ゆったりした描写に惹き込まれる。

作者ならではの、ゆったりとしたリズムで綴られる色のある描写。一面の銀世界が眼前に広がるようだ。

姉弟の別れの話ではあるが、不思議と哀しさを感じさせないのは、最後の一文の効果だろうか。