だが、それがいい。

 KACに情熱を燃やしつつも己の義を全うした熱き実録エッセイ。
 各お題への取り組みが懇切丁寧に語られ単なる楽屋話に終わらないコクの豊かさを味わえる。
 作者入魂のこだわりをもって積み上げられた作品の数々にはKAC参加者ならずとも関心を持たれること必定。
 大ふへん者である。