第6面 沈黙する私と囁くわたし

私はわたしと紡ぎ囁きあうのが

怖くなり、押し黙る


沈黙する私を

じっと見てわたしは囁く


なぜ黙るの

何が気に入らないの

そんなに自分を知られることが怖い

誰かとわたしと向き合うのが怖いのか


わたしが囁く言葉に

私は何も言えなくなる


その通りだと

私は誰かと向き合うのが怖い

臆せず話すことがどうしても出来ない


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