読んで100文字に全てが見えると思いました。何をしているのか 関係性はどうなのかああそうなるよねと。読後感が素敵な情景豊かな作品でした。さっと心が豊かになりそうです。
この作品が参加する自主企画の条件は、「100字」。本当に一瞬、あっという間。その中に、瑞々しい感情がぎゅっと、文字通り濃縮されています。「あ、こういう瞬間あった!」なんて、誰もが思い出すこと間違いなし。溌剌ときらめくような、大変印象的な掌編です。
揺れるポニーテールがマラソンの苦しさと相反して、これは素晴らしい表現だと感じました!
わたしは書けませんねきっと。素晴らしいです!
揺れるポニーテールに、マラソンの息苦しさに、内に秘めた想いに――青春期を思い出して、心揺さぶられました。
読み終えるのに1分もかからない100文字で構成された小説。しかしその余韻は、いつまでもいつまでも続くという、まさに噛めば噛むほど味が出るってヤツです。目を閉じればまさに、その情景が浮かんでくる。そんな奥行きと、文章の可能性を感じる作品ですよ。皆さんも是非この味わい深い世界へ……って、本文よりレビューの文字数が多い小説ってのも、珍しいですよね。
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