大戦後に平和になった世界での鍛冶職のお話

このお話は導入に書かれているように、『1話~16話』『17話~それ以降』の話が独立した構成となっています。

メインシナリオは17話以降、16話より以前は世界観や人間関係の補足シナリオとなっています。

廃れゆく鍛冶職があるなか、勢いを衰えず活気ある鍛冶職が切り盛りしている地域など、世界観としての作り込みはかなり寝られている印象を受けた作品でした。

登場人物についても、行動の動機や心象で変化する気持ちなどに描写の焦点があたっているので、魅力を掴みやすい作品に感じます。

テンポとしてはとても丁寧に描かれているのでゆっくりとしたものですが、描かれるシナリオはこの世界感独自のものが多いので素敵な作品に思います。

描写力がとても優れた作品なので、ぜひぜひご一読ください。

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