真心とは普遍的価値であり

流れるような文章や場面運びに、少しのストレスもなく、一気に全話読んでしまいました。

時代も国も、そして心珠の美醜にも関係なく、縫と安利の間にある愛情は慎ましく崇高であり、その内容は普遍的価値がある。
二人を取り巻く人間や制度が厳しいものであったとしても、それらは少しの雑音であり、確かに刻んでいく日常に多くの問題とはならない。

この決然とした生き方を選んだ二人の医師がとても眩しく感じられました。
心珠という架空の存在により人の価値を測る風習すら、彼らの絆を強める要素に思えるほど。

素敵なお話をありがとうございました!ヽ(^。^)ノ

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