第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
あらためて、企画へのご参加ありがとうございます。危うく肝心な部分を見逃すところでしたので、ご連絡いただき助かりました。
ド新人なのに恐縮ですが、言語問題を回答するにあたり脳機能に立脚する姿勢が、実のところ私と一緒です。一方で、設定を導出するアプローチ=「ファンタジーな推論」の方向性は真逆と言えます。人によって回答が異なる面白みを感じました。
また、科学的な見方に裏付けがある主人公の属性と、一人称らしからぬ文体の妙によって、考えた設定を読み手に直接伝えられるのが羨ましくもあります。言語問題が本筋ではない中、自然な流れで説明するのは本当に難しいです。
私の解釈を見える形で残すのは憚られるので、ふわっとしたコメントになりました。ご容赦ください。
また、早とちりで不快な思いをさせてしまったかもしれないので、企画者として反省しています。
ともかく、面白い回答が見れて嬉しかったです。日を開けて再び開催しようかなぁと思いはじめました。
作者からの返信
昴の後星様、コメントありがとうございます。
この作品は私にとっては処女作に相当するもので、最初だからこそ何でもかんでも詰め込んで書いた、という部分もあります。その「何でも」の基盤となるのは自分自身の経験でしたし、英語脳云々の話(テレビに対する独り言とか、夢の見方が変わったとか)は異国での自分の実体験。異国を異世界に置き換えた結果、自然に出て来たのが、この作品における「言語問題への回答」でした。
だから設定として考えたというより、自然にそういう設定になった、という方が正しいかもしれません。確かに『言語問題が本筋ではない』ので、わざわざ作中で語る意味があるのかどうか。一般的に異世界ファンタジーを書こうとした際、今ならば「詰め込み過ぎ」と判断して、省略するかもしれませんね。
ただしこの作品の場合、それに関連したラテン語の話(異世界の現地人とっても「意味わからない」単語の件)の方が、後々の大きな伏線になっているので……。そちらを語るためには言語問題に触れざるを得ない、という事情もありました。
第四十二話 魔の山に吹く風・中編(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
おお。
もらえるものはもらう。だが断る、になるとは思いませんでした。
このお話を見ていて思い出したのが、ドラクエの1だったかな? の、世界の半分をやるから仲間になれってシーンでした。
なぜなのかはわかりませんが、そのせいで少し懐かしいような雰囲気も感じられるお話でした。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
ドラクエは3以降しか遊んだことないのですが、それでも「世界の半分をくれてやるから」は聞いたことがあります。それほど有名なやつですね。
今回みたいに武器ならば「もらえるものはもらっておけ」という態度も可能ですが、もしも「世界の半分」だったらさすがに「もらえるものはもらう。だが断る」は出来なかったでしょうね。
第四十話 氷の壁を越えて・後編(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
一番好きな技はラゴスバットクローなのですが、一番好きなキャラはパラだったりします。
一撃にすべてをかけるなんて、ロマンあふれるじゃないですか。
魔王登場でこれからパラの見せ場があるかもしれないと、勝手に期待しております。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
ノーリスクの大技ではなく「その一撃を放った後は眠ってしまう」というリスクもあるのが、かえって魅力につながるのかもしれません。
物語中盤でパワーアップした甲斐があって、今回は『氷の壁』破壊でパラが大活躍! さらに魔王登場……という場面までが今回のエピソードでしたね。
一般的に「魔王」といえばラスボスですし、ならばいよいよラスボス戦。ここからさらに彼女がどう活躍するのか、あるいはしないのか。ご期待ください!
バ・・・ハムート? と思いながら読んでいました。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
作中で台詞として「バ……!」まで言わせて、さらに地の文でも『日本の漫画やゲームでは』とか『本来どこかの国の神話か何かに出てくる存在で、その起源では、確か巨大な魚の形をしていたはずです。魚がいつのまにか龍となり、さらに『龍』から『竜』に変わったそうです』とか書きましたからね。
はい、バハムートを想定しながら書いていました。
第三十三話 魔剣の能力と爆炎の威力・中編(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ラゴスバットクロー!
相変わらず脳筋の入ってる魔法師のリッサさん、おもろいです。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
やはり彼女は色々考えるよりも、頭空っぽで戦う方が良いですね!
第十九話 リッサの新生活・中編(ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
気のせいかもしれないのですが、ここまで読み進めてみて、最初の頃のお話に比べてかなり読みやすくなっていると感じました。
どこがどう違うのかまでははっきりとしないのですが、地道に書き進めるって大事なんだなと、改めて確認させていただきました。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
この辺りはかなり昔(カクヨムに来る前、小説家になろうで投稿を始めた頃)に書いたもので、いつ原稿執筆したかの記録すらないのですが……。とりあえずなろう版の投稿日を確認すると1話目が9/12でこの19話が10/29なので、おそらく執筆時期も1ヶ月くらいは違っていたはず。「書き始めたばかり」の頃の1ヶ月はまだ色々と慣れていないからこそ大きく進歩できるのだろう、と感慨深いです。
ならば、力づくだ!
・・・リッサさん、ちょっと脳筋はいっててオモロいです。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
主人公パーティーの中で一番最後に登場となったリッサ。登場が遅れた分まだキャラが立っていないのではないかという心配も少しありましたが、早速気に入っていただけたようで嬉しいです!
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
培養液ってそんなので代用できたんだ! と、いろいろと勉強になりました。
大学時代、教授に「専門外の人にプレゼンする場合、分かったような気がすると言われたら大成功」と言われていたことを思い出しました。
私のような素人にも分かりやすくなるようにいろいろと工夫がみられる文章で、こちらもとても勉強になりました。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
バクテリアを増やすための培養液。私自身が実際に研究で使っていたのは専用の粉を混ぜ合わせたものであり、肉汁で代用するなんて乱暴な手段は試したことがありません。ただ、その「専用の粉」を調合する際、香ばしいような美味しそうな匂いがしていたのは覚えており、ならば異世界で手に入る代用品は肉汁あたりかな、と考えてそんな設定にしました。
一応理屈としては、作中のセリフにあるように「こういう料理って、放っておいたら腐ってしまいますが……。あれも病原体みたいな、目に見えない微生物のせいじゃないですかね? 」というのがありますし……。実際に出来るかどうかは別にして、これこそ熊八様のおっしゃる(昔言われたという)『専門外の人にプレゼンする場合、分かったような気がすると言われたら大成功』の一例なのかもしれませんね。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
世界設定の説明をただ書き連ねるのではなく、自然な感じでエピソードの中の一部として紛れ込ませる。
なるほどなぁと感心しました。私に足りなかったのはこういう工夫だったのかと、とても勉強になりました。
徐々に明かされていく世界背景の話は、続きがとても気になります。
なかなかまとまった時間が取れず、取れたとしても自分の駄作の執筆活動に使ってしまっていまして、少しずつしか読み進めないとは思いますが、楽しく読み進めさせていただきたいと思います。
作者からの返信
熊八様、コメントありがとうございます。
設定説明の難しさは、新しく長編を書くたびに、あるいは連載を進めるたびに感じます。
こちらとしては必要だから、後々の伏線になるから、あるいは単純に自分が考えた世界観を披露したいから。なんであれ、とにかく「読者に知ってもらいたい」と思って書いているのに、特に地の文が続いたりすると目が滑るのではないか、といつも心配になります。
自分ではまだまだ上手くないと感じているので『自然な感じでエピソードの中の一部として紛れ込ませる』と言っていただき恐縮です。世界観で「続きが気になる」と言っていただけるのも、とても嬉しいです!
まだ少し先になりますが、今回の感想をいただいて「説明の仕方に反応していただけるのならば、第6話はどうなるかな?」というのもチラッと考えました。
少しずつでも最後まで楽しんでいただけることを切に願っています。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
自主企画にご参加いただきありがとうございます。
できる限りたくさんの作品に目を通すため、少しずつしか読めない無礼をお許しください。
本物のラビエスはどうなっちゃったのか? という疑問が残りますが、
そこは今後何かがあるのでしょうか。今はわかりませんね。
なんとなく違和感を感じるマールの描写もいい感じです。
事故のせいだろうと思い込もうとしているのも自然でいいと思いました。
こちらの世界の冒険者も興味深いいいキャラのようで先が気になりますね。
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
企画にご参加誠にありがとうございます!
早速こちらまで拝読致しました。というかのめりこむように前のめりで読んでおりました。
著者様のウイルス学の知識から察するにその道の方なのでしょうか…!
細菌とウイルスの差についてこんなにも詳細にファンタジー小説の中で学ぶ事が出来るなど目から鱗が落ちる気持ちでした。
何より細菌を増やすために回復魔法を用いるというのが素晴らしい発想で……!私が触れてきた細菌を用いた作品は「動物のお医者さん」や「もやしもん」だったりしたのですが、シャーレ内で目的の細菌のみを増やす事に学生が四苦八苦していたのを見ていたので、短期間に回復魔法で増殖出来るのは是非とも現実にも欲しいなと思ってしまいました。
作者からの返信
佐藤 雪之丞様、コメントありがとうございます。
「仲間やバディとの協力バトルのあるファンタジー小説が読みたい」企画から来てくださったと思うので、序盤は共闘要素もなく(それどころか仲間も揃っていないほどで)退屈に思われるのではないか、と心配していました。『のめりこむように前のめりで読んで』というお言葉をいただき、とても嬉しく思います!
ご想像の通り、私自身『その道』だったことがあるので、その経験を生かして書いた作品です。この主人公同様、ウイルス学で博士号を取得、数年間ポスドクとして外国で働いたので「もしも私のような経歴の人間が異世界転生したら何が出来るだろう? 何が出来ないだろう?」というのを小説にしてみました。
私が読んだラノベの原点はおそらく「スレイヤーズ」であり、自分で異世界ファンタジーを書く際は、多分に影響を受けているようです。
その「スレイヤーズ」の中で、確か「魔法を覚え始めた頃の失敗談。風邪ひいたお姉ちゃんに回復魔法かけてあげたら、風邪そのものが元気になって病状は悪化。お姉ちゃんに怒られた」みたいな話がチラッと書かれていました。おそらく「スレイヤーズ」の世界観ならばウイルスも細菌も区別なく回復魔法で元気になったのでしょうが、いざ自分がウイルスネタの異世界ファンタジーを書く際、そこから「回復魔法でウイルスは増えないが細菌は増える」という設定を思いつきました。この作品を通じて「ウイルスと細菌は違う」「ウイルスは教科書的な定義では生物に含まれない」というのをアピールする上で、ちょうど良い設定になるだろう、と思ったのです。
「仲間やバディとの協力バトルのあるファンタジー小説が読みたい」企画の話題に戻りますと、仲間が増えれば共闘要素も出てきますし、特に第1章および第2章の終盤、それぞれの章のラスボスと戦う際は、一人一人では歯が立たないので、完全に共闘になります。
ゆっくりでも良いのでそこまで読んでいただけたら幸いです。あるいは、本当に共闘要素にこだわるのでしたら、物語的にはネタバレになってしまいますが先にその辺りだけ読む、というのも有りでしょう。それで興味がわいたら、ぜひ途中の部分も読んでみてください。
せっかく「仲間やバディとの協力バトルのあるファンタジー小説が読みたい」企画に参加したので、私の作品における『共闘』展開を企画主様にどう感じていただけるのか、その点も楽しみです。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
初めまして。
このたびは、私の自主企画『【ジャンル不問】あなたの渾身の一作を読ませて下さい』に御参加頂きまして、ありがとうございました。
あらかじめお断りさせて頂きますと、先入観を排除するため、他の方々のコメントやレビューには、一切、目を通しておりません。
もし他の方々と内容が被っておりましたら、その点、ご容赦頂けますと幸いです。
それにしても、ラビエスにマールブルグにパラミクソ......
結構、ヤバそうな名前の登場人物ばかり。
あ、ここまで読ませて頂きました雑感ですので、あまり気になさらないで下さい。
お互い、これからも執筆、頑張りましょう。
作者からの返信
風の吹くまま気の向くまま様、コメントありがとうございます。
キャラのネーミングは、完全に私の遊び心でした。研究者だった頃に慣れ親しんだウイルスの名前を主人公の由来にして、その他の名ありキャラも近縁のウイルスの名称で(ウイルスそのものだけでなく科名や属名も含めて)統一して……。
反応していただけて嬉しいです。
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
面白かったです。
世界観が凄いなあ。魔法の原理などもしっかりしてました。
タイトルの決め台詞も最後にいいですね。
ラビエスが、転生者でありながらも、他の作品にありがちなエロ、ハーレム思考がなくて、とても爽やかないい作品でした。
大満足です。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
長い作品をわずか数日で最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この作品は、いわば私の処女作のようなものだったので(これより前に自分の個人サイトだけで公開していた小説があったり、二次創作のWEB投稿をしていたりするので、あくまでも「WEB投稿したオリジナル小説としては初めて」に過ぎないのですが)、とても思入れが強く、それで世界観もガッチリ考え込んでから書き始めたのだと思います。
また、私も異世界転生モノというとハーレムや微エロのようなイメージがあるのですが……。そういうWEB小説全盛期になってからのラノベではなく、まだラジュブナイル色の濃かった初期ラノベのような作品を書きたい、という気持ちが、この作品の執筆動機の一つだった気がします。その意味でも、そこをコメントしていただけたのは、とても嬉しく思いました。
第四十話 氷の壁を越えて・後編(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
これは予想外!
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
最初「いったい何が予想外だったのだろう?」と思ってしまいましたが、自分で作品を読み直して気づきました。今回は「モックの正体判明!」で区切っていたのですね。自分の作品なのに、忘れていました。
このモックというキャラ。思わせぶりに出てきて思わせぶりに消えていった「怪しい旅人」と私は認識していましたが……。メタ的に考えると「主人公たちをガイキン山へ行かせるためのキャラ」だからもう作劇上の役割は終わっている、とも解釈できるのですね。なるほど、ここは私が想定していた以上に『予想外』になるのだ、と一つ勉強になりました。
第二十話 リッサの新生活・後編(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
リッサの理想は高すぎですねぇ。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
リッサは伯爵家のお嬢様なので……。他とは少し感覚が違う、というのは意識して書いているつもりです。
キタキタ!セルヴスの唱えた魔法ですね。この四人が~~。感慨深いですね。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
はい、異世界裏稼業シリーズ最新作でも出てきた呪文です。こちらの作品と合わせて読んでいただくと、あちらで言われていた伝説云々が、確かに感慨深くなるでしょうね。
タイトルが来ました~。
すごいいい章の終わり方ですね。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
まだ内容をあまり考えておらず、作品タイトルを思いついた段階から、最後はこれで締めよう、と決めていました。応援コメントやレビューなどで、この終わり方に言及してくださる方も結構おられるので、ここは自画自賛のポイントになっています。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
英語脳と日本語脳ですかあ。
考えさせれましたね。
両方同時に仕えるのが通訳者なのですよねぇ。
私は両方を同時に使うのが苦手で、英語なら英語だけで会話したいタイプです。
今のところ私のラビエスと同じで、バラへの印象は悪いです。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
英語脳と日本語脳、ここは海外在住の方々(あるいは過去に海外在住経験のある方々)には反応していただけるポイントになるようですね。両方同時に使うのが苦手という気持ち、私もよくわかります。
パラへの印象、はたして変わるのかどうか、少し楽しみです。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
これは、マールがびっくりだ。
最後にその部分を持って行くのは面白いですね。
作者からの返信
ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
一応、第一話の最後で作品が転生ものだと明かすというオチにしましたが、読者目線だと、あらすじなどがあるからバレバレなんですよね。だから「小説家になろう」に投稿し始めた頃は、あらすじでは転生ものであることを明言せず、また「――ウイルス研究者の異世界冒険記――」という副題もつけない形でした。
でも、あちらでこういうのを投稿する場合は異世界転生が必須タグになっていますし、それにタイトルが「ウイルスって何ですか?」だけではどんな作品かわからず読んでもらえないのではないか、という心配もあったので、もう「第一話の最後で」というのは諦めて、今のような形にしたのでした。
そんな経緯だったので、この形式でも『面白い』と言っていただけるのは、とても嬉しいです。
第四話 私の新生活!(パラの冒険記)への応援コメント
「5話まで読み合おう」企画からまいりました。
私の作品もお読みいただき、ありがとうございます。
まず驚いたのが、ウイルスに関する知識の豊富さです。そして、それを上手く物語にとけ込ませ、読み手を惹き込む武器にしていることですね。
見事な手腕だし、優れたセンスだと思います。
キャラも魅力的で、楽しいですね。
また立ち寄らせていただきます。
作者からの返信
@hideT様、コメントありがとうございます。
ウイルス学の専門知識は、ただ単純に、学生時代・ポスドク時代に学んだ内容なので……。私の場合はウイルスでしたが、ある程度の年齢になれば(学問だけでなく趣味も含めて)こうやって作品に反映できる『知識』は誰にでもあるのだろう、と思いながら書いていました。
ただ、これは初期の作品だったこともあり、そうした『知識』が浮いてしまっている、という感覚もありました。だから、それでも『それを上手く物語にとけ込ませ、読み手を惹き込む武器にしている』と言っていただけたのは、とてもありがたいです。
また小説としては『キャラも魅力的で、楽しい』というのも大事ですから、これも嬉しいお言葉。企画は「5話まで」ということでしたが、またお暇な時にでも、よろしくお願いします。
第五話 転生者同士の邂逅(パラ、ラビエスの冒険記)への応援コメント
烏川様
5話企画から参りました。……と言っても、10話企画の際に拝読しておりましたので、再読ということになります。
大陸で厄介なウイルスが猖獗しているこのタイミングで再びこの作品を読ませていただいていることに、何となく数奇なものを感じます。
私、実のところ、異世界ファンタジーというジャンルにおいて、転移ものは読むのも書くのも大好きなのですが、転生ものはどちらも苦手なのです。そもそも生まれ変わって赤ん坊の頃から前世の記憶が維持継続されているという点に非科学的なものを感じ、入り込めないのです。ファンタジーだってのに何言ってんだ、という話ですが……。
ただ、改めて読ませていただくと、科学的な内容を含め、精緻に描かれているこの作品には、惹かれるものがあります。折を見て、続きを読ませていただきたいと思います。
作者からの返信
Tonks様、コメントありがとうございます。
ファンタジーは好きだけれど転生ものは好きではない、という人は結構多いような気がします。理由に関しては人それぞれでしょうが『そもそも生まれ変わって赤ん坊の頃から前世の記憶が維持継続されているという点に非科学的なものを感じ』というのは、なるほど、と思いました。いくらSFやファンタジーであっても「それはおかしいだろう」と感じるラインって、それこそ人それぞれありますからね。
私の場合、転生ものを書くのは好きなのですが、読むのはあまり好きではない感じ。転生チート無双が何となく嫌で、だから「無双にならない程度の、ごく軽いチート」というつもりで、このような作品を書いているわけですが……。そもそもこれ「憑依」という形に逃げた転生ですからね。あらためて自分の作品を思い返してみると、異世界に限らず転生ものでは(特に長編・中編では)、これみたいな「憑依」パターンばかりな気がします。その点、私も(Tonks様とは違う意味かもしれませんが)『生まれ変わって赤ん坊の頃から前世の記憶が維持継続されている』パターンが好きではないのかもしれない、と思いました。
どんな作品であれ、再読していただけるというのは、作者冥利に尽きます。また、それで少しでも印象が変わる、というのも嬉しい話です。今後もよろしくお願いします。
第四話 私の新生活!(パラの冒険記)への応援コメント
5話読み企画から失礼します。
まずこの作品の人物描写と情景描写のディテールの高さに驚きました。相当な下調べをされている作品だなと感じました。
個人的に十二病が印象に残りました。中二病ならぬ十二病とは‥!奥が深いです。
作者からの返信
ちはる様、コメントありがとうございます。
この作品は私が書いた初めてのオリジナルファンタジーだったのですが、当時は風景などについて下調べする習慣はなかった気がします。ネットで「自分が文章表現したい建物・自然の風景」に類似した写真などを漁るようになったのは、確か2作目から。この頃は、ただ頭の中で思い描いたものをぼんやりしたまま文章に起こしていました。でもビギナーズラックみたいに、それがプラスに働いたのかもしれませんね。
そもそも「マトリとモアの宝石」の作者様から『情景描写のディテールの高さ』と言われると「いえいえ、その点に関してはむしろあなた様の得意分野でしょう。私なんてまだまだです」と思ってしまうくらいです。
一方、十二病。これに関しては、思いついた時点で「結構いいアイデアじゃね?」と自画自賛したい気分でした。
でも異世界ファンタジーも中二病もWEB小説ではありふれているし、ならば私と同じように「中二病という概念を使いたいけれど中学校がない世界では別の言葉で言い変えないといけないから造語を用意しよう」と考える人は多そうで、すでに使われているだろうなあ……。そう思ったので、グーグル検索して「どうやらまだっぽい」とわかった時には大喜び。
そんな次第だったので、こうして『印象に残りました』と言っていただけるのは、とても嬉しいです!
第四話 私の新生活!(パラの冒険記)への応援コメント
「5話まで読み合おう」企画参加ありがとうございます。
医学の知識を持った異世界転生というのは珍しいですね。
治癒魔法を科学的に考察するなど、興味を惹かれると同時に勉強にもなります。
幼なじみヒロインも同郷ヒロインも可愛いですし、これから知識チートでどう活躍するのか期待が持てます。
作者からの返信
usumy様、コメントありがとうございます。
カクヨムで色々な作品のタイトルやあらすじを眺めていると、医療系異世界転生も、案外あるような気がします。一応、何らかの特殊知識がないと書けないジャンルでしょうから、どの作品も作者の個性が表れていて、チラッと読むだけでも興味深いと思います。
この作品の特徴の一つである、ダブル転生者。その導入までは読んでいただけるので、今回の企画の「5話まで」というのは、とてもありがたい区切りでした。
ヒロイン二人を『可愛いです』と言っていただけたのも、嬉しいです。この先もう一人ヒロインが出てくるので(あくまで「作品」としてのヒロインであり、主人公の相手役という意味ではない、つまりハーレムものではないのですが)、おヒマな時にでも、少しでも読み進めていただけたら幸いです。
編集済
わー面白かったです! 最期に盛り上がり、読後感の良いラストへ。素晴らしい。
>「日本人って、毎日、朝から寿司を食べるの?」
私は、オレンジ11はお寿司、握るの? という主旨の質問を二人にされましたね。
握りずしを家で作るのかと。あれは普通、家では作らないんだよ、というと不思議そうにされました。
> 日本人は元々、日本にいた頃から多種多様な国々の料理を食べてきた。もちろん、それらは日本人向けに改変されたものではあったが、いざ本場の料理を口にしても「どこか似ている」「慣れ親しんだ味とは異なるが、むしろ高級感を思わせる味」などと、違和感なく受け入れられるのだった。
これ、確かに!
日本人ってパスタでもフレンチでも上手に作りますしね。
私は海外在住の間はほとんど日本食を買わず、食べず、で平気でした(だって高いんですもの)。現地の食べ物、特に果物を試すのが楽しかったですね。特に林檎。種類豊富で安くておいしかったです。
おそらくここで10万字くらいでしょうか。いったん読了として、評価させて頂きますね!
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
>おそらくここで10万字くらいでしょうか。
第一章と第二章、話数は大きく異なりますが、それは「第一章は一話あたりが長すぎた」という反省から、第二章では各話を短めにしたからであって……。実は第一章も第二章も、それぞれ17万字くらいあるのです。おそらく17万字というと、ラノベ一冊というより、むしろ普通の文庫本一冊くらいでしょうか(青空文庫の文字数が分かるサイトで今確認してみたら、例えば夏目漱石の「こころ」や「三四郎」が18万字、江戸川乱歩の「悪魔の紋章」が16万字だったので、だいたいそんな感じかと)。
そんなに一気に、短い日数で読んでくださり、本当に感謝しています。
さて。
総括的に、異世界転生者として、異国暮らしに言及する場面。
>これ、確かに!
実際に海外在住経験のある読者に、この辺りを納得していただけるのは、私としては格別の思いがあります。
また、海外ネタでいえば、これは作品の話というより私自身の経験になってしまいますが……。
>握りずしを家で作るのかと。あれは普通、家では作らないんだよ、というと不思議そうにされました。
えーっと、電子レンジでチンする用の、ウナギの蒲焼のパックってあるじゃないですか。アメリカにいた頃、アジア人向けショップで売っていたので、結構頻繁に買っていました(当時は中国産ウナギの問題とか、まだニュースになる前でしたし)。
それを適当な大きさに切って、酢飯を適当に固めた上に載せて「はい! ウナギの握りの出来上がり!」と自分に言い聞かせて、ホームパーティーへ持って行ったことがあります(一種類だけでは寂しいので、他のネタも用意したはずでしたが、細かくは覚えていません。焼鮭だったか、あるいは「これは生だから注意して」という説明付きでサシミ・サーモンを使ったか、それとも卵焼きを載せたか……)。
もちろん日本人相手ならば、そんな「寿司もどき」、恥ずかしくて他人様には食べさせられません。でも外人相手ならば、それでも雰囲気OKかな、と思って。
そうしたら、思った以上に好評で、以降、他のものを作っていくと「今日は寿司じゃないの?」と催促されるようになりました。
そうやって何度も寿司もどきを作るうちに、日本人向けショップで「寿司のシャリ部分を作るためのプラスチック型」が売っているのを見つけて買ってみましたが、それを使うとサイズは小さくなるわ、うまく握れないわで、私自身も使いにくいし、持っていっても不評。結局、道具なしで適当に作った不恰好な寿司もどきの方がウケていました。
……と書くと、たいそうなものを作ったように誤解されるかもしれませんが、あくまでも「大きくて」「不恰好な」寿司もどきですからね。寿司というより、おにぎりの方が近かったかも。
このように。
もしかすると、オレンジ11様のお知り合いの方々も、それ以前に知り合った日本人から「これ作ってきました!」と、寿司もどきを食べさせられたのではないでしょうか。そういう例があると、寿司はサンドイッチ感覚の手軽な食べ物だと誤解されてしまうのでしょう。
いやーすごく面白かったです!
戦隊のフォーメーションがいい!
そして走馬灯……子で主人公の人間味がぐっと出ていますね。
> こうして突然、子供の頃に見たテレビ番組を思い出すというのは、一種の走馬灯なのかもしれない……。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
常日頃キャラクターを描くのは苦手という自覚のある中、でも何とか深みを出したいと思っているので、『主人公の人間味がぐっと出ています』と言っていただけると、とても嬉しいです。目指した方向性のものが書けていたのだ、と思えました。
このエピソードの執筆段階では、もう第二章のラストバトルの構想もハッキリと頭の中にあったので「それと差をつけないと」ということで少し盛り上がりを抑えて、でも第一章のラストバトルだからそれなりに盛り上げないと……。そんなジレンマで書いたのが『戦隊のフォーメーション』でした。半ば苦肉の策でしたが、これについてこうして複数の方々にコメントしていただけるということは、私が思った以上に効果的だったのかもしれません。
フランマ・スピリトゥがやや間抜けでありつつ、会話の面白い回でした。そしていよいよ、戦闘開始!
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
第一章の最後の敵にしては『やや間抜け』なフランマ・スピリトゥでしたが、それでも『会話の面白い回』と言っていただけて、良かったです。
リッサ、いいですね!
>「姫様……それは……何度も……お教え……した……はず……」
すっかり忘れちゃってた。笑。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
この辺りは、親バカならぬ作者バカで「リッサの天然ぶりが可愛い!」と思って書いていたので、『リッサ、いいですね!』というお言葉、嬉しいです!
第十三話 呪いのウイルス(ラビエス、パラ、リッサの冒険記)への応援コメント
ああ~ここはちょっと難しかったです! 代替はわかるんですけどね、もうちょっと深くわかったら楽しさも増すのだろうなあと思いつつ、ものすごい文系の私にはハード……眠くなってしまったので、明日もう一度読んでみます。おやすみなさい!
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
このエピソードは、大きな盛り上がりとして重要(この作品のアピールポイントの一つ)でありながらも、書き方がわかりにくいのではないか、と心配になっていた部分でもあります。
手直ししないといけないポイントですね。ですから、少しでも「わかりにくい」と感じたら、はっきり言っていただけるのは、とてもありがたいです。
こういうのは、なるべく専門用語抜きにしないといけないのに、私の表現力では「それを使わざるを得なかった」という感じで、それが良くないのかと思います。また、文体も小説口調より教科書口調に近くなってしまった気がします。論文や教科書でも説明っぽい文体だと、理解しにくいのですよね。
昔の恩師が論文執筆の際に「同じ言葉の繰り返しを避ける」とよく言っていました(学生の研究を基にした共著論文では、学生が筆頭著者、教授レベルが責任著者となることが多いので、私の書いたものを教授にリライトしてもらう機会が何度もありました)。その度に私は「物語文ならば気を使うポイントだろうけれど、論文でそこまで気を回す必要はないのでは?」と少し疑問に感じたものですが、今さらにになって(小説の中で研究的な話を取り入れるようになって)、「わかりやすく書こうとしたら、やっぱり研究に関しても物語文と同じだ」と思い知らされている感じです。
……と、ここまでは分析できるのに、それを上手く直せないのが少しもどかしいです。小説を書いていると自分の実力不足を痛感する機会が多く、何度も「言うは易く行うは難し」という言葉が頭に浮かんでくるものです。
第十話 旅立ち(ラビエス、パラの冒険記)への応援コメント
>この馬が引く馬車はモンスターに襲われない。
便利な馬ですね。しかもまっ黄色! こういう遊び?、好きです。
そして寿司屋のカウンターは私も大好きです。しばらく行っていないですが……。
丁寧な仕事を落ち着いて味わう、いいですよね! 一人前握ってもらって、その後で好きなネタをお代わりして、最後はサビかんぴょうでしめるのが好きです。
思わずRPGの鼻歌には笑ってしまいました。そして相変わらず心の中の駆け引きは続く……(笑)
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
まっ黄色の長行馬(ちょうこうば)、思いっきり遊んでしまいました。言及していただいて嬉しいくらいです。実は最初に思いついたのは「『長行馬』と書いて『ちょこば』とルビを振る」だったのですが、さすがに、それは思い留まりました。
寿司屋のカウンター席が好き、という話。今回コメントをいただくまで、そういう設定にしたこと、すっかり忘れていました。
作中では回転寿司の話にしましたが、実は元ネタは、アメリカのお寿司屋さん。私自身もカウンター席は嫌いではなかったのですが、私以上に、一緒に行く同僚のアジア人女性が「絶対カウンター席がいい!」というタイプだったのです。
日本人以上に「寿司を握る」を見るのが物珍しかったのでしょうね。特に彼女、最初は「生魚は苦手」と言い切るくらいに寿司慣れしていなかったのですから。それでも途中からは生魚もむしろ好んで食べるようになり、彼女が車を入手した為に行動を共にしなくなった後では、もう私抜きで寿司屋に通うレベルになったそうです(最後に会話した時に驚かされたことの一つでした)。
そんな微笑ましい(?)エピソードを思い出しつつ書いたのが、『寿司屋のカウンター席に座って、そうやって眺めるのが私は好きでした』という話だったと思います。
第九話 事件の後始末(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
ついにパーティーが!
誇大図書館が気になりますね。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
誇大図書館に関しては、後々……と言っていいのかな? とにかくパーティー結成で、ようやく冒険物語っぽくなりました!
第八話 西の大森林・後編(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
動物実験はヘビーですね……。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
はい、全くそうです。でも主人公ラビエスにとっては、おかげで最初から抵抗なくモンスターを殺せるので、怪我の功名みたいなものかもしれません。
編集済
第七話 西の大森林・前編(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
なるほどー! です。
でもウィルスって普段目にしたりいじったりするものではないですから、わかったつもりでもちゃんと理解していなかったり、忘れたりするのかもです。
>カリカリのベーコンはクッキーとかクラッカーみたいで、食事としては、あまり好きではないから
同じです。カリカリは苦手。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
作中でも『まあ、呪文改変を思いつくきっかけになった、という程度に過ぎないわけで』と記したように、きっかけとして過去の経験の話を持ち出しただけだったので、ここではウイルスの説明、あっさりと済ませてしまいました。
でも今読み直してみると、確かに、これだけでは読者の方々の頭に入りにくい、定着しにくい部分はあるかもしれません。分かりにくさの原因の一つは、具体例の欠如かと思いました。
キメラウイルスがウイルスの手足を交換する話だとしたら、もっと身近な例として「人工的な組換えウイルスとは別に、自然界でキメラみたいに手足の交換が行われるウイルスもある。それが分節ウイルス、代表的なものはインフルエンザウイルスだ。インフルエンザウイルスが変異しやすいと言われているのは、その辺りが関係しており……」みたいな話を入れるべきだったかなあ、と少し思いました。でも逆に「ここはダンジョンへ行く途中だから、あまりウイルスの話に筆を割き過ぎてもバランス悪い」とも思いますし……。悩ましいところです。
カリカリベーコンに関するコメントも、嬉しいです。パラのキャラ付けの一つとして、なるべく食事関連はパラ視点で書くようにしているので。
でも複数の登場人物がいる以上、本来、飲食物の好みも違うはず。前話のビールの一件のように、少しは「それぞれ好みが異なる」と意識して書いた部分もあるのですが、もしかしたらベーコンも同じように使えたかもしれません。例えば主要キャラの誰かに「カリカリの方が好き」と言わせる、みたいな。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
英語脳についての記述が興味深かったです。
私海外にしばらく住んでおり、ある時から子供の寝言が英語に。私はそこまでのレベルに到達できませんでした。
ああ、でも帰国後しばらくはレジで思わず外国語話しそうになったり、場面場面での反射神経的英語脳はできていたのかしら?
そういう経験がありますので、ラテン語のことですとか、今話で書かれた内容を興味深く読めます。
視点の切り替えについては、気になりません。きちんとした文章で書かれているからだと思います。性格の書き分けもしてありますし、三人という人数も丁度いいのかなと。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
ああ、オレンジ11様も海外在住経験があるのですね! そうなると先ほどの海外云々のところの『リアル』というコメントにも、いっそう重みがあり、より嬉しく思いました。
実は英語脳についての記述は、(投稿後しばらくして)読み直す度に「あまり上手い書き方ではないなあ」と感じて「いっそのこと、ばっさりカットした方が良いのかな?」と思うほどでした。
ところがある時、(応援コメントとは違う形でしたが)「英語脳で異世界言語翻訳を説明しているのは感心した」という感想をいただく機会がありました。そこで初めて「削除しなくて良かった」と思った次第です。ただ、それでも「でも一人だけの意見だから……」と少し半信半疑でしたが、今回興味深いと言っていただけたおかげで、やはりここは必要な部分だと思えました(少し表現を手直しする必要はあるかもしれませんが)。ありがとうございます!
また、作品云々とは別に、いただいたコメントを読んで「ああ、やはり海外で暮らしたことのある皆様は、似たような経験しておられるのだな」と思えたので、なんだか興味深いエッセイを読んでいるような気分になれました。一粒で二度美味しい、という感じの応援コメントでした。
第五話 転生者同士の邂逅(パラ、ラビエスの冒険記)への応援コメント
>俺だって、良く思われるのは嬉しい。高く評価されるのは嬉しい。
しかし一歩その度合いを間違えれば、その後に大きな『失望』が待っているのだ。
これ、心に響くフレーズでした。
そしてまさかの腹の探り合い。こんな展開なろうとは!
>元の世界で海外勤務中に日本人と知り合った時は、ウマが合う合わないに関わらず、無条件で嬉しかった
ここはリアルだなあと感じました。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
>これ、心に響くフレーズでした。
実はこの辺は、この作品の反省点の一つでもありました。ラビエスがこういう考え方のキャラであるということ、終盤まで読者に覚えておいて欲しかったのですが、それならばもっと後で記述するべきだったのではないか。いや「ラビエスのそういう考え方」を活かしたエピソードを中盤で改めて書き加えるべきではないか。……そんなことを、いつか全面的に改稿する際のポイントの一つとして、薄々感じていました。
今回『心に響く』と言っていただいたおかげで「ならば現在の形でも、結構覚えていてもらえるかな。書かないよりは書いておいて良かったな」と思えました。同時に「それでも読者の方々の感じ方は千差万別だから」ということで、上記のような「手直しするべきポイント」として、あらためて思い出すことができました。なんだか半ば自己完結しているような書き方になってしまいましたが、本当に良い機会となり、感謝しています。
>そしてまさかの腹の探り合い。
リアルでは腹芸なんて出来ない私ですが、小説では読むにしろ書くにしろ、胸に一物あるキャラが大好きです。そういうキャラには、なんだか深みを感じてしまいます。
禁じ手っぽい「語り手がコロコロ変わる」を敢えてやった理由の一つが、そうした隠れた内心の表現しやすさからでした。
それに、恋愛もので「最初は仲が悪かった男女が、むしろくっつく」というパターンがあるように、冒険仲間の友情に関しても、最初から意気投合するより最初は隔たりがあった方が、変化(成長)を描けますからね。
>ここはリアルだなあと感じました。
SFにしろ異世界ファンタジーにしろ、現実世界とは異なる世界を描きつつ、その中で実は現実世界と重なる部分もある、というのが一つの妙味だと私は思っています。この作品では主人公を海外勤務経験ありと設定した段階で、異国暮らしと異世界暮らしの相違点を表現してやろう、という意欲がありました。現実との対比が問題ですから、こうして『リアル』と言っていただけるのは、本当に嬉しいです!
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ウイルスの説明、面白かったです! ガチャのあれみたいなものですか。
作者からの返信
オレンジ11様、コメントありがとうございます。
……というより、まずは、お読みいただきありがとうございます、ですね。おそらく「長いから」という理由で一度は断念されたであろう作品を、かなり強引にオススメする形だったので、読み始めていただけただけでも大感謝です。
研究者に対する興味という視点で読み始めていただけたならば、この辺りは、一番ダイレクトなところでしょう(第13話で、また山がありますが)。
ここでのウイルスの説明は『ガチャのあれ』が頭に浮かんだらわかりやすいかな、と思って書いていました。でも実はこれ、最近思いついたものではありません。
昔、初めて個人サイトを作った時に(当時友人たちの間で『ホームページを開設する』という遊びが流行っていました。まだブログなんてなかった時代です)、私はウイルスをテーマにしたサイトにしたのですが、その際に考えたのが「ガチャのカプセルでウイルスを説明する」という例え話でした。そこではガチャのカプセルの絵を描いてイメージしやすくしたのですが、こうして小説に取り入れた段階で「そういう『絵』を抜きに、文章だけで表現できるかどうか」というのが、一つの課題になっていました。
そんなウイルスの説明、『面白かったです』と言われると「わかりやすかった」以上に嬉しい、と自分でも初めて知った気がします。ありがとうございました!
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
読了させていただきました。
ファンタジーという世界観にウィルスという近代的なテーマ。
ともすれば乖離して別々の話になってしまいかねない二つの要素を一つに纏めるべく苦心されてるのが伝わってきました。
大変な執筆だったと思います。お疲れ様でした。
作者からの返信
爪切り様、コメントありがとうございます。
ファンタジーにウイルス要素を持ち込むのは、私自身は楽しんで書いていたつもりなのですが……。
途中からウイルス要素が薄くなって普通のファンタジー小説になってしまったのは、序盤で書きたいことを書き切ってしまったというだけでなく、無意識のうちに『苦心』していたのではないか、と今さらながらに思いました。
今回参加させていただいた企画、私は「自分ならではの持ち味」というのを趣味や専門知識のような側面から考えてしまったのですが、それだと他の参加者の方々の作品を読んでいても「これのどこが『自分にしか書けない』なのだろう? WEB小説としてありふれた題材・文章ではないだろうか?」と感じてしまうことも多く……。そうなると、なかなか『応援』を押す気持ちにもなれず、読んだ証を残せなくて、心苦しく感じることもありました。「他の企画で読んだ作品の方が、よっぽど独自色が強かったなあ」と、以前に拝読したいくつかの作品が頭に浮かんだり、それならば「いっそのこと、そうした作品を企画主様に推薦したいくらいだなあ」と思ったりもしました。同時に「でも、私の考えているような『自分にしか書けない』とは違う作品が集まっているということは、そもそも企画主様が集めたかった作品は、私が想定していたような作品とは違うのだろうか。ならば、私の作品は、はたして参加作品として相応しかったのだろうか?」という心配が生まれたりもしました。
そんな中。企画主様が最後まで読んでくださったことで「これで良かったのかもしれない」と思えました。本当に感謝しています。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
まずは自主企画にご参加いただき、ありがとうございました。
早速ですが、率直な感想を書かせていただきます。
全体的な感想としましては、文章が安定しているなと思いました。気になるようなところも少なく、読みやすかったです。作者様自身の知識と組み合わせて、ストーリーも練られているんだろうな、という印象です。
気になる点としましては、私個人の好みの問題も大きく関わってきますが、視点の切り替えが多すぎて、テンポが悪い、その上、お話全体が説明的で、中々ストーリーが進まない、読むのは楽ですが、かなりやきもきしました。
三人称であれば多分そこまで気にならないのですが、一人称で視点の切り替えが多いと、物語への没入感が薄れるので、あまり好きではなかったです。一人称で視点の切り替えがあるからだめというわけではなくて、切り替え方が好みではないということです。
視点の切り替えが細かく入る事で、キャラの心情などがすぐに詳しくわかるのはいいのですが、もう少し読者側にも考察する余地が欲しいです。
例えば、推理ドラマなどでも、主人公が重大な証拠を見つけて「なるほど、トリックが分かったぞ」と言ったならば、見ている側としては、的外れだとしても、こうじゃないか、ああじゃないかと少なからず想像しますよね。でもこの作品にはそういう間が少ないので、置いてきぼりになった感じがします。Q「このキャラがこんな事を言いました。あなたはその時どう思いましたか?」A「私は、こうです」A「僕はこう感じた」というような、まるでインタビューを見ている感じです。
前世の記憶の扱いについて、乗っ取りか融合か。どちらも憑依してきた側に主導権があるということは、つまり乗っ取りであれ、融合であれ、憑依された側の意志はないのですから、現状はどちらも一人の人物の人生を犠牲にしていますし、その辺りを二人はどう消化していくのでしょう。転生者によって少しずつ違うというのは面白い設定ですね。
以上です。
好き勝手言ってしまってすみません。もし、不愉快であれば、削除をお願いします。
作者からの返信
夜野様、コメントありがとうございます。
自分でも薄々気付きながら、なかなか直せていないポイント……。それらを読者目線から改めて指摘していただいた、という感じです(特に、以下の二点です)。
まず、語り手の切り替えに関しては「小説家になろう」で初めて感想をいただいた時から指摘されていた点でした。特に当時は「この部分は〇〇の語りです」みたいに明示するのを私が嫌がっていたため、今以上に分かりにくかったようです。現在のように「俺(私)――〇〇――」と語り手の名前を加えたのは、その指摘を受けての改修でした。
ただし「すれ違いや勘違いを表現するためには、一人称で切り替えるのも仕方ない」とも言われたのですが……。
その後、三人称で群像劇っぽい長編を書いている時に、ふと気付きました。たとえ三人称であっても、ブロックごとに視点(主体)は誰か一人に固定して、そのブロックの組み合わせになってくる。ある意味これって一人称の視点切り替えと同じなので、それぞれの心情・誤解などはきちんと記述できるのですね。「これだったら『ウイルスって何ですか?」も三人称で書くべきだったのかな?」と思ったものです。
今回『三人称であれば多分そこまで気にならないのですが』という意見を拝見して、改めてそれを感じました。ただ、三人称で書き直すとしても、それぞれの心情説明は現在と同じようにするつもりだったので『キャラの心情などがすぐに詳しくわかるのはいいのですが、もう少し読者側にも考察する余地が欲しい』というのは、新鮮な見方でした。
続いて『お話全体が説明的で、中々ストーリーが進まない』という点。これは完全に私の悪癖で、自分でも何とかしたいと思いつつ、どう直して良いか、わからない部分です。
自分の書いている長編が総じて「途中まではボコボコと伏線を積み重ねて、終盤で一気に回収」という形式になっているような気がして……。この辺りは、自分の読書・執筆の原点が推理小説(謎解き重視の本格派)であることにも関連していると思うのですが(異世界ファンタジーを書くようになった今でも推理小説のフォーマットで書いている気がするのですが)、世の中には『推理小説』でも序盤から魅せる作品はあるのですから、これは言い訳に過ぎないのだろうな、とも思います。
この作品の後に書き始めた別シリーズでは、なるべく「冒頭で派手な事件を起こす。問題提示とか、印象的なファーストバトルとか」というのを試みているのですが、それでも中弛みするとみえて「終盤から面白くなる」「後半ブースト」などの感想をいただくので、やはり私の構成力には問題があるようです。新しくゼロから書き始める作品でもそんな感じでは、この『ウイルスって何ですか?」を書き直せるのは、まだまだ先のことになりそうです。
最後に、これは『自分でも薄々気付きながら、なかなか直せていないポイント』とは別件ですが。
憑依について『現状はどちらも一人の人物の人生を犠牲にしていますし』というのは、なかなか痛いところを突かれた気分でした。これに関しては、結局問題提起だけで、この作品内では回収しきれなかったので、今書いている続編の中で、いずれ何とかしたいと思いました。
以上、返信も長くなってしまいましたが、有意義な意見をくださり、本当にありがとうございました。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ウイルスの専門知識が活かされていますね!
このように取っつきやすく理系知識を紹介する作品が増えて、理系好きが増えたらいいなあと思います。
作者からの返信
芒 荻経様、コメントありがとうございます。
この第二話は、第三話以降で異世界ファンタジーの世界にウイルス学を持ち込むための、予備知識の説明回でした。
私の作品で『取っつきやすく紹介』が出来ているのかどうか、少し自信はありませんが、『理系好きが増えたらいいなあ』というのは、私も強く思います。
特に個人的には、理系は理系でも、自分の専門分野とは少しずれた作品の方が好きです。その場合、小説を楽しみながら、新しい知識が得られるので。
第六話 日曜の礼拝(ラビエス、マール、パラの冒険記)への応援コメント
あ、それぞれ思い出すときの感じ方が違うんですね。これはなかなか面白いです。
作者からの返信
@a_bird_in_cage様、コメントありがとうございます。
「同じ転生者でも違う人間である以上、価値観など色々と違うはず」というのを描く上で、特に「転生システムに関連する部分でも、二人の捉え方は違う」というのは、私としては書いていて楽しい場面でした。
でも三人称ではなく一人称のスタイルで進めている以上、読者の方々に「語り手キャラの認識 = 作者の認識」と思われる可能性もありますし、そうなると「この作品における転生システム(思い出すときの感じ方)は、いったいどっちが正解なの?」と読者を混乱させるかもしれない……。そんな心配もあったので『これはなかなか面白いです』というお言葉、とても嬉しいです!
特に、異世界ファンタジーを数多く読んでおられる読み専らしき方からのコメントということもあって、いっそう嬉しかったです(誤解かもしれませんが、ユーザーページにおける執筆小説がゼロなこと、レビューを書いた小説の約半分が異世界ファンタジーであることから、そのように思ってしまいました)。
第十三話 呪いのウイルス(ラビエス、パラ、リッサの冒険記)への応援コメント
イベントの参加ありがとうございました。
自分は理系の学校を出たので、なかなか興味深く読み進めさせて頂くことができました。
時間に余裕がない人には厳しいかもしれませんが、読み応えのある作品をじっくりと読みたい方にはお勧めしたいです。
魔法に医学的なアプローチで解釈を加えると言うのも、斬新な手法だと思いました。
とはいえ専門用語はチンプンカンプンなので、1~3話で勉強させていただきますね。
作者からの返信
J・P・シュライン様、早速のコメントありがとうございます。
元々タグ欄で『ファンタジー科学小説(特に第十三話)』と記載していたくらいに、自分で「この回だけは特別!」と思うエピソードがあった私にとって、まさにぴったりの自主企画でした。本当に感謝しています。
これまでに学んだ知識を活かして書いた作品ですが、他の方々の目にはどう映るか、いつも心配に思っていました。だから『理系の学校を出た』という読者の存在はありがたいものであり、J・P・シュライン様に読んでいただけて感謝しています。もしもツッコミなどありましたら大歓迎ですので、よろしくお願いします。
また『読み応えのある作品をじっくりと読みたい方にはお勧めしたいです』というお言葉も、とても嬉しかったです!
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
元々、烏川ハル様の作品は、チャート企画の異世界裏稼業から読み始めました。
そして、自己紹介部分で、最も読んで欲しい作品にこちらの「ウイルス」シリーズとありましたので、拝読させていただきました。
折角ですので感想…(^^;)
ただし、あくまでも「一読者」視点のまとまりのない一方的な感想で申し訳ありません。
まず、こちらの作品は今まで読んで来た作品の中では一番読みやすくとっつきやすい作風でした。
「人が死なないのでヌルい」とお考えのようでしたが、それほど気になりませんでした。
むしろ、ラビエスさんの性格上の問題なのか…強くなっているのが読者にとって伝わりにくいような気がします。
いつまでも自分は「初心者」と思っているため、一応「魔王」を倒していてすごい人のはずなのに、そう思えないところが、ちぐはぐ感として残るような気がします。
特に炎のフランマを倒した後は、もう少し「世間」の評価が高くなっても良いと思います。
それと、一番気になった部分でもあり、この作品の魅せ方でもある「複数人の一人称で話が進む展開」は読む人によって好き嫌いがわかれると思います。
個人的には、ちょっと苦手でした。
理由はストーリーにおける「時間の巻き戻し・足踏み」現象です。
ラビエスさんがAと言う事象に対して語り、次にマールが同じAと言う事象に対して語り、同じくパラが、リッサが…と多視点でAと言う事象に対して語られます。
そのため、もう少しサクサクストーリーが進まないかなぁ…と思いました。
ただ、これは本当に個人の好みなので、「キャラクターの内面を丁寧に読みたい」と言う読者様には好感触かと思います。
読者のなかには「ストーリー」を追いかけたいタイプと、「その場」を楽しみたいタイプに大別される、とどこかで聞いた気がします。もしかして自分は「ストーリー」派なのかな?と思った次第です。
あと、一人称のバトンをどんどん受け渡す展開上、時々、パラとラビエスさんが同じ異世界人と言う事も有り、まるでテレパシー能力でもあるのか?と思うくらい以心伝心になっているシーンもあり少々違和感がありました。
特に「ウイルス」と言う単語について語るシーン等でしょうか……。
「シリアス」にしては、世界観が優しく、「ほのぼの」と言うにはシビアな感じの印象でした。
また、一応「ハーレムもの」にも当たるのですが、「ハーレム」にしては恋愛度は薄いので……
もしかしたら、子供にも理解できる優しい言葉で話を進めるなら児童文学寄りかな?と思いました。
ありがとうございました!
作者からの返信
伊坂 枕様、コメントありがとうございます。
まずは『最も読んで欲しい作品』を読んでいただけたこと、本当に嬉しく思います。
>ラビエスさんの性格上の問題なのか…強くなっているのが読者にとって伝わりにくいような気がします。
元々「強すぎる主人公は嫌!」と思って書き始めた作品ですが、主人公は主人公。それに、
>一応「魔王」を倒していてすごい人のはずなのに、そう思えないところが、ちぐはぐ感として残るような気がします。
作中では実績を上げているわけですからね。特に「魔王を倒した!」瞬間に終わるのではなく、その後の一休みまで含めている以上、「俺はすごいことを成し遂げた、と改めて実感する」くらいの描写が必要だったのかもしれません(最後の団欒の部分にそれとなく書き足せるかどうか、少し考えてみます)。
>特に炎のフランマを倒した後は、もう少し「世間」の評価が高くなっても良いと思います。
これも作中では「武闘家センだけが『ネクス村の英雄!』とからかい半分で褒める」という描写しかないので、もう少し書き足すことを検討してみます。
>この作品の魅せ方でもある「複数人の一人称で話が進む展開」は読む人によって好き嫌いがわかれると思います。
これは「小説家になろう」で掲載された時も、読者のかたから指摘されたポイントです。
第二章序盤まで掲載した時期だったのですが「何よりもまずいのは、わかりにくいこと」と問題視されたことで、それまでの掲載分を見直して、いくつかのエピソードに関しては語り手が変化する繋ぎの部分を少し書き直し、また全てのエピソードにおいて『俺(私)――キャラ名――』という形で「現在の語り手は誰か」を明示するようにしました(あれ最初はなかったのです)。つまり、現在のような表記になったのは、感想をいただいた結果でした(「Side 〇〇」みたいな表記は好きではないのですが、これならば自分としては許容範囲だったので)。
そのかたの場合は「後でタグの『勘違い』に気づいて、それなら仕方ないと思いました」という感想も後日いただいたのですが……。
その時、私は「三人称でも勘違い・すれ違いを表現できるのではないか?」と思ったものでした。今、また同じことを考えています。
>個人的には、ちょっと苦手でした。
>理由はストーリーにおける「時間の巻き戻し・足踏み」現象です。
いっそのこと、全体を三人称にしてしまって「ラビエスはこう考えていた。しかしパラはそんなつもりはなく……」みたいな書き方の方が良いのではないか、と。そうすれば少なくとも『時間の巻き戻し』だけは今よりも減らせるのではないか、と。
ただしこれは本当に大改修になるので、よくよく考えてから実行したいと思います(改善アイデアとしては思いついても、ついつい二の足を踏んでしまいます)。
>まるでテレパシー能力でもあるのか?と思うくらい以心伝心になっているシーンもあり少々違和感がありました。
これこそ三人称で書いた方が、わかりやすいのかもしれません。
例えば透明化現象の事件で、ラビエスの方が「元の世界で見たSFドラマ。宇宙を舞台にした、古典的な名作。そこに出てくる『透明な宇宙船』の見え方が、まさにこんな感じだった」と思い浮かべたところで、一方パラは「ラビエスさんも、あちらの世界で見た映画を思い浮かべたのでしょう。姿の見えない怪物に、密林で襲われる……。そんなモンスター映画です」と考えている(作中で商業作品の固有名詞は避けたのですが、要するに前者は『スター・トレック』の透明化偽装装置、後者は映画『プレデター』の透明な怪物プレデターです)。二人とも別のものを想定しつつ、でも「同じ転生者だから同じものを考えているのだろう」と微妙に勘違いしている。
(自分の作品なのに)ちょっと思い出せないのですが、他にも一つか二つ「同じものを思っているつもりで、違うものを思い浮かべている」という描写を、入れておいたような気がします。
とにかく「転生者同士で以心伝心のつもりが、実は少しずれている。それは神視点の読者だけがわかる。ニヤニヤ」という構図にしたかったのですが、あまり上手くいっていないらしい、と判明したのは大きな収穫でした。ありがとうございます。これも複数一人称小説の弊害であって、三人称にして作中ではっきりと「微妙にずれている」と明言してしまった方が良かったのかな、と思いました。
>特に「ウイルス」と言う単語について語るシーン等でしょうか……。
これに関しては、全面改修ではなく、少し書き足すだけでも対処できそう、と思うので検討してみます。『俺の元の世界にも結構存在する、ウイルスと細菌を同じものだと考えている人間の一人だ』という現在の表現、ここを少し変更してみます。「そういう人間と同じ表情だ」とか何とか、とにかく「そういう人間とパラが重なった、だから通じた」という部分をもっとわかりやすくすることで『テレパシー的な以心伝心』という違和感を少しは減らせるのではないか、と思いました。
このように「ここをこうしたら良いのではないか」と具体的な改善案が色々と思い浮かぶような、有意義なコメントに満ちた感想。本当にどうもありがとうございました!
編集済
第四十四話 そして風は風に還る(ラビエス、パラ、マールの冒険記)への応援コメント
別バージョンとのことですが、惜しい所で終わりますね。
【追記】
もちろん続きが気になるという意味です。
作者からの返信
新巻へもん様、コメントありがとうございます。また、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
内容的な区切りを考えて、ここで終わりとしたのですが『惜しい所で終わりますね』と言っていただけるのも「続きが気になる」というニュアンスであるならば、本当に嬉しいお言葉です。
可能ならば続編を投稿したいとも考えており、その際は「もう研究者ではなく冒険者になった」という意味を込めて『「冒険者って何ですか?」――元ウイルス研究者の異世界冒険記――』というタイトルまで考えてあるのですが……。「小説家になろう」の方の作品本文の執筆が停滞しているので(こちらでは、そちらの第三章から第五章までをベースに書き直す形になりそうなので)、こちらでの投稿開始は、いつになることやら……という状態です。
第五話 転生者同士の邂逅(パラ、ラビエスの冒険記)への応援コメント
過去を生かしながら、転生の事実は隠したいラビエスと転生の事実で交流したいパラ。幼馴染の存在が大きく対応を分けましたね。
さて、どうなりますか。
作者からの返信
新巻へもん様、コメントありがとうございます。
複数の転生者がいる以上、転生に対するスタンスも人それぞれのはず……。そんな気持ちから、二人を対比させて書いているつもりでした。なので、二人の差異を気にしていただけると、作者としては嬉しい限りです。
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
なるほど。
菌の識別ができないから常在菌が出ちゃって誤診とかありえそうですが大丈夫でしょうか、
その精度だとコンタミも怖いですね。
作者からの返信
新巻へもん様、コメントありがとうございます。
作品の中で一応
>この結果から「三人の体液には、同じ程度の細菌が含まれている」と考えられるわけだ。
>ただし、これは病原体ではなく、体内に常在する細菌の分だ。
と記したように、登場人物たちも「菌がある」となったら、まず「それは常在菌だ!」と考えるようになっています。そのために健康な人と比べています。もちろん、個人差で常在菌の種類も量も違うのでしょうし、一番の問題は「病気で体が弱っている時に、病気とは無関係な常在菌はどうなるのか」というポイントなのですが……。まともな器具もない環境では「少しくらい増えるとしても、桁違いには増えないだろう」という解釈で判定するしかないですからね。
この辺り、もっと上手く、説得力のある表現で書かないといけないな、と、いただいた感想を読んで反省いたしました。
おっしゃる通り、コンタミも怖い、大雑把な判定法です。
編集済
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
第二話まで読ませていただきました。
読み始める前は、転生者が転生者という事を隠して生きている……みたいな感じだと思っていましたが、事故からの入れ替り……というよりも流れ替わり?(巧い言葉が思い付きません)だったとは。
ウイルスの説明が少し長く感じなくもないですが、私はあって良いと思います。むしろあって欲しいです。
《ウイルス研究者》の転生という設定が第三話以降活かされるのであれば、やはりウイルスについて詳しく知らない私の様な人間には必要な文です。
ですが、一人称の得意分野である《語り手(主人公等)の感情が伝わりやすい》という点。
これが少し足りないかな……と思ってしまいました。
せっかく一人称の物語なので、最初の数話で読者の心を離さない主人公の内面……みたいなものがあれば更に良くなる様な気がしました。
ただ、これは一個人としての意見です。
ましてや私は超新人なので「新人が何言ってるんだ」位に捉えてもらっても大丈夫ですので。
それでは。
作者からの返信
絢様、コメントありがとうございます。
ウイルスの説明は『あって良いと思います。むしろあって欲しいです』と言ってくださる肯定派でも『少し長く感じなくもない』となるわけですから、やはり何とかしないといけないなあ、と思いました。理想は「わかりやすく、短く」なのですが、ついつい「この程度では伝わらないかも」と長くなってしまうので、難しいところです。
語り手の内面が足りない(特に序盤で)というのは、良い勉強になりました。自分でも「序盤のつかみで失敗している」と思う部分があり「では、どこをどう修正するべきか」というのは悩みどころだったので、貴重なご意見です。思えば、自分でも苦手と認識している内面描写を「ここは上手くいったかも」と初めて思えたのは、第一章の中盤以降だったような……。もっと序盤で、それをやらないといけないのですね。
第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)への応援コメント
ここでコメントしておりますが、この後の話も5話ほど読ませていただきました。
長文です。
お約束的に良いと感じた点の所感をば。
ご自身のお調べになった、もしくは学ばれた知識を分かりやすく解説している事。へー、なるほどなと頷きながら読めました。
またマールの視点が入ることで憑依、と言って良いのか私の中では判然としませんが……ともかく主人公がラビエスに憑依する前と後の人物像の変化、その後の印象の変遷を描かれているのも新鮮でよかったです。
次に気になった点です。目障りでしたら申し訳ない(予防線)
まず私が読者視点に立った場合なのですが、文章を読むに当たって私はそれを一枚の織物のように捉えています。これはあくまで私個人の見方なので、まあそんな見方もあるのか程度に流して……ください。
貴作の文章は、すらすらと読める、とっつきの良さがあります。なんかおめぇの文はとっつき辛ぇんだよと言われた私にとっては見習うべきとも思いました。
しかし私以外の視点(友達にも読んでもらったところ同じ所感を懐いたようです)でも、鳥川 ハルさんの文は、読んでいる途中で突然断絶している場面が多々見受けられました。唐突な回想、場面転換などがそれに当たるかと。場面転換であっちこっちに視点が飛ぶと、読者からすると振り回されてる感が……。
さらに読み進めていけば、そんな事はなくなってるかもしれませんので、とっくにお気づきでしたらアホがなんか言ってる、って感じに流してください(汗)
作者からの返信
飴玉鉛様、コメントありがとうございます。
まず『第二話』のところに書かれていた時点で、身構えました。自分でも一種の鬼門と思っていた回だったからです。「娯楽作品なのだから、ウイルスに関する長々とした説明は必要ない。もっと短く、バッサリとカットするべき」と言われることも覚悟していました。語りたい専門知識を娯楽作品の中に上手く落とし込めていない、という自覚です。もっと作品に溶け込ませないといけないのは確かですが、しかし少なくとも、このウイルスに関する説明が作品コンセプトの一つである以上、譲れない部分もある……。そう心配していたので、むしろ『お約束的に良いと感じた点』として『へー、なるほどなと頷きながら読めました』と言っていただけたのは、ホッとすると同時に、とても嬉しかったです。
私は小学生の頃から「お前は文章表現力がない。文系は無理だから理系に行け」と言われ続けていました。ネット小説を書くようになってからも「悪い意味で、論文のような文体」と複数の方々から指摘されてきました。私にとって文章表現は「下手の横好き」と自認していたので『すらすらと読める、とっつきの良さ』というお言葉は、むしろ驚きでした。
ただ、そうした私の表現力の欠如(論文のような文体)が、『一枚の織物』として『読んでいる途中で突然断絶している場面が多々』という問題に繋がっているのだろう、とも受け取りました。私としては、回想などは、あまり一部分に集中させると「砂場の中にポコっと岩石地帯が固まっているような、不自然な感じ」になるかと思って、少しずつ散りばめるようにしたのですが……。かえって不自然に「砂場のあちらこちらに岩の破片が落ちている」というような、浮いた感じになってしまったのかもしれません。この辺りの感覚は、指摘していただくまでは(自分一人では)わかりにくい点です。とても助かります。文章表現というより構成の問題かもしれない、と思いましたが、『唐突な回想、場面転換など』というのは、その前後との繋ぎ方が悪いという意味でもあるので、やはり文章表現の問題でもあるのでしょう。
表現ということに関しては、書く方だけでなく、読む方でも「はたして自分は正しく読み取れているのか」と不安になることがあります。実際、以前に、他サイトで(別の作品で)感想をいただいた時。一人目では深く受け止めなかったのに二人目から指摘していただいた時点で「もしかすると、一人目のかたも、同じ問題点を挙げてくださったのではないか。私が読み誤っていたのではないか」と、ようやく加筆修正することが出来た、という経験があります。
今回いただいたアドバイスも、自分なりに思っていたことなどと照らし合わせて「こういう意味なのだろう」と理解していきますが、もしかすると返信を見て「そういうこと言いたいんじゃないんだけどなあ」と思われるかもしれません。それでも、できる限り今後の作品作りに(そして今からでも修正できる部分は、この作品に)活かしていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
まだ序盤も序盤。ですので的確なコメントとはならないでしょう。
しかし今後読み進めていく中で分かった事があればコメさせていただきます。
今回はプロローグ、第一話の感想となります。
個人的な好みの話かもしれませんが、視点が俯瞰ではなく個人によっている場合は、あまり説明口調は望ましくない、というより世界観を見渡す上でマクロな視点からしか読み取れず、なんとなく、なんとなしに貴作を開いた方には敷居が高く感じてしまうかもしれません。
要点を纏めると、序盤は出す情報量は制限し、ご自身の世界観に必須となる用語は小出しにして、入り込みやすい雰囲気作りからやるべきだと思いました。
プロローグ、第一話からして、私が受けた印象は貴作の世界観ではなく、(言葉が悪く恐縮ですが)他人が築き上げたテンプレ世界観をイメージしてしまい、どうにも親近感が持ちづらかったです。
今後読み進めていけば霧散する印象かもしれません。それはこれから読んでいこうと思います。ご不快になられましたら申し訳ございません……(汗
作者からの返信
飴玉鉛様、コメントありがとうございます。
最初から設定説明に終始している、「自分が書きたいもの」を書き過ぎている、というのは、自分でも薄々わかっている欠点でした。ただ、悪いということは理解できても「では、どう改善したらいいか」というところまでは辿り着けていなかったので『入り込みやすい雰囲気作りからやるべき』というのは、非常に的確なアドバイスとなりました。感謝します。
特に、実際にそれを実行なさっている作家からのアドバイスなので、言葉に重みがあります。飴玉鉛様の作品からも、色々と勉強させていただきたいと思います。
第一話 冒険者の日常(パラ、ラビエス、マールの冒険記)への応援コメント
魔法少女企画から来ました。
読みやすい文章で、内容も読者を引き込みやすいと思います。
話中、視点が変わるのが読みやすいか読みにくいかは、人により意見が分かれるところでしょう。
ウイルスって、どうみても強力スキルですよね。
作者からの返信
空知音様、コメントありがとうございます。
まずは、褒めていただいた点、素直に嬉しいです。視点変更に関しては、別のサイトで掲載していた時にも指摘されました。それでも「〇〇side」という表記は嫌だったので、その時に、今のように「俺」「私」に「――〇〇――」と加えることにした、という次第です。この「――〇〇――」にしても、賛否両論あると思うのですが。
強力スキルとしてウイルスに興味を持っていただけたならば、ウイルスをテーマとして、こんな作品を書いた甲斐があります。
編集済
第三話 治療院の一日(ラビエスの冒険記)への応援コメント
いい所も多い中、色々と気になるところと多いと感じました。
1.回復魔法についての説明を見て、この回復魔法の本質は生きた細胞を回復、もしくは増殖させるものと捉えました。ここでウイルスは回復魔法でも変化しないとあります。確かにウイルスは回復しませんが、ウイルスに感染した細胞は活性化するので違和感を覚えました。ウイルスは宿主の細胞に侵入して宿主細胞のDNAなどを書き換えて、その細胞からウイルスを大量生産して増えます。ウイルスがDNA由来があるがためにこうゆう増え方をするわけです。つまりウイルスに感染した時点でウイルスに犯された細胞があるわけなので回復魔法をかければ当然その細胞も活性化されるのでウイルスの生産量が増えて病状が悪化すると考えられるわけです。
2.回復魔法の仕組みについて。回復魔法の精度がイメージ由来で、間違って病原体も活性化させることもある中で回復魔法を普通に使ってるところに違和感がある。というのもその後の流れで回復魔法で病気で弱った体を治したり風邪の症状を回復させる描写があることから免疫細胞などを回復、もしくは活性化させてることがわかります。ここで疑問なのはどの細胞をどの程度回復させてるか、それをどうやって判断、制御しているかが無いと一本間違えれば免疫細胞の過剰増殖による白血病、リンパ腫や自己免疫疾患、アレルギーなどを引き起こすわけです。前述の精度のままだと少し違和感が残ります。もし血液検査もせずに白血病患者に回復魔法をかけたら病状が悪化して死にます。またアレルギーに関してはこの後にも少し出てきますがさらに大きな疑問に繋がります。
3.解毒魔法について。細菌やウイルスを排除できる魔法とあまりますが、最強チート魔法過ぎて驚いています。まず細菌を排除できるということは在来菌や微生物も殺せるわけです。前述の魔法精度なら間違って在来菌を殺す可能性はあるので、もし腸内細菌を殺したら消化不良、栄誉不良、免疫不全からの敗血症や腸炎を引き起こします。逆に言えば簡単に人を病気と偽って殺せるわけです。次にウイルスも排除できるのでDNAを排除できるということです。つまり放射線と同じ事ができるので、一歩間違えたら患者はあの世行きです。しかも放射線と同じことができるので最強魔法待ったナシです。更に少し視点を変えると細菌や微生物を殺せるわけですから、もしこれを大規模な畑に行うと意図的に連作障害を引き起こすことが出来るわけです。つまり意図的に飢饉を引き起こすことも出来ちゃうとんでも魔法なわけです。癌を直せる利点はありますがこれだけ使えば敵なしな気がします。またモンスターから受けた毒もとあるのですが、恐らく蛇とかの毒のことだと、思うんですがあれらは病原体では無くて、化学物質なので細胞でもウイルスでも無い全くの別物なので少し疑問に思うところではあります。
4.解毒時のイメージの下りで100%に近い割合とあって、その後に体内に残った病原体という話から病原体を100%除去しなくても治るみたいな感じが少し違和感があります。ウイルスに関しては100%除去しないと治らないです。(インフル、狂犬病、エイズなど)現代医学でも100%除去するか、除去できないので潜在的に存在させつつ症状を出さないように薬なので抑止するのどちらかしかないです。実際に直接ウイルスを殺す薬(抗ウイルス薬)はほとんどありません。風邪薬も免疫を上げたり症状を緩和してるだけでウイルス自体を殺してるわけではないのです。これは薬でウイルスを100%除去するのはかなり難しい。また風邪系ウイルスというは症状がなくても常に鼻や喉の中にいますから免疫が下がった時に風邪系ウイルスが活性化して悪さをしてるだけです。薬で免疫をあげればまた隠れて大人しくなるを繰り返してるだけです。逆に言えばウイルスに1番自然に対抗できるのは自身の免疫ということになるわけです。ここで作中でも詳しく説明されてるワクチンが出てくる訳ですが、回復魔法と解毒魔法によってその仕組みがぶち壊されてると感じるのが次の疑問です。
5.回復魔法と解毒魔法によって自己免疫の獲得が出来ない上にアレルギーの多発に繋がる疑問。まず今までの回復魔法と解毒魔法があることで病原体にかかっても回復魔法と解毒魔法によって排除されて免疫を記録することが出来ないことが多いわけです。免疫の記録というのは免疫細胞が病原体と戦って得た記録のことで病原体によって破壊された細胞からも免疫を記録して免疫を獲得することがあります。つまり免疫細胞が病原体と戦ってるのに解毒魔法で病原体を消した上に破壊された細胞も免疫細胞が免疫情報を読み取る前に回復魔法で回復されたら免疫細胞が免疫なんて獲得することが出来ないわけですよ。ワクチンはこれを安全に行って意図的に免疫を獲得させてる仕組みなわけです。ワクチンの仕組みを理解してる設定なのであれば免疫の獲得の大切さや重要性をもう少し加味してもいいのでは?と思うわけです。更に人類の歴史的に見ても過去に病原性ウイルスだったものが免疫の獲得や長い共生を経て人類にとって必要不可欠なウイルス(レトロウイルス)になることもあったわけです。免疫を獲得出来ない環境は免疫の少ない人が増えることになるのでちょっとした風邪で簡単に死ぬようなことになりかねないわけです。そして問題はアレルギーです。アレルギーとは免疫機能の暴走で引き起こる言わば自己免疫疾患です。つまり回復魔法と解毒魔法で免疫が付かない環境なのに更に回復魔法で免疫細胞を回復させると免疫に対して過剰に細胞が増えて行き場を失うわけなのでその細胞達が一気に暴走するわけです。回復魔法アレルギーみたいな事が起きるわけです。特に2回目以降はアナフィラキシーショックにより死亡する可能性が高いです。要は一回目の回復魔法で免疫が少ないのに体内の免疫細胞が回復して過剰に増えます。ここで過剰に細胞が増えたことで体は回復魔法によって免疫細胞が増えたから回復魔法を敵だと誤認するわけです。この時点では免疫細胞達は武器を構えたまま敵である回復魔法が来るのを待機して待ってる感じです。そして2回目の回復魔法でまた免疫細胞が増えた瞬間に既に武器を持って待機してた免疫細胞達が反応して一気に攻撃を開始して体内を破壊することになるわけです。なので回復魔法あたりからアレルギーについての疑問も湧いてきました。余談ですが、オオスズメバチに刺されて死ぬケースの9割は毒ではなくてアナフィラキシーショックによるものです。特に2回目以降に刺された時の死亡率が非常に高いです。というように多くの疑問が湧いてきましたが設定はとても斬新でいいと思いました。中々ここまで切り込む作品は見ないので実際に見れてとても良かったです。引き続き頑張ってください。長文失礼致しました。
追記します。
ウイルスに対抗出来る免疫があれば回復出来ますけど、免疫ができそうにないので100%除去しないと治らないと書きました。
それに現実なら治療後に症状や病原体などを抑える薬が数日分出てそれを服用することで持続的に回復させているのですが回復魔法にその辺の描写が無いので免疫が付かない上に抑える薬や持続効果も無いのなら1%でもウイルスが残っていればすぐに再発するのは当然なのでそれで患者さんを治したとは言えないと思いました。あとウイルスは100%除去出来るものもあります。(狂犬病、エイズ、C型肝炎)なので不可能では無いんですよ。狂犬病が致死率99.9%なのは不可能を可能にしたので100%では無く99.9%になりました。
あとウイルスはDNAうんたらの下りでレトロウイルスだけじゃなくてヘルペスや水痘もあるのでウイルスとしました。主語は少し良くないとは感じました。がその後に一般的なウイルスの所でやっぱりわかってないんだなと思いました。この手のDNAに食い込むウイルスは種類は少ないですが数はかなり多いです。なぜなら増えることはあっても減ることは無いからなんです。その証拠にヘルペスウイルスは世界人口の5割から7割、水痘はワクチン導入前なら子供ほぼ全員が感染しています。しかも水痘は2000年代の日本でもワクチン導入前は毎年50から100万人の子供が感染しています。感染力は家庭内二次感染なら90%以上です。しかも妊婦や免疫不全者に感染すると重症化しやすくインフルより危険度は高くなります。B型肝炎も3億人。エイズも毎年130万人づつ増えててレトロウイルスのように遺伝子として適応しない限り悪さを続けます。つまり一般的なウイルスを風邪系ウイルスとしか思っていないようなので認識が浅いと感じています。遺伝子系ウイルスは例外ではなくて、知らないだけで実はかなり一般的なんですよ。というかウイルスの性質上、一般的じゃないとおかしいレベルなんです。
あとどことなく医療行為に対する認識や患者さんを治す意思が薄いと感じています。医者は病原体を見つけることや治すことも大事ですけど、患者の状態などから適切な医療を行うことが何よりも大事になります。そのために現代では問診票書いたり、体重、身長の測定や血液検査、医療記録を残して何かあっても対応できるようにしています。治療後の処方箋もそのひとつです。しかもちゃんと薬が切れたらまた来てねとか薬の持続時間や効果の説明もしてくれるわけです。つまり病院を出たあとも患者さんが治るように促しつつ、医療記録を残して病気なので突然何かあっても適切な対応ができるようにするなど医療行為後のことも考えているのが現代医学の基本なんです。それが患者さんの安心にも繋がるんですよ。普段我々が病院や診療所で受けてる当たり前がここでは欠けているんです。なので違和感が募るんです。かつウイルスの説明や詳しい医療的で素晴らしい設定や説明はあるのに医療行為の大切さを理解してない節がこれまでの指摘の中に詰まってるので少し残念に思うわけです。
あと最後に主人公が元の世界のウイルス学をイメージしてとあるんですが、基本的にこの行為は恐ろしく感じます。理由はじゃあ何故ワクチンや薬を作る時にわざわざマウスなどを使って臨床試験をするんですか?に繋がるからです。現実世界でも国や地域の違いで同じ薬が合う合わないなどで使えない場合があります。なので実は異世界人にもその可能性が大いにあるのでいきなり我々の知識基準で治療しようと考えるのはかなり危険な行為なんです。アレルギーや問診票などもここに繋がります。異世界人のことを現代と同じ感じで医療的に確認すれば問題ないのにアレルギー、体質、身長、年齢、私生活などをガン無視してることの危険性は計り知れないです。これをしないと例えばB型肝炎ウイルスの持続感染者は体内のウイルスと免疫が均衡を保って肝臓が安定している場合があります。しかしそれを知らずにウイルスを取り除くと肝臓のバランスが崩れて重度の肝炎発症から急性肝不全で死亡します。(実例多数)こうゆう事を起こさないのも本来医師の役目なんです。だから治療後のことも考えるのが現代医学の基本なんです。これがないと中世や近世の医療と同じです。余談ですが、ER救命救急室という、とある医学生がアメリカの緊急医療現場で色々な苦難や出来事を通じて成長する有名なドラマがあるので暇だったり気になったら見てみてください。そこでは実際の医療行為の大切さや患者さんに対する思いなどがリアルかつ深く描かれてるのでもしかしたら参考になるかもです。
作者からの返信
@44578様、コメントありがとうございます。
読んで理解するのが大変なくらい長いコメント、わざわざ本当にありがとうございます。
細菌やウイルスを排除できたら最強チート魔法とか、アナフィラキシーショックの話などは、面白い考察だと思いました。魔法の設定に関していくつか疑問に思われる点はあるとしても、あくまでも作品内の「設定」ですから「この作品においてはそういうもの」と理解していただければ幸いです。……といっても、そこで疑問に思われる時点で(説得力のある設定が作れなかった時点で)作家としては力量不足なのですけどね、お恥ずかしい話です。
ただ『作品内の「設定」』とは別に、我々現実世界の科学知識に関する話。こちらに関しては、書かれてるコメント内に「そうかな?」と違和感を覚える部分や「いやそれは違う」と断言できる部分もあって……。
まず、「そうかな?」と違和感を覚えたのは、
>ウイルスに関しては100%除去しないと治らないです
という記述。私の専門は臨床系ではなかったので「和感を覚える」程度ですが、でも「それは違うはず」と感じました。
一般的に「治る」と言われたら病状からの回復を示すと思うのですが、ウイルスによる感染症ならば、ある程度除去すれば症状は回復する……というよりも100%の除去なんて不可能なはず。そもそも「感染」と「発症」は別物ですからね。
ただし少し後のところで@44578様自身が『また風邪系ウイルスというは症状がなくても常に鼻や喉の中にいますから免疫が下がった時に風邪系ウイルスが活性化して悪さをしてるだけです』とも書いておられるので、実はここはわざわざ私が指摘しなくても(100%除去云々は書き方が悪かっただけで)@44578様自身きちんと理解しておられるのかな、とも感じました。
しかしもう一点、明らかに「@44578様が間違って理解している(論文レベルの高度の知識でなく、教科書レベルの科学知識を)」という部分もあったので、それについては指摘させていただきます。
>ウイルスは宿主の細胞に侵入して宿主細胞のDNAなどを書き換えて、その細胞からウイルスを大量生産して増えます。
これは大間違いです。これ、主語を「ウイルスは」でなく「レトロウイルスは」にすれば間違いではないので、おそらく@44578様はレトロウイルスについての話をどこかで聞いて、それがウイルス全般の話だと誤解しているのではないか……と想像しました。
レトロウイルスといえばHIV(エイズの病原ウイルス)が有名ですが、レトロウイルスというのは本当に特殊なウイルスで、普通のウイルスとは全く違います。宿主の遺伝子にあれこれできるのはレトロウイルスだけなので、アニメや漫画で「ウイルスによって人間が怪物になる」を理屈づける場合、必ずレトロウイルスが使われるくらいですね。
@44578様が「ウイルスは宿主の細胞に侵入して」「その細胞からウイルスを大量生産して増えます」と書いておられるように、一般的にはウイルスの侵入は細胞内まで。核(宿主の遺伝子があるところ)まではいきません。だから「宿主細胞のDNAなどを書き換えて」もあり得ませんが、例外的にレトロウイルスだけは核まで行って宿主遺伝子を書き換える(レトロウイルス自身の遺伝子を組み込む)ようなシステムを持っているわけですし、だからとてもタチが悪いのですね。
一般的には、ウイルスの感染しても宿主の遺伝子そのものはいじられない以上、遺伝子によって定められている細胞構成なども元から変化することはありません。細胞内にちょっと邪魔な存在が入っている、という程度です(この「ちょっと邪魔な存在が」というのが、人間側から見れば体の不調と感じて「病気」となるのでしょう)。「細胞構成なども元から変化」をできるとしたら、先ほど『アニメや漫画で「ウイルスによって人間が怪物になる」を理屈づける場合』と書いたように、それはレトロウイルスだけです。
例えるならば、泥棒が部屋を(目に見える範囲を)物色するだけでたいしたものを見つけられずに帰ってしまうのと、箪笥の奥に隠していた現金や重要書類まで手に入れてしまう(おかげで家主は大損して人生まで狂ってしまうほど)の違いでしょうか? 前者が一般的なウイルス、後者がレトロウイルスの話です。
この作品に限らず、私のウイルス関連作品では基本的に、一般的なウイルスのライフサイクルを引き合いに出して説明してきたはず。レトロウイルスはごく一部の例外に過ぎないので「一般的なウイルス」の方を用いているのですが……。
案外HIVみたいなレトロウイルスの方が有名で、だからそちらのシステムが「ウイルスの一般的な仕組み!」と世間では誤解されているのかもしれませんね。