これほど元気をいただける詩集は、そう滅多にお目にかかりませんぜ!

難しいジャンルをあげるならば、迷わず「詩」であると思います。小説の掌編に、似て非なるものが「詩」です。短い文章で自身の想いを著し、かつ読み手の心を動かすのは至難の業ではないでしょうか。今作はテーマである「月」を大前提におき、そこに書き手の想いを込めて綴られています。まずは読んでほしい。これほどひとの心を動かす詩集にはそう出会いません。言葉の持つ力を今作で堪能なさってください。

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