書道家よ、屍山血河の果てに己の墓標を打ち立て……られるのかなぁ……?

書道家どうしの命を賭けた《筆勝負》。
敗北が意味するもの、それ即ち、死――。



……というトンデモ時空の書道家の話。
デッドオアアライブ!
シンプル!

しかし誰もが時世の句を読んで爆発四散したりするわけではなく、死に場所を探している主人公以外はわりとゆる~いノリでやってるようです。
温度差~~~~。

そのため今のところ(四話まで)「登場人物が突然死のうとする」ジャンルの中ではマイルドな読み心地となっていて、「登場人物が突然死んだらいやだな」と思っている人でも安心です。
もちろんこれからどうなるかは作者の筆先三寸ですが……。
あと突然の「例の龍」で読者は死ぬ。


おもしろく、変わったものを読ませていただきました。
ありがとうございました。

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