嵐のごとく

 なかなかに難解な前半と、それらをことごとく粉砕する痛快な後半がたぶん確信犯的にまとめられている。
 私自身は花粉症にはかかっていないし アレルギーもほとんどない。その意味で作者の花粉へのルサンチマンはやや想像の域にしか理解できない部分はある。
 いずれにしても、言いたい放題な 二人と一羽であった。

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