たった二人の孤独な戦い

良質な物語を読んだ後は、一人ふーっと息を吐く。

読書をする人間なら何度か経験したことがあるのではないだろうか。

これは僕にとってそういった作品だった。

目の前に確実に迫る「終わり」の時。
それを登場人物と共に味わい、焦り、絶望する。

せめて読者賞に選出されていればっ!とも思うが、たらればを言っても仕方がない。

新たな作品、楽しみにしてます!

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