短編とは思えない読み応えの序章

最初から黒い羽と月の光のコントラストが演出されていて視覚的な表現が上手いなあと感じました。こむさんの書くものには抑圧的な環境からの解放が根底に見られるものもあるのですが、本作はまさに主人公が行動を起こす時に「走る」「跳ぶ」というアクションが強調されていて面白かったです。

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