格好いいよりもカッコイイ

 異世界転生×変身ヒーローという、ありそうでなかなかない組み合わせの物語です。

 しかし文体、舞台装置、設定は、ニチアサに代表されるような、イケメン新人俳優の登竜門の如く集まる、昨今の特撮とは少し違い、スノッブとかオシャレといった言葉よりも、ただ一種類カッコイイと感じるものです。

 寧ろゴールデンタイムに放送していた頃の熱さと、ラノベのお約束ともいえるようになった温かさがある、令和の今だからこそ現れた物語だと強く感じます。