キミとなら何周でも。

読み終えるのに1分もかからない100文字で構成された小説。しかしその余韻は、いつまでもいつまでも続くという、まさに噛めば噛むほど味が出るってヤツです。
目を閉じればまさに、その情景が浮かんでくる。そんな奥行きと、文章の可能性を感じる作品ですよ。
皆さんも是非この味わい深い世界へ……って、本文よりレビューの文字数が多い小説ってのも、珍しいですよね。