【0:12】とびかう雑学
◇前の時間に出てきた作品情報
<エッセイ・ノンフィクション>
世の中に数多ある創作指南本。作者が実際に読んだ本を紹介します。
「面白い小説を書く方法を見つけたい」
連載中
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884773715(綾束 乙様)
<異世界ファンタジー>
もう一度。今度こそ
「夜の王は静かに暮らしたい」
完結
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884874593(lager様)
<異世界ファンタジー>
後に不死身の聖騎士殺しと呼ばれる男と稀代の兵法家と呼ばれる女の旅の一幕
「征四郎呪法剣 ~ディルス大陸戦乱記~」
完結
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888638451(キロール様)
<SF>
脊髄チップに刻まれた記憶が紡ぐ真実とは?
「パブリック・エネミー」
完結
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888837193(キロール様)
【2019年4月14日 0:12】
ぴ~とるいじ:
特にバトルものを手掛けている人にオススメの一冊
「火吹きドラゴン武装店倉庫 武器黙示録」
笠倉出版 ¥1000+税
ダイスダンジョンでの
「チャークー」という名称だが、ネット検索しても出てこなかったから優秀かなと
夜会での鰤とは、カクヨム作家であるえーきち氏のことである。(意味不明)
(前々回の夜会(3回目)が公式レビューをもらったという記念に、前回の夜会で、ぴ〜ちゃんが「ヴィジュアルサウンドノベル」にすることを提案し、3回目の各参加者に打診と、ついでにキャラクタとしてのヴジュアルをどうするかで、妙な盛り上がりをみせました。
第四次書読作家的創作談義 内
「ぴ〜とさんのゲーム」①〜③
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888029825/episodes/1177354054888035954
その後、調整をつづけられ、できあがったフリーのノベルゲーム。当初から「人外」枠だったえーきち氏のヴィジュアルが、フタを開けたら
参考
「Freem!ふりーむ!」(Mac非対応)
https://www.freem.ne.jp/win/game/19328 )
気に入ったらしく、バルバロ氏(夜会1、2回目参加)主催の自主企画「【試験的】TRPG「風」ストーリー制作場【あくまで風だよ】」https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054888316426
のため書き下ろした作品の中で、ぴ〜ちゃんは鰤をキャラとして登場させている。
作中より引用。
>俺の隣を歩く “
しかも話しに聞いていた
◇ダイスの言う通り! 出た目の結果で物語を書こう!
「ダイスダンジョンロールプレイング」(完結)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888317093
この物語のなかで一人、異彩を放つエー=キチが持っていた武器、チャークーが載っている「火吹きドラゴン武装店倉庫の武器目録 (クエスト・オブ・ファンタジーシリーズ) 」は、幻想と銘打ちながら、伝説や神話の武器はいっさい出てこない。あくまで歴史に存在した武器のデータをイラストとともに紹介する。
同じ出版社から先に出ている「幻想世界武器事典」に酷似していて、どちらも収録した古今東西350種の武器を、6つのカテゴリーに分けて解説。(刀剣、短剣、長柄、打撃、遠距離、特殊)
古くはマール社の「武器」があり、そちらはこん棒から核兵器まで、(近代の”銃”や、投石器、列車砲・ICBMという”兵器”も)体系的に扱うのに対し、ゲームや小説などファンタジー世界のモデルになる古代〜中世時代に範囲を絞っている点も、特色だ。
(ちなみにチャークーは、
参考資料
新紀元社のFILESシリーズですね。
銃器とか世界観とかこれを参考にしてるです。
同じく武器に関する資料を上げてきたモッチー(企鵝モチヲさん)の代表作。
◇気がつけばそこは荒野だった。伝説のガンマン×女子高生の〈不死者〉をめぐる旅路。
「明日喪き我らの征く先は Bride of Rip van Winkle」(連載中)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887661736
情報を網羅し提供することに強い新紀元社は、ミリタリーや歴史、プラモなど趣味人がほしそうな知識の本が多く、代名詞的なFILESシリーズは、『興味を知識に変える マニアックなテーマをまじめに図解するF−Files 図解シリーズ』とうたう。その守備範囲はジャンルに縛られることなく広い。
自分の興味を引くものが一冊は見つかりそう。
最新はシリーズ57冊目の「図解 潜水艦」で、別に「図解 空母」「図解 戦艦」も存在する。銃関係だと「図解 スナイパー」「図解 ガンファイト」「図解 フロンティア」「図解 ハンドウェポン」あたりかと思うが、その特化具合に震える。
参考資料というか、参考にしてるのは帝都物語です。
言わずもがな荒俣 宏著「帝都物語」。テレビでコメンテーターとしてお見かけすることも多い、
初版が昭和六十年(1985)だから、それから実写映画化(1988)、OVA化、コミック化と、当時小説からメディアミックス展開した作品としては最初だったのではないか、作品の方が各媒体をのみ込むような、深さと広がりと、緻密な知性で編まれた強度をもっている。
原作の小説にも、メディアミックス展開した作品からも、影響を受けた人や商業作品は数知れず。もはやその流れは系譜に近い。
あとがきで、日本の古い文芸の豊かな怪奇に魅せられたという著者は、この妖異譚で
サイキック伝奇長編小説、とも言われていた「帝都〜」は現在は下記のように紹介されるらしい。
>日本初の風水小説にして、あらゆる叡知が結晶した大崩壊小説(カタストロフィ・ノベル)
(本編は全10巻、さらに外伝と「新帝都〜」があり、新装版が出たことで、それらを含む合本も出ています。本編はおそらく二年くらいで執筆されていて、科学からオカルト、ひいては精神医学、歴史や政治への造詣も含めて、文圧ではなく知識量で頬をはたかれる感じがものすごいです、それでいて、展開の仕方がドライで、膨大な情報量なのに、作者が理解しているゆえに読みやすい。今回調べて魔人加藤が主人公だって知りました・・・ちょっと信じられないんですけど。どこまでも異彩です)
◇ 我、英雄たらんとす 帝都と人心の闇を祓うひとすじの斬光たれ
「帝都斬魔夜行−聖皇姫編−」(完結)(現在、非公開中)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885938679
そんな帝都物語とクトゥルフ神話をこよなく愛する、ハニー(蜂蜜 最中氏)の代表作は、架空の大正時代を舞台にオカルトや神話や歴史がからみ合う、熱いバトルを描く。
公募のため非公開中、続編の執筆に入っている。
◇新たな神話がつむがれる。戦う宿命と隣り合わせの日々、絆を深めていく主人公たちは・・・。
「帝都斬魔夜行−夜叉姫編−」(連載中)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888385307
企鵝モチヲ:
あと、映画のパンフとかかなぁ。
監督とか原作者のクリエイター論、勉強になります。
私もついつい読みふけります。裏話を聞いているようで、ミーハー根性がうずくから。(死語だよ)
古代ローマ関係は……。参考資料がいっぱいすぎて、挙げられません(苦笑)
古代ローマと言えば、綾束 乙氏、代表作。
◇シリーズ累計27万PV突破のときめき大盛り中華風ファンタジー!!
「呪われた龍にくちづけを 第一幕 ~特別手当の内容がこんなコトなんて聞いてません!~」(完結)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884543861
中華じゃねーか。
現在、第三幕の執筆にとりかかっている、人気シリーズの第一弾。
「
◇じれじれもだもだ両片想いならコレ! 読めば「恋愛糖尿病綾束型」になること間違いなし!
「いつか、あなたと手をつないで ~脱落令嬢と貧乏領主の前途多難な結婚生活~」(完結)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887506513
西洋じゃないか。
じれったぁい恋模様が本題だが、物語中の生活感や描写に非常に現実味があり、架空の国とは思えない、モデルとなった中世ヨーロッパの世界や、貴族の価値観にひたれる。
◇美貌のじゃじゃ馬令嬢・コレティアが護衛の青年・ルパスとともに、古代ローマを舞台に殺人事件の謎を追う!
「碧い瞳のミネルウァ ~古代ローマ謎解き活劇譚~」(完結)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887654090
古代ローマ最新作!
ひと口に古代ローマと言っても、紀元前から1200年に渡る歴史があり、年代によって領土も統治の仕方も変わってくるが、国家として高度な文化と政治形態を備えていた。
遥か遠い文明社会をあざやかに蘇らせ、生き生きとした主人公たちが走り回る。
こちらは歴史・伝記もので、著作には古代ローマを舞台にした物語が他に二作品あり、ミステリーに、恋愛に、とジャンルがまた違う。
ぜんぶを紹介できなくて申し訳ないが、綾さんがカクヨム歴1年半にして、これらすべてを完結させていることを、特筆したい。
キロール:
帝都物語は……ある種バイブルですからね。
ここにも、帝都物語やクトゥルフ愛好家が。
企鵝モチヲ:
今書いている拙作、最近じゃほとんどDVD見て書いてるんですよね。
西部劇&マカロニウエスタンを中心に、古い映画とか。
あと、海外ドラマ。
マカロニウェスタンのマカロニってどっから来たのか。
アウトローが出てきたり、主人公だったりするモッチーの代表作「明日喪き我らの〜」。
昔の西部劇に漂う空気、にじみ出る汗くささは、今の映画では味わえない、リアルとは違ったリアリティがある。
1960年代当時、イタリアが製作しスペインの荒野で撮影したアメリカ西部劇を指して、マカロニウェスタンと言うようになった。和製英語で、アメリカじゃスパゲティウェスタンとか別の言い方がある。要はハリウッドが製作した西部劇に対して区別するための呼び名だった。(マカロニもスパゲティもイタリアを指してる)
当時のハリウッド映画の王道(叙情的なテーマ)から外れた、面白ければいーじゃーんを全面に、イタリア的な娯楽やかっこよさやおしゃれを追求した作風のなかで、アウトローがヒーローになっていく。
「荒野の七人」や「荒野の用心棒」がついに大ヒット。
ハリウッドに戻ってきたイーストウッドがマカロニウェスタン的なアウトロー「ダーティハリー」を演じ、ハリウッドはアウトローの逆輸入に成功、その存在は認められた。
アウトローの魅力は今さら語るまでもない。
キロール:
新紀元社は良い仕事してますよね……
さては、持ってそうです。
キロールさん
>「名将たちの戦争学」なんかその本、最近見た気がする・・。
ちゃんと読み返そう。
ちがいましたっっ、私が目にしたのは「殺戮の世界史 : 人類が犯した100の大罪」。統計データで闇の年代記を編むような内容。日中戦争も出てくるので、賛否のある統計を使っている可能性も。
ぴ~とるいじ:
新紀元社の魔導具辞典以外も欲しいんだけどお高い
「魔導具事典」定価2500円は、FILESシリーズ1300円、「火吹きドラゴン〜」1000円と比較すると高い。今なら中古で手に入るよ。
神話・伝承にある「不思議な力を持ったモノ」古今東西610点を収録する。
全体構成が五十音順で、品目別、地域・出典別に探したい時は、索引を引くことになる。
きびだんごも含めて610アイテムなので、量をとるか、詳細さをとるか、参考目的しだい。
綾束 乙:
あすなろ書房の「知」のビジュアル百科とかも、いいですよ~(*´▽`*)
写真がいっぱいなので、描写に使いやすいです!
「「知」のビジュアル百科」(全50巻)は同朋舎出版から出ていた「ビジュアル博物館」(全88巻)の新装改題改訂版。
表紙とタイトルとシリーズの順番以外、中身はそっくりそのままで、手にとりやすい価格になった。(50巻までしかない理由は不明)
>あの「ビジュアル博物館」がシリーズ名を変え、お求めやすい価格になって新登場! 88ヵ国で愛されているベストセラー博物図鑑。
翻訳もので、原版は世界屈指のロンドン・図鑑出版社、
美しい
版は30センチとやや大きく、それほどぶ厚くなく、見やすいため、子供にも向きそう。翻訳(輸入)ものの常として、基本的に日本との関連は出てこないが、テーマによっては日本も紹介される。
魅力的なDK社の本は、国内の様々な出版社で、取り扱われている。
日竜生千:
らがーさん
「スカイ・クロラ」も「陰陽師」も映画でしか知らなかったです。
どろっとした文章(怖
ちかえ:
最近買ったのは「クリエイターのためのファンタジー大辞典」です。
目先の変わった本を取り上げた、ちかえ氏、代表作。
◇わけあって勇者をやめて魔王の
「勇者による召喚勇者救出大作戦」(連載中)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886709259
ファンタジーに主眼を置いて、ファンタジー創作に関する事柄と、知識を、作り手目線で網羅する「クリエイターのためのファンタジー大事典」。
ざっくり構成を説明すると、図説、年表、テーマ(第1章〜第7章)、起承転結別索引、索引(用語/紹介作品索引)となっている。
巻頭に、ファンタジー作品の進化を眺められる年表が、世界史比較と、年代別詳細の2タイプ、ファンタジーの名所が記載された世界地図、アイテム・城についての図説がある。
中心を占める章立てでは、例えば第1章のテーマは「テーマ」で、「異世界」「ボーイミーツガール」など17項目が上げられ、それぞれの解説と具体的な作品が紹介される。
扱う作品は古典からラノベ、小説から漫画、アニメ、映画までとメディア方面に広く、知っている人ほど、楽しめそうでもあり、逆にファンタジーへの入口として新しい世代が理解しやすそう。
近年のアニメやラノベ作品のオリジナル設定も、用語として各項目に登場してくる。
巻末にある起承転結別索引では、数々の作品を具体例に上げ、「起」だけでシチュエーションを21パターン(21作品分)を示す。
前に上がった「火吹きドラゴン武装店倉庫の武器目録 (クエスト・オブ・ファンタジーシリーズ) 」や「「知」のビジュアル百科」が、事実として存在する人工物や自然物を収集していたのに対し、一歩踏み込んで、ファンタジー世界での事実や、創作する行為を対象に知識を集めた。
その意味では、前頁で名前の上がった
親しみやすい題材でファンタジー創作への道を拓くような「クリエイターのための〜」は、『ライトノベル、マンガ、アニメ、ゲームほか、全ての物語創作者のための空想エンターティンメントのアイデア帳』とのこと。
キロール:
でも、この手の本の中ではお安い方では?
武器辞典とか2500円以下(税別)で買えるし
さっき、ぴ〜ちゃんがお高い〜と言ってたのは、新紀元社のTruth in fantasy事典シリーズと思われる。
キロールさんが言ってるのは、シリーズ1の「武器事典」のことすかね。
綾束 乙:
あと創元社の「知の再発見」双書も図や写真が多くてオススメなんですけど……。基本ヨーロッパ系の内容ばかりなんですよね……(><)
手軽なB6サイズのなかに、豊富なカラー図版が大胆にレイアウトされ、デザイン性の高い「「知の再発見」双書」。
どこか「「知」のビジュアル百科」と似た説明になってしまうのは、こちらも翻訳出版だからか。
比べると、全体に博物学的なものは少なく、扱うのは宗教・歴史・芸術・人物・古代・世界・謎と、文化史に傾いている印象がある。
すごくピンポイントに、人物(芸術家とか学者とか)や歴史的な出来事や、特定の団体をテーマにしていたり、ちょとコアだというのが個人的感想。
創元社のチョイスのせいかもしれない。
ヴィジュアルの隙間にびっしりと書き込まれた解説は、歴史、文化、科学的なアプローチでテーマを読み解き、がっつりと読み応えのある内容になっている。
原書は550冊をこえる、フランスの老舗ガリマール出版社の「Gallimard's Decouvertes(ガリマール発見叢書)」。その一部を創元社が翻訳出版し、現在の最新は166巻(巻数のない特殊な造本があったからもう少し出てるかも)、今後も続刊予定とのこと。
なお、翻訳出版にあたり、国内の識者が監修につき、それぞれの巻に前説を書いている(荒俣 宏の名前もいくつか)。また、装丁造本を一貫して戸田ツトム(と岡 孝治)が担当していることがちょっと有名。
(グラフィックデザイナー、戸田ツトム。印刷は詳しくないんで、えーきち氏に丸投げしたいとこですが、DTP(デスクトップパブリッシング)つまり従来の企画〜編集デザイン〜製版までを、すべてPCで行う、今では普及しているシステムの先駆者で、分業ではないぶん、それは、作り手の意志が造本の隅々にまで表れる印象がします。
私たちが文字という制約のなかで表現するように、限られた紙の空間でこそ、という考えから、装丁の向こうに紙の手触りと社会情勢との
シリーズ20周年、いろいろと注目しがいのある「「知の再発見」双書」。
lager:
陰陽師は映画とは全然別物ですね。
あれはあれで好きですけど、ちょっとエンタメに寄りすぎてて、原作の雰囲気とは違ってます。
なんか今日はいつにも増して積読が増えそうな……(笑)
小説から漫画(岡野玲子画)になって、再び物語の人気が出たことで、その頃、陰陽師ブームになった気がします。野村萬斎主演で映画化されたのは2001、2003の二度。
(同じ頃、NHK?で制作されたドラマ版の方がちょっと好きだったりします、主演ジャニーズだったけども)
ぴ~とるいじ:
キロさん、まぁそうと言えばそうだけど
「火吹きドラゴン武装店倉庫の武器黙示録」
笠倉出版社 ¥1000+税
てのがあるからね
・・・黙示録ではなく、武器目録だ。
ちかえ:
綾束さん
「知の再発見」双書 私も大好きですよ!
このあいだは「ラムセス2世」を買いました。
「知の再発見」双書81、「ラメセス2世:神になった太陽王の物語」監修は吉村作治。
表紙を2色に分かつ群青と赤茶けた砂岩は、天をおおう宵の空と沈黙する
綾束 乙:
ちかえ様、わーい、お仲間が~!(*´▽`*)
タイトルを見ているだけで、いろいろと欲しくなりますよね~( *´艸`)
ぴ~とるいじ:
しかしオススメ本だけでの人柄出るねぇ
その人柄は手がける作品にも、出るのでしょうね。そして、量もすさまじいです。(紹介された本と関連本を合わせたら、ガクブル)
キロール:
コスパ的には、「火吹きドラゴン武装店倉庫の武器黙示録」の方が良さそうですね。
そう考えると確かに高いか。
武器の黙示録て、ちょっとかっこいいな・・・。
コスパは重要な比較要素ですが、似ているようで、中身もそれぞれ違うもんです。
綾束 乙:
参考資料に、と、興味のある本はとりあえず買ってしまうので、積読がほんとにすごいことになってます……(><)
とりあえず購入は、さすがに金銭事情的にシビアなので。私個人は、できれば手にとって即断派。レビューを総合して、割と判断がつくようになりましたが、(最近ね、Amazonのトップ500レビュワーさんの書いたものが、わかりやすくて、鵜呑みしたくなる)やはり百聞は一見する方が速い。
参考文献は特に繰り返し目を通すので、内容が充実してて、かつ読みやすい構成になっているか(ここは比例すると思うの)、パラ見してときめくかときめかないか確認してしまう。(こんまり流片付け術か)もたもたした情報開示、ストレートじゃない表現、喋ってるわりに内容が少ない、余白が効果的じゃないレイアウト。ひるがえって自分にグサグサ刺さるこのあたり、おろそかにすると後で『使えんこの資料、ポイ!』ってなる。必要なのは私が用がある本、とゆーすごく上から目っせーん。
ときめく本は?・・知識がするする入ってくる本、知らないことに満ちていて、ページをめくる手が止まりにくい。
そうでなくても、内容と読むペースが一致している本。情報が多ければちゃきちゃきと進み、じっくり解説するところは、腰をすえた書き方で自然と読むペースが落ち集中したくなるような、文章だけでなく、いろんなことがうまくないと、そう感じないし。それを嗅ぎ分けた時「あー、これだ」って思う。あくまで、参考文献を選ぶ時の嗅覚のはなし。
日竜生千:
らがーさん
そうなんですね。この前見た「空海」が面白かったですが、中国が舞台で、夢枕獏さんの原作と知って驚きました。
映画の話ばかりで申し訳ない。
モッチー
マカロニウェスタンのようなお話を書かれてるんですね?
紹介文を拝見しましたが、なんかすごい色んな要素が入ってる・・
夢枕獏が完成まで18年をかけた「
個人的な感想、主演の染谷将太の中国語がよかった。(以上。・・・だってね、ほぼ全編中国語で、ほぼ向こうのキャストで、舞台も巨大セットも中国テイストなのに、ちゃんと空海が目立ってて、共演を果たしてた。そういう物語だとしてもそれを実現させたところが、すごい。長かったけど、中国語が堪能できました)
ちなみに邦画の「空海」(北大路欣也主演)は、ファンタジー要素のない、生い立ちから空海の生涯を描き切った歴史大河もの。(1984)(179分・・179分!?)
綾束 乙:
コスパはあまり考えませんね(苦笑)
ちゃんと調べたい時は、できるだけ複数の著者の本に当たるようにしています。
たまに違うことが書いてあったりするので(><)
ぴ~とるいじ:
綾ちー、それが一番だよ。俺横着者だからさ(笑)
質も大事だけれど、情報量の多さに勝るものはないかもしれない。知りたい事柄(一次情報)に直接当たれればいいけれど、情報網や本(二次情報)に載った時点で、第三者の視点や意見が介在することになる。
(実在にあたるには限界があるので、その意味で本の存在はとても貴重ですが)
そのものを知るために何が有用で無用か、集めてみなければその真偽は問えない。
読む量も時間も減らしたいのに、ぁあああむずかしい。
日竜生千:
「火吹きドラゴン武装店倉庫の武器黙示録」
参考資料で、このページ数で1000円は安いね。
調べた上で振り返ると、この本は、武器マニアか、銃火器がない時代の戦闘を想定して、実在の武器をモチーフにしたい創作者向け、かな。
企鵝モチヲ:
日竜生千様
厳密に言うとマカロニウエスタンじゃないんですけど(汗。
紹介分見てくれてありがとうです。
マカロニウェスタンを調べて、意味を知って、違うことがようやくわかったという。
イタリアじゃねーよ(顔おおう)
ちなみにアメリカの西部でもなく、モッチーのそこは異世界だった。すごい設定だ。てんこ盛りだ。
ちかえ:
綾束さん
わかります〜!
本屋さんで背表紙見ているだけで「わぁ! 全部欲しい!」とか思ってしまうんですよね。
キケン、キケン。(「「知の再発見」双書」166巻が面出しされて全部並んでるとことか見たいです! 圧巻だろうなあ!)
lager:
ひるいさん、『空海』、気に入られましたら是非原作も読んで見てください!
18年かけた本が(構想入れると25年とか)4巻で読めるなんて、読みたい〜。謎解きの相棒が映画では白楽天だけど、原作では違うところも興味を引く。
ぴ~とるいじ:
ひるいさん、そうなんだよね。内容としても申し分ないからさ
綾束 乙:
でも、マイナーなことを調べようと思ったら、そもそも参考資料がなかったり、見つかっても1冊だったりしますけど……(苦笑)
あるあるです、一冊見つかっただけマシとか。
日竜生千:
ぜんぶ買えないので、図書館フル活用です。
キロール:
紹介文読んでたらフォローしてた。
やったね、キロちゃん、積読が増えるよ!(…
キロールさんはモッチーの「明日喪き我らの征く先は Bride of Rip van Winkle」をのぞきに行ってミイラになったもよう。
こんな風にみんなが思い思いに過ごす夜会では、出てきた話題や何かのきっかけで、ぷらっと席を外してカクヨムを横断したり、ネットの海を探索に行ったり、そこから何かを持ち帰ってきたりして、いつの間にか人やページが交差し、さらに話題が膨らむこともある。
(「明日喪き我らの〜」を読みながら、この『俺のメキシコを往く』感じは・・・キロールさんが紹介文で食いつくだけあると思った次第です。
メキシコとは。作家、逆噴射聡一郎がパルプ小説の書き方を語るコラム(前はTwitterで読めたのに、今は購読料がいる)で使う、お前のメキシコという独特な表現で、自分の作品世界を信じきる際に、世の常識や物理法則は気にするな、自分だけの価値観を作り上げろということを指す・・んだと思う)
◇初エッセイ、創作関係のニューエッセイではない方。
「キロールの手帳【日常編】」(連載中)
内 参考「400字縛り」「腹を括る」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886179699
「逆噴射小説大賞」(https://diehardtales.com/n/nfce422e0faef)で二次通過されたことが記されている。
企鵝モチヲ:
そういえば、国会図書館利用したことあるよ! って方、この中にいらっしゃいます?
モッチーが急に話題を変えた。
第五次書読的創作談義 in(二次会) 日竜生千 @hirui
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