第20面 鈍感で、敏感な私

悪意ある視線や声には敏感

好意ある視線には鈍感だと思う

でも私は好意自体が今一つわからない


人柄を見るのは鈍感

初めて会う人の内面は全く読めない

信用出来る人、出来ない人

見分けがつかずに怖くなり

会話が全く弾まない


それでも私に付き合ってくれる

友人達、ありがとう


嘘はつかないで

視線や表情、声質で

嘘を敏感に感じてしまうから


示し合わせた嘘ほど

傷つけるものはない


わたしは囁く

あまり気配に敏感になると

あまり人の内面を気にすると

人間不信になるよ


狭い世界に閉じこもっていないで

ちょっと力を抜いて

広い目で世界を見よう

そうすれば、またいつもとは違う

素敵な出会いが待っているかも…


囁くわたしに

それでも自分の世界を広げるのは怖い

変わることは難しいと私は語る


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