小気味良い現代ドラマ(近未来SFチック)


ニーチェの名言を模した題名に惹かれ、少し気構えてプロローグを読んでみると一転、ギャグのようなオチに緊張が解ける。主人公(ひろたん)と彼女(みーたん)との甘い時間。理想の彼女に思わず頬がほころぶ。

そして、次第に浮かび上がってくる底の見えない暗い深淵。先の見えない暗い穴が脳裏に浮かび、その先を見たくなっていく。ひろたんが覗いていたのは天蓋の穴か、それとも仄暗い沼の底か。

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