってよいでしょう。
山の国のカエムルが海の国にやってきた。

ふたつの国はとなりあっているだけではありません
天球儀と時計をそれぞれの宝としていて
どうやらこのふたつ関係がありそう。
カエムル来訪時に海の国の天球儀がとまってしまいます。
ずっと星の動きに合わせて動いていたのですな。
時を同じくして山の国の時計がとまってしまい、
国からカエムルに知らせがきます。

カエルムとロスはずっと城に足止め
城の中を探索したり、
世話係としてつけられた少年と幼女とともに
城を見学したり。古文書を調べたり。
城を舞台にしたハードボイルドの感があります。

クライマックスはカエルムが王様に会うところから。
そして、カエルムがとうとう城を出るときです。
つづけて異変が。
トンネルを走ってきて、抜けたような視野の広がり。
お楽しみくだされ。

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