お金と暇を持て余したおじいちゃんが抱えたギターは……

30年前に一発当てた宝くじを元手に、裕福な暮らしをするおじいちゃん。
孫もいて、幸せだ。
しかし、平穏で、味気ない日々。

そしてぽちったのが、フェンダーUSAのストラトキャスター。
さすが耳の肥えた有閑おじいさま、お目が高くて渋くてすてき♡笑

男の中に眠っていたロックの本能が、おじいちゃんの服装を星条旗とラッパジーンズにサングラス姿へ変え、財力にものを言わせ自宅に防音スタを作り、あっという間に高齢者の仲間を見つけて老人バンドの完成。

迷惑千万被る家族の発言と、地の文が面白すぎる。
すらすら読める、時間泥棒系小説。
ずーっと笑っちゃう。

このおじいさんたち、カクヨムの生きる伝説になるかも。
超おすすめです!

その他のおすすめレビュー

@junstaさんの他のおすすめレビュー154