第四十話 氷の壁を越えて・後編(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
一番好きな技はラゴスバットクローなのですが、一番好きなキャラはパラだったりします。
一撃にすべてをかけるなんて、ロマンあふれるじゃないですか。
魔王登場でこれからパラの見せ場があるかもしれないと、勝手に期待しております。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
ノーリスクの大技ではなく「その一撃を放った後は眠ってしまう」というリスクもあるのが、かえって魅力につながるのかもしれません。
物語中盤でパワーアップした甲斐があって、今回は『氷の壁』破壊でパラが大活躍! さらに魔王登場……という場面までが今回のエピソードでしたね。
一般的に「魔王」といえばラスボスですし、ならばいよいよラスボス戦。ここからさらに彼女がどう活躍するのか、あるいはしないのか。ご期待ください!
バ・・・ハムート? と思いながら読んでいました。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
作中で台詞として「バ……!」まで言わせて、さらに地の文でも『日本の漫画やゲームでは』とか『本来どこかの国の神話か何かに出てくる存在で、その起源では、確か巨大な魚の形をしていたはずです。魚がいつのまにか龍となり、さらに『龍』から『竜』に変わったそうです』とか書きましたからね。
はい、バハムートを想定しながら書いていました。
第三十三話 魔剣の能力と爆炎の威力・中編(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ラゴスバットクロー!
相変わらず脳筋の入ってる魔法師のリッサさん、おもろいです。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
やはり彼女は色々考えるよりも、頭空っぽで戦う方が良いですね!
第十九話 リッサの新生活・中編(ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
気のせいかもしれないのですが、ここまで読み進めてみて、最初の頃のお話に比べてかなり読みやすくなっていると感じました。
どこがどう違うのかまでははっきりとしないのですが、地道に書き進めるって大事なんだなと、改めて確認させていただきました。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
この辺りはかなり昔(カクヨムに来る前、小説家になろうで投稿を始めた頃)に書いたもので、いつ原稿執筆したかの記録すらないのですが……。とりあえずなろう版の投稿日を確認すると1話目が9/12でこの19話が10/29なので、おそらく執筆時期も1ヶ月くらいは違っていたはず。「書き始めたばかり」の頃の1ヶ月はまだ色々と慣れていないからこそ大きく進歩できるのだろう、と感慨深いです。
ならば、力づくだ!
・・・リッサさん、ちょっと脳筋はいっててオモロいです。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
主人公パーティーの中で一番最後に登場となったリッサ。登場が遅れた分まだキャラが立っていないのではないかという心配も少しありましたが、早速気に入っていただけたようで嬉しいです!
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
培養液ってそんなので代用できたんだ! と、いろいろと勉強になりました。
大学時代、教授に「専門外の人にプレゼンする場合、分かったような気がすると言われたら大成功」と言われていたことを思い出しました。
私のような素人にも分かりやすくなるようにいろいろと工夫がみられる文章で、こちらもとても勉強になりました。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
バクテリアを増やすための培養液。私自身が実際に研究で使っていたのは専用の粉を混ぜ合わせたものであり、肉汁で代用するなんて乱暴な手段は試したことがありません。ただ、その「専用の粉」を調合する際、香ばしいような美味しそうな匂いがしていたのは覚えており、ならば異世界で手に入る代用品は肉汁あたりかな、と考えてそんな設定にしました。
一応理屈としては、作中のセリフにあるように「こういう料理って、放っておいたら腐ってしまいますが……。あれも病原体みたいな、目に見えない微生物のせいじゃないですかね? 」というのがありますし……。実際に出来るかどうかは別にして、これこそ熊八様のおっしゃる(昔言われたという)『専門外の人にプレゼンする場合、分かったような気がすると言われたら大成功』の一例なのかもしれませんね。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
世界設定の説明をただ書き連ねるのではなく、自然な感じでエピソードの中の一部として紛れ込ませる。
なるほどなぁと感心しました。私に足りなかったのはこういう工夫だったのかと、とても勉強になりました。
徐々に明かされていく世界背景の話は、続きがとても気になります。
なかなかまとまった時間が取れず、取れたとしても自分の駄作の執筆活動に使ってしまっていまして、少しずつしか読み進めないとは思いますが、楽しく読み進めさせていただきたいと思います。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
設定説明の難しさは、新しく長編を書くたびに、あるいは連載を進めるたびに感じます。
こちらとしては必要だから、後々の伏線になるから、あるいは単純に自分が考えた世界観を披露したいから。なんであれ、とにかく「読者に知ってもらいたい」と思って書いているのに、特に地の文が続いたりすると目が滑るのではないか、といつも心配になります。
自分ではまだまだ上手くないと感じているので『自然な感じでエピソードの中の一部として紛れ込ませる』と言っていただき恐縮です。世界観で「続きが気になる」と言っていただけるのも、とても嬉しいです!
まだ少し先になりますが、今回の感想をいただいて「説明の仕方に反応していただけるのならば、第6話はどうなるかな?」というのもチラッと考えました。
少しずつでも最後まで楽しんでいただけることを切に願っています。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
自主企画にご参加いただきありがとうございます。
できる限りたくさんの作品に目を通すため、少しずつしか読めない無礼をお許しください。
本物のラビエスはどうなっちゃったのか? という疑問が残りますが、
そこは今後何かがあるのでしょうか。今はわかりませんね。
なんとなく違和感を感じるマールの描写もいい感じです。
事故のせいだろうと思い込もうとしているのも自然でいいと思いました。
こちらの世界の冒険者も興味深いいいキャラのようで先が気になりますね。
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
企画にご参加誠にありがとうございます!
早速こちらまで拝読致しました。というかのめりこむように前のめりで読んでおりました。
著者様のウイルス学の知識から察するにその道の方なのでしょうか…!
細菌とウイルスの差についてこんなにも詳細にファンタジー小説の中で学ぶ事が出来るなど目から鱗が落ちる気持ちでした。
何より細菌を増やすために回復魔法を用いるというのが素晴らしい発想で……!私が触れてきた細菌を用いた作品は「動物のお医者さん」や「もやしもん」だったりしたのですが、シャーレ内で目的の細菌のみを増やす事に学生が四苦八苦していたのを見ていたので、短期間に回復魔法で増殖出来るのは是非とも現実にも欲しいなと思ってしまいました。
作者からの返信
佐藤 雪之丞様、コメントありがとうございます。
「仲間やバディとの協力バトルのあるファンタジー小説が読みたい」企画から来てくださったと思うので、序盤は共闘要素もなく(それどころか仲間も揃っていないほどで)退屈に思われるのではないか、と心配していました。『のめりこむように前のめりで読んで』というお言葉をいただき、とても嬉しく思います!
ご想像の通り、私自身『その道』だったことがあるので、その経験を生かして書いた作品です。この主人公同様、ウイルス学で博士号を取得、数年間ポスドクとして外国で働いたので「もしも私のような経歴の人間が異世界転生したら何が出来るだろう? 何が出来ないだろう?」というのを小説にしてみました。
私が読んだラノベの原点はおそらく「スレイヤーズ」であり、自分で異世界ファンタジーを書く際は、多分に影響を受けているようです。
その「スレイヤーズ」の中で、確か「魔法を覚え始めた頃の失敗談。風邪ひいたお姉ちゃんに回復魔法かけてあげたら、風邪そのものが元気になって病状は悪化。お姉ちゃんに怒られた」みたいな話がチラッと書かれていました。おそらく「スレイヤーズ」の世界観ならばウイルスも細菌も区別なく回復魔法で元気になったのでしょうが、いざ自分がウイルスネタの異世界ファンタジーを書く際、そこから「回復魔法でウイルスは増えないが細菌は増える」という設定を思いつきました。この作品を通じて「ウイルスと細菌は違う」「ウイルスは教科書的な定義では生物に含まれない」というのをアピールする上で、ちょうど良い設定になるだろう、と思ったのです。
「仲間やバディとの協力バトルのあるファンタジー小説が読みたい」企画の話題に戻りますと、仲間が増えれば共闘要素も出てきますし、特に第1章および第2章の終盤、それぞれの章のラスボスと戦う際は、一人一人では歯が立たないので、完全に共闘になります。
ゆっくりでも良いのでそこまで読んでいただけたら幸いです。あるいは、本当に共闘要素にこだわるのでしたら、物語的にはネタバレになってしまいますが先にその辺りだけ読む、というのも有りでしょう。それで興味がわいたら、ぜひ途中の部分も読んでみてください。
せっかく「仲間やバディとの協力バトルのあるファンタジー小説が読みたい」企画に参加したので、私の作品における『共闘』展開を企画主様にどう感じていただけるのか、その点も楽しみです。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
初めまして。
このたびは、私の自主企画『【ジャンル不問】あなたの渾身の一作を読ませて下さい』に御参加頂きまして、ありがとうございました。
あらかじめお断りさせて頂きますと、先入観を排除するため、他の方々のコメントやレビューには、一切、目を通しておりません。
もし他の方々と内容が被っておりましたら、その点、ご容赦頂けますと幸いです。
それにしても、ラビエスにマールブルグにパラミクソ......
結構、ヤバそうな名前の登場人物ばかり。
あ、ここまで読ませて頂きました雑感ですので、あまり気になさらないで下さい。
お互い、これからも執筆、頑張りましょう。
作者からの返信
風の吹くまま気の向くまま様、コメントありがとうございます。
キャラのネーミングは、完全に私の遊び心でした。研究者だった頃に慣れ親しんだウイルスの名前を主人公の由来にして、その他の名ありキャラも近縁のウイルスの名称で(ウイルスそのものだけでなく科名や属名も含めて)統一して……。
反応していただけて嬉しいです。
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
面白かったです。
世界観が凄いなあ。魔法の原理などもしっかりしてました。
タイトルの決め台詞も最後にいいですね。
ラビエスが、転生者でありながらも、他の作品にありがちなエロ、ハーレム思考がなくて、とても爽やかないい作品でした。
大満足です。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
長い作品をわずか数日で最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この作品は、いわば私の処女作のようなものだったので(これより前に自分の個人サイトだけで公開していた小説があったり、二次創作のWEB投稿をしていたりするので、あくまでも「WEB投稿したオリジナル小説としては初めて」に過ぎないのですが)、とても思入れが強く、それで世界観もガッチリ考え込んでから書き始めたのだと思います。
また、私も異世界転生モノというとハーレムや微エロのようなイメージがあるのですが……。そういうWEB小説全盛期になってからのラノベではなく、まだラジュブナイル色の濃かった初期ラノベのような作品を書きたい、という気持ちが、この作品の執筆動機の一つだった気がします。その意味でも、そこをコメントしていただけたのは、とても嬉しく思いました。
第四十話 氷の壁を越えて・後編(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
これは予想外!
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
最初「いったい何が予想外だったのだろう?」と思ってしまいましたが、自分で作品を読み直して気づきました。今回は「モックの正体判明!」で区切っていたのですね。自分の作品なのに、忘れていました。
このモックというキャラ。思わせぶりに出てきて思わせぶりに消えていった「怪しい旅人」と私は認識していましたが……。メタ的に考えると「主人公たちをガイキン山へ行かせるためのキャラ」だからもう作劇上の役割は終わっている、とも解釈できるのですね。なるほど、ここは私が想定していた以上に『予想外』になるのだ、と一つ勉強になりました。
第二十話 リッサの新生活・後編(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
リッサの理想は高すぎですねぇ。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
リッサは伯爵家のお嬢様なので……。他とは少し感覚が違う、というのは意識して書いているつもりです。
キタキタ!セルヴスの唱えた魔法ですね。この四人が~~。感慨深いですね。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
はい、異世界裏稼業シリーズ最新作でも出てきた呪文です。こちらの作品と合わせて読んでいただくと、あちらで言われていた伝説云々が、確かに感慨深くなるでしょうね。
タイトルが来ました~。
すごいいい章の終わり方ですね。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
まだ内容をあまり考えておらず、作品タイトルを思いついた段階から、最後はこれで締めよう、と決めていました。応援コメントやレビューなどで、この終わり方に言及してくださる方も結構おられるので、ここは自画自賛のポイントになっています。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
英語脳と日本語脳ですかあ。
考えさせれましたね。
両方同時に仕えるのが通訳者なのですよねぇ。
私は両方を同時に使うのが苦手で、英語なら英語だけで会話したいタイプです。
今のところ私のラビエスと同じで、バラへの印象は悪いです。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
英語脳と日本語脳、ここは海外在住の方々(あるいは過去に海外在住経験のある方々)には反応していただけるポイントになるようですね。両方同時に使うのが苦手という気持ち、私もよくわかります。
パラへの印象、はたして変わるのかどうか、少し楽しみです。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
これは、マールがびっくりだ。
最後にその部分を持って行くのは面白いですね。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
一応、第一話の最後で作品が転生ものだと明かすというオチにしましたが、読者目線だと、あらすじなどがあるからバレバレなんですよね。だから「小説家になろう」に投稿し始めた頃は、あらすじでは転生ものであることを明言せず、また「――ウイルス研究者の異世界冒険記――」という副題もつけない形でした。
でも、あちらでこういうのを投稿する場合は異世界転生が必須タグになっていますし、それにタイトルが「ウイルスって何ですか?」だけではどんな作品かわからず読んでもらえないのではないか、という心配もあったので、もう「第一話の最後で」というのは諦めて、今のような形にしたのでした。
そんな経緯だったので、この形式でも『面白い』と言っていただけるのは、とても嬉しいです。
第四話 私の新生活!(パラの冒険記)への応援コメント
「5話まで読み合おう」企画からまいりました。
私の作品もお読みいただき、ありがとうございます。
まず驚いたのが、ウイルスに関する知識の豊富さです。そして、それを上手く物語にとけ込ませ、読み手を惹き込む武器にしていることですね。
見事な手腕だし、優れたセンスだと思います。
キャラも魅力的で、楽しいですね。
また立ち寄らせていただきます。
作者からの返信
@hideT様、コメントありがとうございます。
ウイルス学の専門知識は、ただ単純に、学生時代・ポスドク時代に学んだ内容なので……。私の場合はウイルスでしたが、ある程度の年齢になれば(学問だけでなく趣味も含めて)こうやって作品に反映できる『知識』は誰にでもあるのだろう、と思いながら書いていました。
ただ、これは初期の作品だったこともあり、そうした『知識』が浮いてしまっている、という感覚もありました。だから、それでも『それを上手く物語にとけ込ませ、読み手を惹き込む武器にしている』と言っていただけたのは、とてもありがたいです。
また小説としては『キャラも魅力的で、楽しい』というのも大事ですから、これも嬉しいお言葉。企画は「5話まで」ということでしたが、またお暇な時にでも、よろしくお願いします。
第五話 転生者同士の邂逅(パラ、ラビエスの冒険記)への応援コメント
烏川様
5話企画から参りました。……と言っても、10話企画の際に拝読しておりましたので、再読ということになります。
大陸で厄介なウイルスが猖獗しているこのタイミングで再びこの作品を読ませていただいていることに、何となく数奇なものを感じます。
私、実のところ、異世界ファンタジーというジャンルにおいて、転移ものは読むのも書くのも大好きなのですが、転生ものはどちらも苦手なのです。そもそも生まれ変わって赤ん坊の頃から前世の記憶が維持継続されているという点に非科学的なものを感じ、入り込めないのです。ファンタジーだってのに何言ってんだ、という話ですが……。
ただ、改めて読ませていただくと、科学的な内容を含め、精緻に描かれているこの作品には、惹かれるものがあります。折を見て、続きを読ませていただきたいと思います。
作者からの返信
Tonks様、コメントありがとうございます。
ファンタジーは好きだけれど転生ものは好きではない、という人は結構多いような気がします。理由に関しては人それぞれでしょうが『そもそも生まれ変わって赤ん坊の頃から前世の記憶が維持継続されているという点に非科学的なものを感じ』というのは、なるほど、と思いました。いくらSFやファンタジーであっても「それはおかしいだろう」と感じるラインって、それこそ人それぞれありますからね。
私の場合、転生ものを書くのは好きなのですが、読むのはあまり好きではない感じ。転生チート無双が何となく嫌で、だから「無双にならない程度の、ごく軽いチート」というつもりで、このような作品を書いているわけですが……。そもそもこれ「憑依」という形に逃げた転生ですからね。あらためて自分の作品を思い返してみると、異世界に限らず転生ものでは(特に長編・中編では)、これみたいな「憑依」パターンばかりな気がします。その点、私も(Tonks様とは違う意味かもしれませんが)『生まれ変わって赤ん坊の頃から前世の記憶が維持継続されている』パターンが好きではないのかもしれない、と思いました。
どんな作品であれ、再読していただけるというのは、作者冥利に尽きます。また、それで少しでも印象が変わる、というのも嬉しい話です。今後もよろしくお願いします。
第四話 私の新生活!(パラの冒険記)への応援コメント
5話読み企画から失礼します。
まずこの作品の人物描写と情景描写のディテールの高さに驚きました。相当な下調べをされている作品だなと感じました。
個人的に十二病が印象に残りました。中二病ならぬ十二病とは‥!奥が深いです。
作者からの返信
ちはる様、コメントありがとうございます。
この作品は私が書いた初めてのオリジナルファンタジーだったのですが、当時は風景などについて下調べする習慣はなかった気がします。ネットで「自分が文章表現したい建物・自然の風景」に類似した写真などを漁るようになったのは、確か2作目から。この頃は、ただ頭の中で思い描いたものをぼんやりしたまま文章に起こしていました。でもビギナーズラックみたいに、それがプラスに働いたのかもしれませんね。
そもそも「マトリとモアの宝石」の作者様から『情景描写のディテールの高さ』と言われると「いえいえ、その点に関してはむしろあなた様の得意分野でしょう。私なんてまだまだです」と思ってしまうくらいです。
一方、十二病。これに関しては、思いついた時点で「結構いいアイデアじゃね?」と自画自賛したい気分でした。
でも異世界ファンタジーも中二病もWEB小説ではありふれているし、ならば私と同じように「中二病という概念を使いたいけれど中学校がない世界では別の言葉で言い変えないといけないから造語を用意しよう」と考える人は多そうで、すでに使われているだろうなあ……。そう思ったので、グーグル検索して「どうやらまだっぽい」とわかった時には大喜び。
そんな次第だったので、こうして『印象に残りました』と言っていただけるのは、とても嬉しいです!
第四話 私の新生活!(パラの冒険記)への応援コメント
「5話まで読み合おう」企画参加ありがとうございます。
医学の知識を持った異世界転生というのは珍しいですね。
治癒魔法を科学的に考察するなど、興味を惹かれると同時に勉強にもなります。
幼なじみヒロインも同郷ヒロインも可愛いですし、これから知識チートでどう活躍するのか期待が持てます。
作者からの返信
usumy様、コメントありがとうございます。
カクヨムで色々な作品のタイトルやあらすじを眺めていると、医療系異世界転生も、案外あるような気がします。一応、何らかの特殊知識がないと書けないジャンルでしょうから、どの作品も作者の個性が表れていて、チラッと読むだけでも興味深いと思います。
この作品の特徴の一つである、ダブル転生者。その導入までは読んでいただけるので、今回の企画の「5話まで」というのは、とてもありがたい区切りでした。
ヒロイン二人を『可愛いです』と言っていただけたのも、嬉しいです。この先もう一人ヒロインが出てくるので(あくまで「作品」としてのヒロインであり、主人公の相手役という意味ではない、つまりハーレムものではないのですが)、おヒマな時にでも、少しでも読み進めていただけたら幸いです。
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
魔王が神だった?!根っこからのどんでん返し、圧巻でした!
それからみんなの全力攻撃は実に骨太で、頑張って集めてきた
全てを出し切ったものでした!
(ひとつひとつにこれまでの思い出が見えるよ…)←素敵でした!
長い長い旅、烏川ハルさん、本当にお疲れ様でした!
それでは、新たな旅があるそうなので、
うきうきそちらにお邪魔することにします!
また四人に会えるなんて、なんとも嬉しいです!
ラゴスバット・クロー!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
まずは、最後まで読んでいただけたこと、とても感謝しています。長い作品ですので、こちらこそ『長い長い旅、本当にお疲れ様でした!』と言わせてください。
どんでん返しに関しては、作品の長さゆえに伏線が埋もれて(読者に忘れられて)どんでん返しになるも良し、(結構露骨な伏線でしかも複数だったので)既にバレバレならばそれはそれで納得していただけるだろうから良し。そんな気持ちで書いていました。この作品は、私の自分らしさを色々と詰め込んだ作品でしたが、このあたりは「小さい頃は推理作家になりたかった」という『自分らしさ』の表れだったと思います。結果的に『圧巻でした!』と言っていただけて、嬉しく思います。
ラストバトルは、第1章の時点で構想していたので、対比する形で第1章のラスボス戦を少し控えめにしたくらいで……。その分、それまでの集大成になるように、そして四人の『全員で』という感じを出すように。そう意識して書いていたので、『骨太』『頑張って集めてきた全てを出し切った』と言っていただけて、これも、とても嬉しいです。
続編となる『新たな旅』に関しては、まずは第3章のラストとして、今回のラストバトルとは違う形での「強敵相手のラストバトル」を構想しているのですが、そこまでの過程を描くのに時間がかかりそうで、いつになったら、そこに辿り着くことやら……。それでも、気長に読んでいただけたら幸いです。
また、レビューもありがとうございました。作品世界にドップリ浸かってくださった、という感じが滲み出ているレビューであり、もう感謝感激です!
本当に、ありがとうございました!
第四十話 氷の壁を越えて・後編(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
うわあ! 迷いましたが、今日はここまでで我慢します。
次回で、お話の最後まで拝見しますね!
(というか「ウイルス」ごぶさたになってしまってすいません)
このパーティーはもうベテランの域に入った感がありますね!
なんちゅー安心感! ああ、いつまでも続いたらなあ…。
昨日はいきなり失礼しました。
でも烏川ハルさんの新たな側面を見れて楽しかった。
僕はどちらかと言えば『作家読み』するほうなのですが、
烏川さんに関しては、こちらの『ウイルス』にどっぷりだったので、
すごく新鮮な気がしました!←ひとえにゆっくり読む癖に問題があるのですが
『ウイルス』はゴールが見えてきてしまいさびしいのですが、
また新しいお話に会えると思えば、それもまた!
ラゴスバット・クロー。次回は会えるといいなあ。←風呂場で練習している
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
物語が終盤に差し掛かったところで『ああ、いつまでも続いたらなあ…』と言っていただけるのは、本当に作者冥利に尽きます。嬉しいです!
もしも最終話で「名残惜しい」と思っていただけたならば、どうぞ続編もよろしくお願いします(……と、宣伝しておきます。続編には、リッサ嬢を変に過大評価する新レギュラーも出てきたりしますので)。
また、作者冥利に尽きるといえば『作家読み』。本当にありがたいことであり、感謝しております。私が読む側に回る時もそうなのですが、同一作者の作品を読む場合、短編ばかりに偏ることが多いと思うので、wazzwallasis様のように長編を読んでくださっている方に短編も読んでいただく、というのは、私としても新鮮な喜びでした。
編集済
わー面白かったです! 最期に盛り上がり、読後感の良いラストへ。素晴らしい。
>「日本人って、毎日、朝から寿司を食べるの?」
私は、オレンジ11はお寿司、握るの? という主旨の質問を二人にされましたね。
握りずしを家で作るのかと。あれは普通、家では作らないんだよ、というと不思議そうにされました。
> 日本人は元々、日本にいた頃から多種多様な国々の料理を食べてきた。もちろん、それらは日本人向けに改変されたものではあったが、いざ本場の料理を口にしても「どこか似ている」「慣れ親しんだ味とは異なるが、むしろ高級感を思わせる味」などと、違和感なく受け入れられるのだった。
これ、確かに!
日本人ってパスタでもフレンチでも上手に作りますしね。
私は海外在住の間はほとんど日本食を買わず、食べず、で平気でした(だって高いんですもの)。現地の食べ物、特に果物を試すのが楽しかったですね。特に林檎。種類豊富で安くておいしかったです。
おそらくここで10万字くらいでしょうか。いったん読了として、評価させて頂きますね!
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
>おそらくここで10万字くらいでしょうか。
第一章と第二章、話数は大きく異なりますが、それは「第一章は一話あたりが長すぎた」という反省から、第二章では各話を短めにしたからであって……。実は第一章も第二章も、それぞれ17万字くらいあるのです。おそらく17万字というと、ラノベ一冊というより、むしろ普通の文庫本一冊くらいでしょうか(青空文庫の文字数が分かるサイトで今確認してみたら、例えば夏目漱石の「こころ」や「三四郎」が18万字、江戸川乱歩の「悪魔の紋章」が16万字だったので、だいたいそんな感じかと)。
そんなに一気に、短い日数で読んでくださり、本当に感謝しています。
さて。
総括的に、異世界転生者として、異国暮らしに言及する場面。
>これ、確かに!
実際に海外在住経験のある読者に、この辺りを納得していただけるのは、私としては格別の思いがあります。
また、海外ネタでいえば、これは作品の話というより私自身の経験になってしまいますが……。
>握りずしを家で作るのかと。あれは普通、家では作らないんだよ、というと不思議そうにされました。
えーっと、電子レンジでチンする用の、ウナギの蒲焼のパックってあるじゃないですか。アメリカにいた頃、アジア人向けショップで売っていたので、結構頻繁に買っていました(当時は中国産ウナギの問題とか、まだニュースになる前でしたし)。
それを適当な大きさに切って、酢飯を適当に固めた上に載せて「はい! ウナギの握りの出来上がり!」と自分に言い聞かせて、ホームパーティーへ持って行ったことがあります(一種類だけでは寂しいので、他のネタも用意したはずでしたが、細かくは覚えていません。焼鮭だったか、あるいは「これは生だから注意して」という説明付きでサシミ・サーモンを使ったか、それとも卵焼きを載せたか……)。
もちろん日本人相手ならば、そんな「寿司もどき」、恥ずかしくて他人様には食べさせられません。でも外人相手ならば、それでも雰囲気OKかな、と思って。
そうしたら、思った以上に好評で、以降、他のものを作っていくと「今日は寿司じゃないの?」と催促されるようになりました。
そうやって何度も寿司もどきを作るうちに、日本人向けショップで「寿司のシャリ部分を作るためのプラスチック型」が売っているのを見つけて買ってみましたが、それを使うとサイズは小さくなるわ、うまく握れないわで、私自身も使いにくいし、持っていっても不評。結局、道具なしで適当に作った不恰好な寿司もどきの方がウケていました。
……と書くと、たいそうなものを作ったように誤解されるかもしれませんが、あくまでも「大きくて」「不恰好な」寿司もどきですからね。寿司というより、おにぎりの方が近かったかも。
このように。
もしかすると、オレンジ11様のお知り合いの方々も、それ以前に知り合った日本人から「これ作ってきました!」と、寿司もどきを食べさせられたのではないでしょうか。そういう例があると、寿司はサンドイッチ感覚の手軽な食べ物だと誤解されてしまうのでしょう。
いやーすごく面白かったです!
戦隊のフォーメーションがいい!
そして走馬灯……子で主人公の人間味がぐっと出ていますね。
> こうして突然、子供の頃に見たテレビ番組を思い出すというのは、一種の走馬灯なのかもしれない……。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
常日頃キャラクターを描くのは苦手という自覚のある中、でも何とか深みを出したいと思っているので、『主人公の人間味がぐっと出ています』と言っていただけると、とても嬉しいです。目指した方向性のものが書けていたのだ、と思えました。
このエピソードの執筆段階では、もう第二章のラストバトルの構想もハッキリと頭の中にあったので「それと差をつけないと」ということで少し盛り上がりを抑えて、でも第一章のラストバトルだからそれなりに盛り上げないと……。そんなジレンマで書いたのが『戦隊のフォーメーション』でした。半ば苦肉の策でしたが、これについてこうして複数の方々にコメントしていただけるということは、私が思った以上に効果的だったのかもしれません。
フランマ・スピリトゥがやや間抜けでありつつ、会話の面白い回でした。そしていよいよ、戦闘開始!
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
第一章の最後の敵にしては『やや間抜け』なフランマ・スピリトゥでしたが、それでも『会話の面白い回』と言っていただけて、良かったです。
リッサ、いいですね!
>「姫様……それは……何度も……お教え……した……はず……」
すっかり忘れちゃってた。笑。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
この辺りは、親バカならぬ作者バカで「リッサの天然ぶりが可愛い!」と思って書いていたので、『リッサ、いいですね!』というお言葉、嬉しいです!
第十三話 呪いのウイルス(ラビエス、パラ、リッサの冒険記)への応援コメント
ああ~ここはちょっと難しかったです! 代替はわかるんですけどね、もうちょっと深くわかったら楽しさも増すのだろうなあと思いつつ、ものすごい文系の私にはハード……眠くなってしまったので、明日もう一度読んでみます。おやすみなさい!
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
このエピソードは、大きな盛り上がりとして重要(この作品のアピールポイントの一つ)でありながらも、書き方がわかりにくいのではないか、と心配になっていた部分でもあります。
手直ししないといけないポイントですね。ですから、少しでも「わかりにくい」と感じたら、はっきり言っていただけるのは、とてもありがたいです。
こういうのは、なるべく専門用語抜きにしないといけないのに、私の表現力では「それを使わざるを得なかった」という感じで、それが良くないのかと思います。また、文体も小説口調より教科書口調に近くなってしまった気がします。論文や教科書でも説明っぽい文体だと、理解しにくいのですよね。
昔の恩師が論文執筆の際に「同じ言葉の繰り返しを避ける」とよく言っていました(学生の研究を基にした共著論文では、学生が筆頭著者、教授レベルが責任著者となることが多いので、私の書いたものを教授にリライトしてもらう機会が何度もありました)。その度に私は「物語文ならば気を使うポイントだろうけれど、論文でそこまで気を回す必要はないのでは?」と少し疑問に感じたものですが、今さらにになって(小説の中で研究的な話を取り入れるようになって)、「わかりやすく書こうとしたら、やっぱり研究に関しても物語文と同じだ」と思い知らされている感じです。
……と、ここまでは分析できるのに、それを上手く直せないのが少しもどかしいです。小説を書いていると自分の実力不足を痛感する機会が多く、何度も「言うは易く行うは難し」という言葉が頭に浮かんでくるものです。
第十話 旅立ち(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
>この馬が引く馬車はモンスターに襲われない。
便利な馬ですね。しかもまっ黄色! こういう遊び?、好きです。
そして寿司屋のカウンターは私も大好きです。しばらく行っていないですが……。
丁寧な仕事を落ち着いて味わう、いいですよね! 一人前握ってもらって、その後で好きなネタをお代わりして、最後はサビかんぴょうでしめるのが好きです。
思わずRPGの鼻歌には笑ってしまいました。そして相変わらず心の中の駆け引きは続く……(笑)
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
まっ黄色の長行馬(ちょうこうば)、思いっきり遊んでしまいました。言及していただいて嬉しいくらいです。実は最初に思いついたのは「『長行馬』と書いて『ちょこば』とルビを振る」だったのですが、さすがに、それは思い留まりました。
寿司屋のカウンター席が好き、という話。今回コメントをいただくまで、そういう設定にしたこと、すっかり忘れていました。
作中では回転寿司の話にしましたが、実は元ネタは、アメリカのお寿司屋さん。私自身もカウンター席は嫌いではなかったのですが、私以上に、一緒に行く同僚のアジア人女性が「絶対カウンター席がいい!」というタイプだったのです。
日本人以上に「寿司を握る」を見るのが物珍しかったのでしょうね。特に彼女、最初は「生魚は苦手」と言い切るくらいに寿司慣れしていなかったのですから。それでも途中からは生魚もむしろ好んで食べるようになり、彼女が車を入手した為に行動を共にしなくなった後では、もう私抜きで寿司屋に通うレベルになったそうです(最後に会話した時に驚かされたことの一つでした)。
そんな微笑ましい(?)エピソードを思い出しつつ書いたのが、『寿司屋のカウンター席に座って、そうやって眺めるのが私は好きでした』という話だったと思います。
第九話 事件の後始末(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
ついにパーティーが!
誇大図書館が気になりますね。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
誇大図書館に関しては、後々……と言っていいのかな? とにかくパーティー結成で、ようやく冒険物語っぽくなりました!
第八話 西の大森林・後編(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
動物実験はヘビーですね……。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
はい、全くそうです。でも主人公ラビエスにとっては、おかげで最初から抵抗なくモンスターを殺せるので、怪我の功名みたいなものかもしれません。
編集済
第七話 西の大森林・前編(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
なるほどー! です。
でもウィルスって普段目にしたりいじったりするものではないですから、わかったつもりでもちゃんと理解していなかったり、忘れたりするのかもです。
>カリカリのベーコンはクッキーとかクラッカーみたいで、食事としては、あまり好きではないから
同じです。カリカリは苦手。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
作中でも『まあ、呪文改変を思いつくきっかけになった、という程度に過ぎないわけで』と記したように、きっかけとして過去の経験の話を持ち出しただけだったので、ここではウイルスの説明、あっさりと済ませてしまいました。
でも今読み直してみると、確かに、これだけでは読者の方々の頭に入りにくい、定着しにくい部分はあるかもしれません。分かりにくさの原因の一つは、具体例の欠如かと思いました。
キメラウイルスがウイルスの手足を交換する話だとしたら、もっと身近な例として「人工的な組換えウイルスとは別に、自然界でキメラみたいに手足の交換が行われるウイルスもある。それが分節ウイルス、代表的なものはインフルエンザウイルスだ。インフルエンザウイルスが変異しやすいと言われているのは、その辺りが関係しており……」みたいな話を入れるべきだったかなあ、と少し思いました。でも逆に「ここはダンジョンへ行く途中だから、あまりウイルスの話に筆を割き過ぎてもバランス悪い」とも思いますし……。悩ましいところです。
カリカリベーコンに関するコメントも、嬉しいです。パラのキャラ付けの一つとして、なるべく食事関連はパラ視点で書くようにしているので。
でも複数の登場人物がいる以上、本来、飲食物の好みも違うはず。前話のビールの一件のように、少しは「それぞれ好みが異なる」と意識して書いた部分もあるのですが、もしかしたらベーコンも同じように使えたかもしれません。例えば主要キャラの誰かに「カリカリの方が好き」と言わせる、みたいな。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
英語脳についての記述が興味深かったです。
私海外にしばらく住んでおり、ある時から子供の寝言が英語に。私はそこまでのレベルに到達できませんでした。
ああ、でも帰国後しばらくはレジで思わず外国語話しそうになったり、場面場面での反射神経的英語脳はできていたのかしら?
そういう経験がありますので、ラテン語のことですとか、今話で書かれた内容を興味深く読めます。
視点の切り替えについては、気になりません。きちんとした文章で書かれているからだと思います。性格の書き分けもしてありますし、三人という人数も丁度いいのかなと。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
ああ、オレンジ11様も海外在住経験があるのですね! そうなると先ほどの海外云々のところの『リアル』というコメントにも、いっそう重みがあり、より嬉しく思いました。
実は英語脳についての記述は、(投稿後しばらくして)読み直す度に「あまり上手い書き方ではないなあ」と感じて「いっそのこと、ばっさりカットした方が良いのかな?」と思うほどでした。
ところがある時、(応援コメントとは違う形でしたが)「英語脳で異世界言語翻訳を説明しているのは感心した」という感想をいただく機会がありました。そこで初めて「削除しなくて良かった」と思った次第です。ただ、それでも「でも一人だけの意見だから……」と少し半信半疑でしたが、今回興味深いと言っていただけたおかげで、やはりここは必要な部分だと思えました(少し表現を手直しする必要はあるかもしれませんが)。ありがとうございます!
また、作品云々とは別に、いただいたコメントを読んで「ああ、やはり海外で暮らしたことのある皆様は、似たような経験しておられるのだな」と思えたので、なんだか興味深いエッセイを読んでいるような気分になれました。一粒で二度美味しい、という感じの応援コメントでした。
第三十八話 おみやげ(ラビエスの冒険記)への応援コメント
旅はいいですね!ぐるっと一巡りして得たお土産は、信頼や親密さ。そんな形のないものだったようにも思えます!だんだんと4人の間の思いやりや気配りが、ごく自然な感じになってきたように見えるのは、気のせいでしょうか?
む、気のせいですと?烏川ハルさん?
ラゴスバット・クロー×3! ←作者に使ってしまった・・・すいません!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
実は今さっき、第5話にいただいた感想返信を書いていたところで、腹の探りあいに関して『最初から意気投合するより最初は隔たりがあった方が、変化(成長)を描けますからね』と書いたばかりでした。
ですから、ナイスタイミング!
気のせいではありません。まさに四人がだんだん『仲間』として結束していくように書いたつもりでした。というより「そういう感じに書きたかったけど、本当に表現できているのかなあ? あまり自信ない……」と感じている部分でもありました。
なので、いただいたコメント、とても嬉しいです! 少し自信がつきました。
第五話 転生者同士の邂逅(パラ、ラビエスの冒険記)への応援コメント
>俺だって、良く思われるのは嬉しい。高く評価されるのは嬉しい。
しかし一歩その度合いを間違えれば、その後に大きな『失望』が待っているのだ。
これ、心に響くフレーズでした。
そしてまさかの腹の探り合い。こんな展開なろうとは!
>元の世界で海外勤務中に日本人と知り合った時は、ウマが合う合わないに関わらず、無条件で嬉しかった
ここはリアルだなあと感じました。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
>これ、心に響くフレーズでした。
実はこの辺は、この作品の反省点の一つでもありました。ラビエスがこういう考え方のキャラであるということ、終盤まで読者に覚えておいて欲しかったのですが、それならばもっと後で記述するべきだったのではないか。いや「ラビエスのそういう考え方」を活かしたエピソードを中盤で改めて書き加えるべきではないか。……そんなことを、いつか全面的に改稿する際のポイントの一つとして、薄々感じていました。
今回『心に響く』と言っていただいたおかげで「ならば現在の形でも、結構覚えていてもらえるかな。書かないよりは書いておいて良かったな」と思えました。同時に「それでも読者の方々の感じ方は千差万別だから」ということで、上記のような「手直しするべきポイント」として、あらためて思い出すことができました。なんだか半ば自己完結しているような書き方になってしまいましたが、本当に良い機会となり、感謝しています。
>そしてまさかの腹の探り合い。
リアルでは腹芸なんて出来ない私ですが、小説では読むにしろ書くにしろ、胸に一物あるキャラが大好きです。そういうキャラには、なんだか深みを感じてしまいます。
禁じ手っぽい「語り手がコロコロ変わる」を敢えてやった理由の一つが、そうした隠れた内心の表現しやすさからでした。
それに、恋愛もので「最初は仲が悪かった男女が、むしろくっつく」というパターンがあるように、冒険仲間の友情に関しても、最初から意気投合するより最初は隔たりがあった方が、変化(成長)を描けますからね。
>ここはリアルだなあと感じました。
SFにしろ異世界ファンタジーにしろ、現実世界とは異なる世界を描きつつ、その中で実は現実世界と重なる部分もある、というのが一つの妙味だと私は思っています。この作品では主人公を海外勤務経験ありと設定した段階で、異国暮らしと異世界暮らしの相違点を表現してやろう、という意欲がありました。現実との対比が問題ですから、こうして『リアル』と言っていただけるのは、本当に嬉しいです!
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ウイルスの説明、面白かったです! ガチャのあれみたいなものですか。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
……というより、まずは、お読みいただきありがとうございます、ですね。おそらく「長いから」という理由で一度は断念されたであろう作品を、かなり強引にオススメする形だったので、読み始めていただけただけでも大感謝です。
研究者に対する興味という視点で読み始めていただけたならば、この辺りは、一番ダイレクトなところでしょう(第13話で、また山がありますが)。
ここでのウイルスの説明は『ガチャのあれ』が頭に浮かんだらわかりやすいかな、と思って書いていました。でも実はこれ、最近思いついたものではありません。
昔、初めて個人サイトを作った時に(当時友人たちの間で『ホームページを開設する』という遊びが流行っていました。まだブログなんてなかった時代です)、私はウイルスをテーマにしたサイトにしたのですが、その際に考えたのが「ガチャのカプセルでウイルスを説明する」という例え話でした。そこではガチャのカプセルの絵を描いてイメージしやすくしたのですが、こうして小説に取り入れた段階で「そういう『絵』を抜きに、文章だけで表現できるかどうか」というのが、一つの課題になっていました。
そんなウイルスの説明、『面白かったです』と言われると「わかりやすかった」以上に嬉しい、と自分でも初めて知った気がします。ありがとうございました!
そうだった!パラちゃんは寝ちゃうんでしたね!
(前回から大分開いてしまいました。すいません)
テント初日のいい雰囲気の感想を書こうと思ったのですが、
なんだか『遠く遠くへと旅している感』を強く感じたのをお伝えしたいです。
作品の中で時間経過を表現するのって難しいと思ってます。
すぐに『3日後』とかすっ飛ばしてしまうのですが、
それだと『長く時間を使ってようやくたどり着いた』みたいな
疲労感のような根気のようなニュアンスを読み手さんに感じてもらうのが
難しい気がして。
でも今回読ませていただいたところでは、いい感じに書かれていたので、
「どうしてだろう、どこが工夫だろう」と考えてしまいました。
結局確信はないのですが。うーん、風景描写?
ともかく色々楽しめる作品です、『ウイ何』!
あと、ラゴスバットクロー×3が出てきたので嬉しかったです。←大ファン
×9ぐらいにならないかな。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
パラに限らず、リッサも「他の人が使えないような魔法を使える」という設定なので、ある意味チート。ノーリスクではチートすぎるので、魔力が尽きたら意識を失う、という設定にしていました。
また、村と村の間の記述。頭の中では漠然と「村から離れたら、あるいは逆に近づいたら、出てくるモンスターの強さや種類が変わる。地形が変わっても変わる」という設定を作っていたので、そのために「何日目には何々が出てきた」とわざわざ書いていた覚えがあります。今にして思うと、これのおかげで「旅の『一日』は、毎日同じではない」と表現できて、『長く時間を使ってようやくたどり着いた』みたいなニュアンスに繋がったのかもしれません。だとしたら、意図的に工夫したわけではなく、完全に思わぬ副産物なのですが。
本当にそういう効果があるのだとしたら、冒険旅行譚で「途中で出現する雑魚モンスターの変化を記す」というのは、長々と書かずに「旅の『一日』は、毎日同じではない」を表現できる、良い手法なのかもしれませんね。今後、意識して使ってみようと思います。
あと、『ラゴスバットクロー×9』。今まで考えたこともありませんでしたが、面白いですね! 四人パーティーで戦っている間は、そこまでリッサ一人が頑張る必要はないでしょうが……。続編の方では今後「強敵相手に一人か二人で挑まないといけない」という場面も想定しているので、その際にはリッサの超連打、取り入れてみようと思います。
第三十一話 新たなる旅立ち・後編(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ん?魔王を倒しに(偵察に)行くのに、厳しい戦いが待ち受けているのに、
何かワクワクそわそわ楽しい気持ちになってしまう。
ま、いいか!
(やはり食べ物のシーンはパラちゃんですね!
実に美味しそうで嬉しそうです。食レポ担当に決定!)
(受付のお姉さんは、ついに名前も出ないままか…)
(次も楽しみです!)
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
一応「冒険記」なので、むしろ『ワクワクそわそわ楽しい気持ち』は正解のはずです。また、パラを食レポ担当キャラとして受け入れていただいたことも、感謝しています。
なお、受付のお姉さん。第二章から結構出番も増えたので、この辺りで「そろそろ名前をつけた方がいいのかなあ」と、一つ女性名を(この作品の命名ルールに則って)考えたのですが……。せっかく考えた名前、第三章でレギュラー入りする女性キャラの方に、回してしまいました(受付のお姉さん、ごめんなさい)。
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
読了させていただきました。
ファンタジーという世界観にウィルスという近代的なテーマ。
ともすれば乖離して別々の話になってしまいかねない二つの要素を一つに纏めるべく苦心されてるのが伝わってきました。
大変な執筆だったと思います。お疲れ様でした。
作者からの返信
爪切り様、コメントありがとうございます。
ファンタジーにウイルス要素を持ち込むのは、私自身は楽しんで書いていたつもりなのですが……。
途中からウイルス要素が薄くなって普通のファンタジー小説になってしまったのは、序盤で書きたいことを書き切ってしまったというだけでなく、無意識のうちに『苦心』していたのではないか、と今さらながらに思いました。
今回参加させていただいた企画、私は「自分ならではの持ち味」というのを趣味や専門知識のような側面から考えてしまったのですが、それだと他の参加者の方々の作品を読んでいても「これのどこが『自分にしか書けない』なのだろう? WEB小説としてありふれた題材・文章ではないだろうか?」と感じてしまうことも多く……。そうなると、なかなか『応援』を押す気持ちにもなれず、読んだ証を残せなくて、心苦しく感じることもありました。「他の企画で読んだ作品の方が、よっぽど独自色が強かったなあ」と、以前に拝読したいくつかの作品が頭に浮かんだり、それならば「いっそのこと、そうした作品を企画主様に推薦したいくらいだなあ」と思ったりもしました。同時に「でも、私の考えているような『自分にしか書けない』とは違う作品が集まっているということは、そもそも企画主様が集めたかった作品は、私が想定していたような作品とは違うのだろうか。ならば、私の作品は、はたして参加作品として相応しかったのだろうか?」という心配が生まれたりもしました。
そんな中。企画主様が最後まで読んでくださったことで「これで良かったのかもしれない」と思えました。本当に感謝しています。
うあー!お姫様は純でほんとに良いなあ!僕は考え方がパラっぽいので(容姿は似てません)、素でこんなだったらもう、飛びついてしまうぞ!(そしてラゴスバット・クロー連撃をくらう)(それもいいかも)
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
この回ラストの二人(リッサとパラ)のエピソードは、それぞれのキャラクターのおかげで生まれた「キャラが勝手に動いてくれた」的な話。私自身、大好きなエピソードです。
しかも、これのおかげで、独立していた「ラビエス・リッサ編」と「パラ・マール編」が一つに繋がったような、構成上の旨味も自分では感じていました。
だから、ここに関して感想がいただけるのは、本当に嬉しいです!
ん~、今回も堪能です!お姫様はいい感じ!その調子で楽しく引っ張りまわされろ3人!それにしても…前回にマールちゃんの立ち位置を聞いてしまったので、意識してしまってしょうがないです!ラビエス!もうちょっと優しくできないのかー!おーい!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
今回も、特にラストで、リッサの「お姫様キャラ」を利用させてもらいました。私の中にある一般的な「お嬢様」のイメージ が「乗馬が趣味」というものだったので。
なお、マール。このエピソードでは出て来ませんでしたが、その分、次回に出番が……。といっても、ラビエスではなくパラとコンビを組む形ですが。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
まずは自主企画にご参加いただき、ありがとうございました。
早速ですが、率直な感想を書かせていただきます。
全体的な感想としましては、文章が安定しているなと思いました。気になるようなところも少なく、読みやすかったです。作者様自身の知識と組み合わせて、ストーリーも練られているんだろうな、という印象です。
気になる点としましては、私個人の好みの問題も大きく関わってきますが、視点の切り替えが多すぎて、テンポが悪い、その上、お話全体が説明的で、中々ストーリーが進まない、読むのは楽ですが、かなりやきもきしました。
三人称であれば多分そこまで気にならないのですが、一人称で視点の切り替えが多いと、物語への没入感が薄れるので、あまり好きではなかったです。一人称で視点の切り替えがあるからだめというわけではなくて、切り替え方が好みではないということです。
視点の切り替えが細かく入る事で、キャラの心情などがすぐに詳しくわかるのはいいのですが、もう少し読者側にも考察する余地が欲しいです。
例えば、推理ドラマなどでも、主人公が重大な証拠を見つけて「なるほど、トリックが分かったぞ」と言ったならば、見ている側としては、的外れだとしても、こうじゃないか、ああじゃないかと少なからず想像しますよね。でもこの作品にはそういう間が少ないので、置いてきぼりになった感じがします。Q「このキャラがこんな事を言いました。あなたはその時どう思いましたか?」A「私は、こうです」A「僕はこう感じた」というような、まるでインタビューを見ている感じです。
前世の記憶の扱いについて、乗っ取りか融合か。どちらも憑依してきた側に主導権があるということは、つまり乗っ取りであれ、融合であれ、憑依された側の意志はないのですから、現状はどちらも一人の人物の人生を犠牲にしていますし、その辺りを二人はどう消化していくのでしょう。転生者によって少しずつ違うというのは面白い設定ですね。
以上です。
好き勝手言ってしまってすみません。もし、不愉快であれば、削除をお願いします。
作者からの返信
夜野様、コメントありがとうございます。
自分でも薄々気付きながら、なかなか直せていないポイント……。それらを読者目線から改めて指摘していただいた、という感じです(特に、以下の二点です)。
まず、語り手の切り替えに関しては「小説家になろう」で初めて感想をいただいた時から指摘されていた点でした。特に当時は「この部分は〇〇の語りです」みたいに明示するのを私が嫌がっていたため、今以上に分かりにくかったようです。現在のように「俺(私)――〇〇――」と語り手の名前を加えたのは、その指摘を受けての改修でした。
ただし「すれ違いや勘違いを表現するためには、一人称で切り替えるのも仕方ない」とも言われたのですが……。
その後、三人称で群像劇っぽい長編を書いている時に、ふと気付きました。たとえ三人称であっても、ブロックごとに視点(主体)は誰か一人に固定して、そのブロックの組み合わせになってくる。ある意味これって一人称の視点切り替えと同じなので、それぞれの心情・誤解などはきちんと記述できるのですね。「これだったら『ウイルスって何ですか?」も三人称で書くべきだったのかな?」と思ったものです。
今回『三人称であれば多分そこまで気にならないのですが』という意見を拝見して、改めてそれを感じました。ただ、三人称で書き直すとしても、それぞれの心情説明は現在と同じようにするつもりだったので『キャラの心情などがすぐに詳しくわかるのはいいのですが、もう少し読者側にも考察する余地が欲しい』というのは、新鮮な見方でした。
続いて『お話全体が説明的で、中々ストーリーが進まない』という点。これは完全に私の悪癖で、自分でも何とかしたいと思いつつ、どう直して良いか、わからない部分です。
自分の書いている長編が総じて「途中まではボコボコと伏線を積み重ねて、終盤で一気に回収」という形式になっているような気がして……。この辺りは、自分の読書・執筆の原点が推理小説(謎解き重視の本格派)であることにも関連していると思うのですが(異世界ファンタジーを書くようになった今でも推理小説のフォーマットで書いている気がするのですが)、世の中には『推理小説』でも序盤から魅せる作品はあるのですから、これは言い訳に過ぎないのだろうな、とも思います。
この作品の後に書き始めた別シリーズでは、なるべく「冒頭で派手な事件を起こす。問題提示とか、印象的なファーストバトルとか」というのを試みているのですが、それでも中弛みするとみえて「終盤から面白くなる」「後半ブースト」などの感想をいただくので、やはり私の構成力には問題があるようです。新しくゼロから書き始める作品でもそんな感じでは、この『ウイルスって何ですか?」を書き直せるのは、まだまだ先のことになりそうです。
最後に、これは『自分でも薄々気付きながら、なかなか直せていないポイント』とは別件ですが。
憑依について『現状はどちらも一人の人物の人生を犠牲にしていますし』というのは、なかなか痛いところを突かれた気分でした。これに関しては、結局問題提起だけで、この作品内では回収しきれなかったので、今書いている続編の中で、いずれ何とかしたいと思いました。
以上、返信も長くなってしまいましたが、有意義な意見をくださり、本当にありがとうございました。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ウイルスの専門知識が活かされていますね!
このように取っつきやすく理系知識を紹介する作品が増えて、理系好きが増えたらいいなあと思います。
作者からの返信
芒 荻経様、コメントありがとうございます。
この第二話は、第三話以降で異世界ファンタジーの世界にウイルス学を持ち込むための、予備知識の説明回でした。
私の作品で『取っつきやすく紹介』が出来ているのかどうか、少し自信はありませんが、『理系好きが増えたらいいなあ』というのは、私も強く思います。
特に個人的には、理系は理系でも、自分の専門分野とは少しずれた作品の方が好きです。その場合、小説を楽しみながら、新しい知識が得られるので。
第二十話 リッサの新生活・後編(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
これまたでっかいネタに興味を持ちましたね僕らのお姫様は!(読み手としては大歓迎です!GO !)ラゴスバットクローが楽しくて仕方ないお姫様は本当にいい味だしてますね! それから、ラビエスとマールの関係がもどかしいです! 焼きもちマールの出番、まってまーす!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
こういう「お姫様」キャラが一人いると話を動かしやすい(強敵に立ち向かう展開にしやすい)ということを、つくづく感じました。
主人公パーティーには女性が三人いるものの、この作品はハーレムものではなく、「ラビエスの相手」になり得るのはマール一人(他の二人は「相手」ではなく「仲間」)と私は思っており、そのため特に第二章序盤は「マールがメインヒロインだよ!」というのを意識して書いたつもりでした。『ラビエスとマールの関係がもどかしい』と思っていただけるのも、メインヒロインである証なのだろうと、私は満足しています。
うあっ!何てきれいな終わり方!
これはまねしたいなあ。
ところでこの17話では、ほろりとしたところが2箇所ほどありましたよ。
やはりそこでは鳥川さんはほろりとしているのかなあ、と思いました。
さあ、これでパーティーは4人で確定ですね!
次も楽しみです!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
第一章は「ラノベで言うところの第一巻」と思っていたので、この物語を考え始めて最初に頭に浮かんだのが「『ウイルスって何ですか?』という質問で締めくくる」ということでした。
それだけ思い入れの強い終わらせ方だったので、『何てきれいな終わり方!』というお言葉、とても嬉しいです!
また、確かに私も書いていてジーンとした部分はあったので(それで筆が乗って、エピローグ的な内容だったのに長くなったくらいだったので)、『ほろりとしたところが2箇所ほどありましたよ』というコメントも、嬉しく思いました。
今回はアクションを存分に堪能しました!
(ものすごい読間が開いてしまいました。すいません)
ここまでの集大成のような回でしたね。
リッサの「杖で殴りまくり」がキャラに合っていて面白かったです。
あと、ずれてる精霊(?)も。
いつのまにかチームは4人。
今回新たな謎も現れたし(ウイルスの謎!)、
戦隊ばりのフォーメーションもできたし、
旅はどんどん続きそうですね!
あ、でも次回で本章は終わりか。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
第二章のラストバトルと差をつけようとしたために、自分では「第一章のラストバトルは地味かな?」と思っていた部分もあったので、『今回はアクションを存分に堪能しました!』『ここまでの集大成のような回でしたね』というお言葉、とても嬉しいです。一応これでも「章のラストバトル」としての体裁をなしていたのだと安心しました。
第一章は「四人パーティー結成!」ということで、旅の続き、というか冒険の続きは、第二章となります。この先も、よろしくお願いします。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
あ、それぞれ思い出すときの感じ方が違うんですね。これはなかなか面白いです。
作者からの返信
@a_bird_in_cage様、コメントありがとうございます。
「同じ転生者でも違う人間である以上、価値観など色々と違うはず」というのを描く上で、特に「転生システムに関連する部分でも、二人の捉え方は違う」というのは、私としては書いていて楽しい場面でした。
でも三人称ではなく一人称のスタイルで進めている以上、読者の方々に「語り手キャラの認識 = 作者の認識」と思われる可能性もありますし、そうなると「この作品における転生システム(思い出すときの感じ方)は、いったいどっちが正解なの?」と読者を混乱させるかもしれない……。そんな心配もあったので『これはなかなか面白いです』というお言葉、とても嬉しいです!
特に、異世界ファンタジーを数多く読んでおられる読み専らしき方からのコメントということもあって、いっそう嬉しかったです(誤解かもしれませんが、ユーザーページにおける執筆小説がゼロなこと、レビューを書いた小説の約半分が異世界ファンタジーであることから、そのように思ってしまいました)。
第十三話 呪いのウイルス(ラビエス、パラ、リッサの冒険記)への応援コメント
イベントの参加ありがとうございました。
自分は理系の学校を出たので、なかなか興味深く読み進めさせて頂くことができました。
時間に余裕がない人には厳しいかもしれませんが、読み応えのある作品をじっくりと読みたい方にはお勧めしたいです。
魔法に医学的なアプローチで解釈を加えると言うのも、斬新な手法だと思いました。
とはいえ専門用語はチンプンカンプンなので、1~3話で勉強させていただきますね。
作者からの返信
J・P・シュライン様、早速のコメントありがとうございます。
元々タグ欄で『ファンタジー科学小説(特に第十三話)』と記載していたくらいに、自分で「この回だけは特別!」と思うエピソードがあった私にとって、まさにぴったりの自主企画でした。本当に感謝しています。
これまでに学んだ知識を活かして書いた作品ですが、他の方々の目にはどう映るか、いつも心配に思っていました。だから『理系の学校を出た』という読者の存在はありがたいものであり、J・P・シュライン様に読んでいただけて感謝しています。もしもツッコミなどありましたら大歓迎ですので、よろしくお願いします。
また『読み応えのある作品をじっくりと読みたい方にはお勧めしたいです』というお言葉も、とても嬉しかったです!
おお!なんかドキドキワクワクしてきました!
(インフルかな)
次も楽しみです!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
そろそろ第一章のクライマックスですから『ドキドキワクワク』は作者の意図通りであり、感謝しています。大丈夫、インフルではないはずです。
そう思いながらも「第十四話って、どこまでだっけ? まだラストダンジョンには突入していなかったような……」と、確認のために読み直してみたら。
ああ、こんな場面で区切っていたのですね! 主人公も(クライマックスとは別の意味で)ドキドキしているではないですか! 主人公に同調して読んでくださっているのだとしたら、ますますありがたいことです。
第十三話 呪いのウイルス(ラビエス、パラ、リッサの冒険記)への応援コメント
ああ!今回はウイルスの勉強回でしたね!
うん、追いついている、離されていないつもりです!
やっぱりウイルス×魔法という発想は秀逸ですね。
それにしても透明化ウイルスとは!
まだ僕らの社会には無いみたいですね。ほっ。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
この回は、実在のウイルス工学の手法を取り入れつつ、透明化ウイルスという思いっきりファンタジーなものを描いたエピソードでした。その和洋折衷みたいな部分が、作者としては押しポイントであっても、読者目線ではどうなるのか。心配もしていたので、コメントをいただけて、まずはホッとしています。
確かに『僕らの社会には無い』透明化ウイルスですが、問題は「ヒトを透明にする遺伝子が存在するか否か」という点だけなのですよねえ。
現実世界においても、もしも透明人間が発見されて、その方面の研究が進んで、透明人間たらしめる遺伝子も同定されれば、組み換えウイルスの利用で透明化ウイルスだって簡単に作れる……。そんなことを考えてしまう私は、空想癖が過ぎたり、マッドサイエンティストの気質があったりするのかもしれません(だからこそ、こういうファンタジー小説を書いている、と言えるような気もしますが)。
第十二話 私の冒険者デビュー!(リッサの冒険記)への応援コメント
鳥川ハルさん!今回も面白かったです!
(前回のコメントを受けて)
ものすごく自分の気持ちが入った作品が数本あって、
それを作っていたときは、胸を熱くしてました。
なので、誰かの作品を読んでいて泣ける所があったら、
そこは作者さんも泣いていたのではないかなあと、思ってました。
鳥川ハルさんのお話を聞いて、
なんかしっくり、つながった気がします。
いいお話をありがとうございました!
(むむ、ここに返事するのは、なんか違うかな?)
それでは!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
作者が面白いと思えない作品は読者も楽しめない、というような言葉を聞いたことがありますが、「面白い」「楽しい」だけではなく「感動した」「泣ける」に関しても、同じなのでしょうね。つまり、作り手側が「こうすれば感動するよね?」と、気持ちも入らずに機械的に「泣かせよう」とするよりも、作り手側も泣いてこそ読者・視聴者も感動しやすいのでしょう。
いただいたコメントを読んで、そんなことを思いました。
第十一話 隣村の宿屋にて(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
ああ、パラの孤独のくだり、よかったです! じん、としました。
普段の腹の探りあいがあるからこそ、共感の場面が響きますね!
次も楽しみです!
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
特に今回は『パラの孤独のくだり』に触れていただき、とても感謝しています。この場面、読者目線ではどういう印象になるのか、ずっと気になっていたからです。
というのも、この件は最初から予定した話ではありませんでした。書いているうちに「パラの性格設定と、現在の振る舞いが違う」と気づいて、あらためてパラの立場になって考えてみて、急遽物語に加えた記述でした。
私としては珍しく、キャラクターが勝手に動いてくれた感じです。ストーリー重視でキャラクター描写に自信がない私なので、心配な部分でもありました。
また、そうやってパラの立場になってみると、共感して涙ぐんでしまったので、作中ではパラの感情の爆発という形で「突然泣き出す」という話にしたのです。でも「私が涙ぐんでしまうのは、作者ゆえに思い入れが強いだけであり、読者目線ではシラけてしまうのだろうか」という不安もあったので、『じん、としました』というお言葉には、感謝感激です!
第九話 事件の後始末(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
読んでいるこちらもワクワクしてくるから不思議です。それにしても3主観継続、すごいですねー。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
作品タイトル(副題)に『異世界冒険記』とある以上、もっと早く冒険の旅に出るべきだったのでしょうが、色々「あれもこれも」と書いていたら、すっかり旅立ちが遅くなってしまいました。
いよいよ冒険旅行です。おそらく作中で一番ワクワクしているのはパラだと思うので、一緒になってワクワクしていただけたら嬉しいです。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
今回も楽しく読ませていただきました!
主観が入れ替わる構成、いいですね!
お互いが何を考えているか図りながら進んでゆく。
ちょっと他には見当たらない、
カジノ映画のような探りあいの緊迫感が面白いです。
パラちゃんとラビエスの腹の探りあいに、
素直なマールが絡んでくるのが、にくい!
あ、今回も料理うまそうでした。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
同じ転生者でも違う人間である以上、転生とか異世界とかに対する態度や価値観は違うはず……という点を強調したかったのも、この作品の執筆理由の一つになっていました。特にこのあたりのラビエスとパラのやり取りには、そういう意識が強く反映されていると思います。ただ自分としては「書きたい」ことであっても、それを読者の方々が「面白い」と思っていただけるかは、話が別。だから今回『ちょっと他には見当たらない、カジノ映画のような探りあいの緊迫感が面白いです』とおっしゃってもらえて、とても嬉しいです!
第四話 私の新生活!(パラの冒険記)への応援コメント
今パラさん(勝手な呼び名、すいません)、かわいいじゃないですか!果物のくだりが、本当に美味しそうでした!前向きなのがいいですね。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
オリジナルと転生後の区別、どう表現するか少し困っていたのですが、なるほど、それぞれ『元パラ』『今パラ』と記せばよかったのですね!
実は「ある意味この子の方がマール以上にヒロインかもしれない」と思いながら書いていた部分もあっただけに『かわいいじゃないですか!』というお言葉は、素直に嬉しいです。
また、意識して食レポキャラとして扱っていたので(食べたり飲んだりの感想描写はなるべくパラ視点で書いていたので)『果物のくだりが、本当に美味しそうでした!』というお言葉は、さらに嬉しいです。
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
おお、すごい濃密な。しかし、魔法と微生物とウイルスの関係、分かった(気がします)!こんな風に組み合わせられるなんて、すごい発想ですね!面白いなあ。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
ウイルスが特殊な微生物であることは、この作品を通して訴えたかったことの一つ(この作品を書き始めた理由の一つ)であり、そこを強調するために魔法と絡めたようなものなので、『分かった(気がします)!』と言っていただけると、とても嬉しいです。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
あ、ウイルスの話だ!
警戒しましたが、大丈夫でした。カプセルの話、分かりやすかったです。
この作品を全部受講したら、単位が貰えそうですね笑。
甘口なストーリーも好みです。次も楽しみです。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
『カプセルの話、分かりやすかった』と言っていただけたのは嬉しいですし、『甘口なストーリー』と感じていただけたのも嬉しいです。同時に『この作品を全部受講したら、単位が貰えそう』に関しては「この先、拍子抜けされるのではないか」と少し心配にもなりました。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
最後に重大発表がありましたね!二人語りのストーリー、面白くなってきました!次も楽しみです。
作者からの返信
wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
この『重大発表』、紹介文(あらすじ)の記述やタグ(「複数の転生者」)の時点で、もうネタバレなんですよね……。元々「小説家になろう」で掲載していた時は、最初ネタバレが嫌で、あらすじに転生云々を記していないくらいでした。あちらでは、異世界転生はタグ付け必須というシステムなので、あまり意味なかったですが。
今はネタバレもそれほど気にしなくなりましたが……。それでも一応、この点が第一話のオチだと思っているので、感想で触れていただけて嬉しかったです!
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
元々、烏川ハル様の作品は、チャート企画の異世界裏稼業から読み始めました。
そして、自己紹介部分で、最も読んで欲しい作品にこちらの「ウイルス」シリーズとありましたので、拝読させていただきました。
折角ですので感想…(^^;)
ただし、あくまでも「一読者」視点のまとまりのない一方的な感想で申し訳ありません。
まず、こちらの作品は今まで読んで来た作品の中では一番読みやすくとっつきやすい作風でした。
「人が死なないのでヌルい」とお考えのようでしたが、それほど気になりませんでした。
むしろ、ラビエスさんの性格上の問題なのか…強くなっているのが読者にとって伝わりにくいような気がします。
いつまでも自分は「初心者」と思っているため、一応「魔王」を倒していてすごい人のはずなのに、そう思えないところが、ちぐはぐ感として残るような気がします。
特に炎のフランマを倒した後は、もう少し「世間」の評価が高くなっても良いと思います。
それと、一番気になった部分でもあり、この作品の魅せ方でもある「複数人の一人称で話が進む展開」は読む人によって好き嫌いがわかれると思います。
個人的には、ちょっと苦手でした。
理由はストーリーにおける「時間の巻き戻し・足踏み」現象です。
ラビエスさんがAと言う事象に対して語り、次にマールが同じAと言う事象に対して語り、同じくパラが、リッサが…と多視点でAと言う事象に対して語られます。
そのため、もう少しサクサクストーリーが進まないかなぁ…と思いました。
ただ、これは本当に個人の好みなので、「キャラクターの内面を丁寧に読みたい」と言う読者様には好感触かと思います。
読者のなかには「ストーリー」を追いかけたいタイプと、「その場」を楽しみたいタイプに大別される、とどこかで聞いた気がします。もしかして自分は「ストーリー」派なのかな?と思った次第です。
あと、一人称のバトンをどんどん受け渡す展開上、時々、パラとラビエスさんが同じ異世界人と言う事も有り、まるでテレパシー能力でもあるのか?と思うくらい以心伝心になっているシーンもあり少々違和感がありました。
特に「ウイルス」と言う単語について語るシーン等でしょうか……。
「シリアス」にしては、世界観が優しく、「ほのぼの」と言うにはシビアな感じの印象でした。
また、一応「ハーレムもの」にも当たるのですが、「ハーレム」にしては恋愛度は薄いので……
もしかしたら、子供にも理解できる優しい言葉で話を進めるなら児童文学寄りかな?と思いました。
ありがとうございました!
作者からの返信
伊坂 枕様、コメントありがとうございます。
まずは『最も読んで欲しい作品』を読んでいただけたこと、本当に嬉しく思います。
>ラビエスさんの性格上の問題なのか…強くなっているのが読者にとって伝わりにくいような気がします。
元々「強すぎる主人公は嫌!」と思って書き始めた作品ですが、主人公は主人公。それに、
>一応「魔王」を倒していてすごい人のはずなのに、そう思えないところが、ちぐはぐ感として残るような気がします。
作中では実績を上げているわけですからね。特に「魔王を倒した!」瞬間に終わるのではなく、その後の一休みまで含めている以上、「俺はすごいことを成し遂げた、と改めて実感する」くらいの描写が必要だったのかもしれません(最後の団欒の部分にそれとなく書き足せるかどうか、少し考えてみます)。
>特に炎のフランマを倒した後は、もう少し「世間」の評価が高くなっても良いと思います。
これも作中では「武闘家センだけが『ネクス村の英雄!』とからかい半分で褒める」という描写しかないので、もう少し書き足すことを検討してみます。
>この作品の魅せ方でもある「複数人の一人称で話が進む展開」は読む人によって好き嫌いがわかれると思います。
これは「小説家になろう」で掲載された時も、読者のかたから指摘されたポイントです。
第二章序盤まで掲載した時期だったのですが「何よりもまずいのは、わかりにくいこと」と問題視されたことで、それまでの掲載分を見直して、いくつかのエピソードに関しては語り手が変化する繋ぎの部分を少し書き直し、また全てのエピソードにおいて『俺(私)――キャラ名――』という形で「現在の語り手は誰か」を明示するようにしました(あれ最初はなかったのです)。つまり、現在のような表記になったのは、感想をいただいた結果でした(「Side 〇〇」みたいな表記は好きではないのですが、これならば自分としては許容範囲だったので)。
そのかたの場合は「後でタグの『勘違い』に気づいて、それなら仕方ないと思いました」という感想も後日いただいたのですが……。
その時、私は「三人称でも勘違い・すれ違いを表現できるのではないか?」と思ったものでした。今、また同じことを考えています。
>個人的には、ちょっと苦手でした。
>理由はストーリーにおける「時間の巻き戻し・足踏み」現象です。
いっそのこと、全体を三人称にしてしまって「ラビエスはこう考えていた。しかしパラはそんなつもりはなく……」みたいな書き方の方が良いのではないか、と。そうすれば少なくとも『時間の巻き戻し』だけは今よりも減らせるのではないか、と。
ただしこれは本当に大改修になるので、よくよく考えてから実行したいと思います(改善アイデアとしては思いついても、ついつい二の足を踏んでしまいます)。
>まるでテレパシー能力でもあるのか?と思うくらい以心伝心になっているシーンもあり少々違和感がありました。
これこそ三人称で書いた方が、わかりやすいのかもしれません。
例えば透明化現象の事件で、ラビエスの方が「元の世界で見たSFドラマ。宇宙を舞台にした、古典的な名作。そこに出てくる『透明な宇宙船』の見え方が、まさにこんな感じだった」と思い浮かべたところで、一方パラは「ラビエスさんも、あちらの世界で見た映画を思い浮かべたのでしょう。姿の見えない怪物に、密林で襲われる……。そんなモンスター映画です」と考えている(作中で商業作品の固有名詞は避けたのですが、要するに前者は『スター・トレック』の透明化偽装装置、後者は映画『プレデター』の透明な怪物プレデターです)。二人とも別のものを想定しつつ、でも「同じ転生者だから同じものを考えているのだろう」と微妙に勘違いしている。
(自分の作品なのに)ちょっと思い出せないのですが、他にも一つか二つ「同じものを思っているつもりで、違うものを思い浮かべている」という描写を、入れておいたような気がします。
とにかく「転生者同士で以心伝心のつもりが、実は少しずれている。それは神視点の読者だけがわかる。ニヤニヤ」という構図にしたかったのですが、あまり上手くいっていないらしい、と判明したのは大きな収穫でした。ありがとうございます。これも複数一人称小説の弊害であって、三人称にして作中ではっきりと「微妙にずれている」と明言してしまった方が良かったのかな、と思いました。
>特に「ウイルス」と言う単語について語るシーン等でしょうか……。
これに関しては、全面改修ではなく、少し書き足すだけでも対処できそう、と思うので検討してみます。『俺の元の世界にも結構存在する、ウイルスと細菌を同じものだと考えている人間の一人だ』という現在の表現、ここを少し変更してみます。「そういう人間と同じ表情だ」とか何とか、とにかく「そういう人間とパラが重なった、だから通じた」という部分をもっとわかりやすくすることで『テレパシー的な以心伝心』という違和感を少しは減らせるのではないか、と思いました。
このように「ここをこうしたら良いのではないか」と具体的な改善案が色々と思い浮かぶような、有意義なコメントに満ちた感想。本当にどうもありがとうございました!
編集済
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
別バージョンとのことですが、惜しい所で終わりますね。
【追記】
もちろん続きが気になるという意味です。
作者からの返信
新巻へもん様、コメントありがとうございます。また、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
内容的な区切りを考えて、ここで終わりとしたのですが『惜しい所で終わりますね』と言っていただけるのも「続きが気になる」というニュアンスであるならば、本当に嬉しいお言葉です。
可能ならば続編を投稿したいとも考えており、その際は「もう研究者ではなく冒険者になった」という意味を込めて『「冒険者って何ですか?」――元ウイルス研究者の異世界冒険記――』というタイトルまで考えてあるのですが……。「小説家になろう」の方の作品本文の執筆が停滞しているので(こちらでは、そちらの第三章から第五章までをベースに書き直す形になりそうなので)、こちらでの投稿開始は、いつになることやら……という状態です。
第五話 転生者同士の邂逅(パラ、ラビエスの冒険記)への応援コメント
過去を生かしながら、転生の事実は隠したいラビエスと転生の事実で交流したいパラ。幼馴染の存在が大きく対応を分けましたね。
さて、どうなりますか。
作者からの返信
新巻へもん様、コメントありがとうございます。
複数の転生者がいる以上、転生に対するスタンスも人それぞれのはず……。そんな気持ちから、二人を対比させて書いているつもりでした。なので、二人の差異を気にしていただけると、作者としては嬉しい限りです。
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
なるほど。
菌の識別ができないから常在菌が出ちゃって誤診とかありえそうですが大丈夫でしょうか、
その精度だとコンタミも怖いですね。
作者からの返信
新巻へもん様、コメントありがとうございます。
作品の中で一応
>この結果から「三人の体液には、同じ程度の細菌が含まれている」と考えられるわけだ。
>ただし、これは病原体ではなく、体内に常在する細菌の分だ。
と記したように、登場人物たちも「菌がある」となったら、まず「それは常在菌だ!」と考えるようになっています。そのために健康な人と比べています。もちろん、個人差で常在菌の種類も量も違うのでしょうし、一番の問題は「病気で体が弱っている時に、病気とは無関係な常在菌はどうなるのか」というポイントなのですが……。まともな器具もない環境では「少しくらい増えるとしても、桁違いには増えないだろう」という解釈で判定するしかないですからね。
この辺り、もっと上手く、説得力のある表現で書かないといけないな、と、いただいた感想を読んで反省いたしました。
おっしゃる通り、コンタミも怖い、大雑把な判定法です。
編集済
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
第二話まで読ませていただきました。
読み始める前は、転生者が転生者という事を隠して生きている……みたいな感じだと思っていましたが、事故からの入れ替り……というよりも流れ替わり?(巧い言葉が思い付きません)だったとは。
ウイルスの説明が少し長く感じなくもないですが、私はあって良いと思います。むしろあって欲しいです。
《ウイルス研究者》の転生という設定が第三話以降活かされるのであれば、やはりウイルスについて詳しく知らない私の様な人間には必要な文です。
ですが、一人称の得意分野である《語り手(主人公等)の感情が伝わりやすい》という点。
これが少し足りないかな……と思ってしまいました。
せっかく一人称の物語なので、最初の数話で読者の心を離さない主人公の内面……みたいなものがあれば更に良くなる様な気がしました。
ただ、これは一個人としての意見です。
ましてや私は超新人なので「新人が何言ってるんだ」位に捉えてもらっても大丈夫ですので。
それでは。
作者からの返信
絢様、コメントありがとうございます。
ウイルスの説明は『あって良いと思います。むしろあって欲しいです』と言ってくださる肯定派でも『少し長く感じなくもない』となるわけですから、やはり何とかしないといけないなあ、と思いました。理想は「わかりやすく、短く」なのですが、ついつい「この程度では伝わらないかも」と長くなってしまうので、難しいところです。
語り手の内面が足りない(特に序盤で)というのは、良い勉強になりました。自分でも「序盤のつかみで失敗している」と思う部分があり「では、どこをどう修正するべきか」というのは悩みどころだったので、貴重なご意見です。思えば、自分でも苦手と認識している内面描写を「ここは上手くいったかも」と初めて思えたのは、第一章の中盤以降だったような……。もっと序盤で、それをやらないといけないのですね。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ここでコメントしておりますが、この後の話も5話ほど読ませていただきました。
長文です。
お約束的に良いと感じた点の所感をば。
ご自身のお調べになった、もしくは学ばれた知識を分かりやすく解説している事。へー、なるほどなと頷きながら読めました。
またマールの視点が入ることで憑依、と言って良いのか私の中では判然としませんが……ともかく主人公がラビエスに憑依する前と後の人物像の変化、その後の印象の変遷を描かれているのも新鮮でよかったです。
次に気になった点です。目障りでしたら申し訳ない(予防線)
まず私が読者視点に立った場合なのですが、文章を読むに当たって私はそれを一枚の織物のように捉えています。これはあくまで私個人の見方なので、まあそんな見方もあるのか程度に流して……ください。
貴作の文章は、すらすらと読める、とっつきの良さがあります。なんかおめぇの文はとっつき辛ぇんだよと言われた私にとっては見習うべきとも思いました。
しかし私以外の視点(友達にも読んでもらったところ同じ所感を懐いたようです)でも、鳥川 ハルさんの文は、読んでいる途中で突然断絶している場面が多々見受けられました。唐突な回想、場面転換などがそれに当たるかと。場面転換であっちこっちに視点が飛ぶと、読者からすると振り回されてる感が……。
さらに読み進めていけば、そんな事はなくなってるかもしれませんので、とっくにお気づきでしたらアホがなんか言ってる、って感じに流してください(汗)
作者からの返信
飴玉鉛様、コメントありがとうございます。
まず『第二話』のところに書かれていた時点で、身構えました。自分でも一種の鬼門と思っていた回だったからです。「娯楽作品なのだから、ウイルスに関する長々とした説明は必要ない。もっと短く、バッサリとカットするべき」と言われることも覚悟していました。語りたい専門知識を娯楽作品の中に上手く落とし込めていない、という自覚です。もっと作品に溶け込ませないといけないのは確かですが、しかし少なくとも、このウイルスに関する説明が作品コンセプトの一つである以上、譲れない部分もある……。そう心配していたので、むしろ『お約束的に良いと感じた点』として『へー、なるほどなと頷きながら読めました』と言っていただけたのは、ホッとすると同時に、とても嬉しかったです。
私は小学生の頃から「お前は文章表現力がない。文系は無理だから理系に行け」と言われ続けていました。ネット小説を書くようになってからも「悪い意味で、論文のような文体」と複数の方々から指摘されてきました。私にとって文章表現は「下手の横好き」と自認していたので『すらすらと読める、とっつきの良さ』というお言葉は、むしろ驚きでした。
ただ、そうした私の表現力の欠如(論文のような文体)が、『一枚の織物』として『読んでいる途中で突然断絶している場面が多々』という問題に繋がっているのだろう、とも受け取りました。私としては、回想などは、あまり一部分に集中させると「砂場の中にポコっと岩石地帯が固まっているような、不自然な感じ」になるかと思って、少しずつ散りばめるようにしたのですが……。かえって不自然に「砂場のあちらこちらに岩の破片が落ちている」というような、浮いた感じになってしまったのかもしれません。この辺りの感覚は、指摘していただくまでは(自分一人では)わかりにくい点です。とても助かります。文章表現というより構成の問題かもしれない、と思いましたが、『唐突な回想、場面転換など』というのは、その前後との繋ぎ方が悪いという意味でもあるので、やはり文章表現の問題でもあるのでしょう。
表現ということに関しては、書く方だけでなく、読む方でも「はたして自分は正しく読み取れているのか」と不安になることがあります。実際、以前に、他サイトで(別の作品で)感想をいただいた時。一人目では深く受け止めなかったのに二人目から指摘していただいた時点で「もしかすると、一人目のかたも、同じ問題点を挙げてくださったのではないか。私が読み誤っていたのではないか」と、ようやく加筆修正することが出来た、という経験があります。
今回いただいたアドバイスも、自分なりに思っていたことなどと照らし合わせて「こういう意味なのだろう」と理解していきますが、もしかすると返信を見て「そういうこと言いたいんじゃないんだけどなあ」と思われるかもしれません。それでも、できる限り今後の作品作りに(そして今からでも修正できる部分は、この作品に)活かしていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
まだ序盤も序盤。ですので的確なコメントとはならないでしょう。
しかし今後読み進めていく中で分かった事があればコメさせていただきます。
今回はプロローグ、第一話の感想となります。
個人的な好みの話かもしれませんが、視点が俯瞰ではなく個人によっている場合は、あまり説明口調は望ましくない、というより世界観を見渡す上でマクロな視点からしか読み取れず、なんとなく、なんとなしに貴作を開いた方には敷居が高く感じてしまうかもしれません。
要点を纏めると、序盤は出す情報量は制限し、ご自身の世界観に必須となる用語は小出しにして、入り込みやすい雰囲気作りからやるべきだと思いました。
プロローグ、第一話からして、私が受けた印象は貴作の世界観ではなく、(言葉が悪く恐縮ですが)他人が築き上げたテンプレ世界観をイメージしてしまい、どうにも親近感が持ちづらかったです。
今後読み進めていけば霧散する印象かもしれません。それはこれから読んでいこうと思います。ご不快になられましたら申し訳ございません……(汗
作者からの返信
飴玉鉛様、コメントありがとうございます。
最初から設定説明に終始している、「自分が書きたいもの」を書き過ぎている、というのは、自分でも薄々わかっている欠点でした。ただ、悪いということは理解できても「では、どう改善したらいいか」というところまでは辿り着けていなかったので『入り込みやすい雰囲気作りからやるべき』というのは、非常に的確なアドバイスとなりました。感謝します。
特に、実際にそれを実行なさっている作家からのアドバイスなので、言葉に重みがあります。飴玉鉛様の作品からも、色々と勉強させていただきたいと思います。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
魔法少女企画から来ました。
読みやすい文章で、内容も読者を引き込みやすいと思います。
話中、視点が変わるのが読みやすいか読みにくいかは、人により意見が分かれるところでしょう。
ウイルスって、どうみても強力スキルですよね。
作者からの返信
空知音様、コメントありがとうございます。
まずは、褒めていただいた点、素直に嬉しいです。視点変更に関しては、別のサイトで掲載していた時にも指摘されました。それでも「〇〇side」という表記は嫌だったので、その時に、今のように「俺」「私」に「――〇〇――」と加えることにした、という次第です。この「――〇〇――」にしても、賛否両論あると思うのですが。
強力スキルとしてウイルスに興味を持っていただけたならば、ウイルスをテーマとして、こんな作品を書いた甲斐があります。
第四十二話 魔の山に吹く風・中編(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
おお。
もらえるものはもらう。だが断る、になるとは思いませんでした。
このお話を見ていて思い出したのが、ドラクエの1だったかな? の、世界の半分をやるから仲間になれってシーンでした。
なぜなのかはわかりませんが、そのせいで少し懐かしいような雰囲気も感じられるお話でした。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
ドラクエは3以降しか遊んだことないのですが、それでも「世界の半分をくれてやるから」は聞いたことがあります。それほど有名なやつですね。
今回みたいに武器ならば「もらえるものはもらっておけ」という態度も可能ですが、もしも「世界の半分」だったらさすがに「もらえるものはもらう。だが断る」は出来なかったでしょうね。