金銭感覚の形成

 実家を出てから習慣化したことがいくつかある。そのうちのひとつが「家計簿をつける」で今も継続している。


 理由としては「自分の力で生活費を稼ぎ、金銭管理していくなら収支の把握は必要」「お金にだらしない人間にはなりたくない」といったところだけど、母親の影響も大きい。


 母親も家計簿をつけていた。毎晩食卓机でレシートを見てノートに書き写す。その作業を子供の自分はよく眺めていた。その光景は大人になっても濃く脳裏に焼き付いている。


 独り暮らしするなら家計簿をつけなさい、なんて教えは一言もない。ただ自然に家計簿はつけるものだと思っただけだ。

 ノート記入ではなくDSの家計簿ソフトを使用しているので、記録も手間がかからない。


 おかげで収支のバランス感覚は整っている。

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