文字を使った芸術である〈文学〉の可能性について考えています。特に語彙・譬喩・文体・ルビなど、言葉の表徴や装飾性に関心があります。 独り善がりな不定期更新であ…
「世界が白く燃えている」という「白」に埋め尽くされた、夢なのか現実なのか定かでない、美しくも激しい場面から物語がはじまる中、主人公であるエルバは見知らぬ荒野で目覚めることになります。エルバの手に…続きを読む
まさにタイトル通り、花と贄の物語でした。植物がなく、荒涼としながらも美しく、そして生々しく描かれる世界。そんな世界の物語の中、「花」と「贄」は重要なキーワードとなります。それだけでなく、登…続きを読む
1話で惚れました。これはかなりのものだと、流れるような文章が素晴らしいです…。
視点の移り変わりが自然で、戦闘も臨場感がありました。なにより、緻密な文章で描き出される重厚な世界観と、多彩な背景をもった登場人物たち。作中の細やかな設定も楽しませて頂きました。剣と三つの願い…続きを読む
もっと見る