咲く時香り散ったなら

 古事記屈指の傑作悲劇挿話を題材にした本作、『桜涙病』なる奇病につきまとわれた人々が古代日本と直接にか間接にか心を交わす。
 万葉調の力強さと古今調の繊細さを兼ね備えた良作。

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