悲しく辛い過去を切り取った短歌。それは、まるで美しい廃墟のように読む人の心をとらえて離さない。すべてを乗り越えた今の作者の心が写した圧巻の物語。
「くすのせ すみれ」です。 昭和のエッセイや、短歌、韓流ドラマのような胸キュンラブストーリーからコメディまで、色々書いてます。 エッセイは現在不定期で公開、長…
幼少期のツラい思い出。両親から受けた数々の理不尽。生きていることがしんどくて、それでも生きていかなくてはいけないとき。自分を傷つけて生きていることを確認したり。作者様はそんな環境で大きくな…続きを読む
それはホロリと零れるきれいな涙じゃない。目の奥にじわりと滲む、奥歯を噛みしめるような泪です。心をぎゅうっと縛られる、幼い頃のやるせない記憶。それでも必死で毎日を生きてきた健気さ。青春の苦い過去。つ…続きを読む
こちらの作者の星都ハナスさんと言えば、私の中で1番に思い浮かぶ作品は「ハダカデバネズミの幸年期」というエッセイでした。 他の作品も勿論素敵なのですが、ご本人のお人柄がよく出ている楽しくて素敵な…続きを読む
短歌のようなウタから始まるエッセイ集。この形式の作品は初めて拝読した。 作者様の幼少期の闇。辛いこと。本当に胸に刺さる。それを客観的にウタに乗せることは、とても難しいことだと思う。この作品には、…続きを読む
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