応援コメント

第二話 ウイルス研究者の転生(ラビエスの冒険記)」への応援コメント

  • 世界設定の説明をただ書き連ねるのではなく、自然な感じでエピソードの中の一部として紛れ込ませる。
    なるほどなぁと感心しました。私に足りなかったのはこういう工夫だったのかと、とても勉強になりました。

    徐々に明かされていく世界背景の話は、続きがとても気になります。

    なかなかまとまった時間が取れず、取れたとしても自分の駄作の執筆活動に使ってしまっていまして、少しずつしか読み進めないとは思いますが、楽しく読み進めさせていただきたいと思います。

    作者からの返信

     熊八様、コメントありがとうございます。
     設定説明の難しさは、新しく長編を書くたびに、あるいは連載を進めるたびに感じます。
     こちらとしては必要だから、後々の伏線になるから、あるいは単純に自分が考えた世界観を披露したいから。なんであれ、とにかく「読者に知ってもらいたい」と思って書いているのに、特に地の文が続いたりすると目が滑るのではないか、といつも心配になります。
     自分ではまだまだ上手くないと感じているので『自然な感じでエピソードの中の一部として紛れ込ませる』と言っていただき恐縮です。世界観で「続きが気になる」と言っていただけるのも、とても嬉しいです!

     まだ少し先になりますが、今回の感想をいただいて「説明の仕方に反応していただけるのならば、第6話はどうなるかな?」というのもチラッと考えました。
     少しずつでも最後まで楽しんでいただけることを切に願っています。

  • 初めまして。

    このたびは、私の自主企画『【ジャンル不問】あなたの渾身の一作を読ませて下さい』に御参加頂きまして、ありがとうございました。

    あらかじめお断りさせて頂きますと、先入観を排除するため、他の方々のコメントやレビューには、一切、目を通しておりません。
    もし他の方々と内容が被っておりましたら、その点、ご容赦頂けますと幸いです。

    それにしても、ラビエスにマールブルグにパラミクソ......
    結構、ヤバそうな名前の登場人物ばかり。

    あ、ここまで読ませて頂きました雑感ですので、あまり気になさらないで下さい。

    お互い、これからも執筆、頑張りましょう。

    作者からの返信

     風の吹くまま気の向くまま様、コメントありがとうございます。
     キャラのネーミングは、完全に私の遊び心でした。研究者だった頃に慣れ親しんだウイルスの名前を主人公の由来にして、その他の名ありキャラも近縁のウイルスの名称で(ウイルスそのものだけでなく科名や属名も含めて)統一して……。
     反応していただけて嬉しいです。

  • ウイルスの説明、面白かったです! ガチャのあれみたいなものですか。

    作者からの返信

     オレンジ11様、コメントありがとうございます。
     ……というより、まずは、お読みいただきありがとうございます、ですね。おそらく「長いから」という理由で一度は断念されたであろう作品を、かなり強引にオススメする形だったので、読み始めていただけただけでも大感謝です。
     研究者に対する興味という視点で読み始めていただけたならば、この辺りは、一番ダイレクトなところでしょう(第13話で、また山がありますが)。

     ここでのウイルスの説明は『ガチャのあれ』が頭に浮かんだらわかりやすいかな、と思って書いていました。でも実はこれ、最近思いついたものではありません。
     昔、初めて個人サイトを作った時に(当時友人たちの間で『ホームページを開設する』という遊びが流行っていました。まだブログなんてなかった時代です)、私はウイルスをテーマにしたサイトにしたのですが、その際に考えたのが「ガチャのカプセルでウイルスを説明する」という例え話でした。そこではガチャのカプセルの絵を描いてイメージしやすくしたのですが、こうして小説に取り入れた段階で「そういう『絵』を抜きに、文章だけで表現できるかどうか」というのが、一つの課題になっていました。
     そんなウイルスの説明、『面白かったです』と言われると「わかりやすかった」以上に嬉しい、と自分でも初めて知った気がします。ありがとうございました!

  • ウイルスの専門知識が活かされていますね!

    このように取っつきやすく理系知識を紹介する作品が増えて、理系好きが増えたらいいなあと思います。

    作者からの返信

     芒 荻経様、コメントありがとうございます。
     この第二話は、第三話以降で異世界ファンタジーの世界にウイルス学を持ち込むための、予備知識の説明回でした。
     私の作品で『取っつきやすく紹介』が出来ているのかどうか、少し自信はありませんが、『理系好きが増えたらいいなあ』というのは、私も強く思います。
     特に個人的には、理系は理系でも、自分の専門分野とは少しずれた作品の方が好きです。その場合、小説を楽しみながら、新しい知識が得られるので。

  • あ、ウイルスの話だ!
    警戒しましたが、大丈夫でした。カプセルの話、分かりやすかったです。
    この作品を全部受講したら、単位が貰えそうですね笑。
    甘口なストーリーも好みです。次も楽しみです。

    作者からの返信

     wazzwallasis様、コメントありがとうございます。
    『カプセルの話、分かりやすかった』と言っていただけたのは嬉しいですし、『甘口なストーリー』と感じていただけたのも嬉しいです。同時に『この作品を全部受講したら、単位が貰えそう』に関しては「この先、拍子抜けされるのではないか」と少し心配にもなりました。


  • 編集済

    第二話まで読ませていただきました。

    読み始める前は、転生者が転生者という事を隠して生きている……みたいな感じだと思っていましたが、事故からの入れ替り……というよりも流れ替わり?(巧い言葉が思い付きません)だったとは。

    ウイルスの説明が少し長く感じなくもないですが、私はあって良いと思います。むしろあって欲しいです。
    《ウイルス研究者》の転生という設定が第三話以降活かされるのであれば、やはりウイルスについて詳しく知らない私の様な人間には必要な文です。

    ですが、一人称の得意分野である《語り手(主人公等)の感情が伝わりやすい》という点。
    これが少し足りないかな……と思ってしまいました。
    せっかく一人称の物語なので、最初の数話で読者の心を離さない主人公の内面……みたいなものがあれば更に良くなる様な気がしました。

    ただ、これは一個人としての意見です。
    ましてや私は超新人なので「新人が何言ってるんだ」位に捉えてもらっても大丈夫ですので。
    それでは。

    作者からの返信

     絢様、コメントありがとうございます。
     ウイルスの説明は『あって良いと思います。むしろあって欲しいです』と言ってくださる肯定派でも『少し長く感じなくもない』となるわけですから、やはり何とかしないといけないなあ、と思いました。理想は「わかりやすく、短く」なのですが、ついつい「この程度では伝わらないかも」と長くなってしまうので、難しいところです。
     語り手の内面が足りない(特に序盤で)というのは、良い勉強になりました。自分でも「序盤のつかみで失敗している」と思う部分があり「では、どこをどう修正するべきか」というのは悩みどころだったので、貴重なご意見です。思えば、自分でも苦手と認識している内面描写を「ここは上手くいったかも」と初めて思えたのは、第一章の中盤以降だったような……。もっと序盤で、それをやらないといけないのですね。

  • ここでコメントしておりますが、この後の話も5話ほど読ませていただきました。

    長文です。

    お約束的に良いと感じた点の所感をば。
    ご自身のお調べになった、もしくは学ばれた知識を分かりやすく解説している事。へー、なるほどなと頷きながら読めました。
    またマールの視点が入ることで憑依、と言って良いのか私の中では判然としませんが……ともかく主人公がラビエスに憑依する前と後の人物像の変化、その後の印象の変遷を描かれているのも新鮮でよかったです。

    次に気になった点です。目障りでしたら申し訳ない(予防線)
    まず私が読者視点に立った場合なのですが、文章を読むに当たって私はそれを一枚の織物のように捉えています。これはあくまで私個人の見方なので、まあそんな見方もあるのか程度に流して……ください。
    貴作の文章は、すらすらと読める、とっつきの良さがあります。なんかおめぇの文はとっつき辛ぇんだよと言われた私にとっては見習うべきとも思いました。
    しかし私以外の視点(友達にも読んでもらったところ同じ所感を懐いたようです)でも、鳥川 ハルさんの文は、読んでいる途中で突然断絶している場面が多々見受けられました。唐突な回想、場面転換などがそれに当たるかと。場面転換であっちこっちに視点が飛ぶと、読者からすると振り回されてる感が……。

    さらに読み進めていけば、そんな事はなくなってるかもしれませんので、とっくにお気づきでしたらアホがなんか言ってる、って感じに流してください(汗)

    作者からの返信

     飴玉鉛様、コメントありがとうございます。
     まず『第二話』のところに書かれていた時点で、身構えました。自分でも一種の鬼門と思っていた回だったからです。「娯楽作品なのだから、ウイルスに関する長々とした説明は必要ない。もっと短く、バッサリとカットするべき」と言われることも覚悟していました。語りたい専門知識を娯楽作品の中に上手く落とし込めていない、という自覚です。もっと作品に溶け込ませないといけないのは確かですが、しかし少なくとも、このウイルスに関する説明が作品コンセプトの一つである以上、譲れない部分もある……。そう心配していたので、むしろ『お約束的に良いと感じた点』として『へー、なるほどなと頷きながら読めました』と言っていただけたのは、ホッとすると同時に、とても嬉しかったです。

     私は小学生の頃から「お前は文章表現力がない。文系は無理だから理系に行け」と言われ続けていました。ネット小説を書くようになってからも「悪い意味で、論文のような文体」と複数の方々から指摘されてきました。私にとって文章表現は「下手の横好き」と自認していたので『すらすらと読める、とっつきの良さ』というお言葉は、むしろ驚きでした。
     ただ、そうした私の表現力の欠如(論文のような文体)が、『一枚の織物』として『読んでいる途中で突然断絶している場面が多々』という問題に繋がっているのだろう、とも受け取りました。私としては、回想などは、あまり一部分に集中させると「砂場の中にポコっと岩石地帯が固まっているような、不自然な感じ」になるかと思って、少しずつ散りばめるようにしたのですが……。かえって不自然に「砂場のあちらこちらに岩の破片が落ちている」というような、浮いた感じになってしまったのかもしれません。この辺りの感覚は、指摘していただくまでは(自分一人では)わかりにくい点です。とても助かります。文章表現というより構成の問題かもしれない、と思いましたが、『唐突な回想、場面転換など』というのは、その前後との繋ぎ方が悪いという意味でもあるので、やはり文章表現の問題でもあるのでしょう。

     表現ということに関しては、書く方だけでなく、読む方でも「はたして自分は正しく読み取れているのか」と不安になることがあります。実際、以前に、他サイトで(別の作品で)感想をいただいた時。一人目では深く受け止めなかったのに二人目から指摘していただいた時点で「もしかすると、一人目のかたも、同じ問題点を挙げてくださったのではないか。私が読み誤っていたのではないか」と、ようやく加筆修正することが出来た、という経験があります。
     今回いただいたアドバイスも、自分なりに思っていたことなどと照らし合わせて「こういう意味なのだろう」と理解していきますが、もしかすると返信を見て「そういうこと言いたいんじゃないんだけどなあ」と思われるかもしれません。それでも、できる限り今後の作品作りに(そして今からでも修正できる部分は、この作品に)活かしていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。