実体験や見たこと聞いたことを自然に、創作物の体を成して入れ込んでくる、どこかエッセイのような読感のある作風が好きです。
犯罪小説とかディザスターものとか書きたいな。
誠実に張られた伏線と言っておいてなんですが、私が勝手に伏線だと思っているだけのことなんですが、時谷さんの好意の形がしっかりと一貫しているんですね。 一見すると話の主軸として鳥にフォーカスがあたっ…続きを読む
季節ともあっていて、ほんわかとした印象に好感を持ちました☆
人は出会うよりもすれ違う時の方が圧倒的に多いのですが、出会っても縁が切れることが多々あります。そんな人という曖昧な生き物の縁を、鳥が結んだ物語でした。あったかくて、いいお話です。
とにかく砂糖含有度の高い今作ですが、もはやラストまで完全な王道展開で「読む砂糖」と言って差し支えないでしょう。あと、小鳥の生態が異様にリアルです。これは飼っている人にしか書けないやつですね。
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