ゆらぐ僕=トム

死んだトムの記憶をコピーされた『僕』。
カスミとの暮らしの中で、トムとぴったり重なっていたはずの『僕』の存在が次第に揺らいでいき、次第に『僕』=『僕』になっていく様が心に響きました。
カスミに銃口を向けられることすら『僕』にとっては幸せな結末だったのではないかと思えてしまいます。

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