夢見里 龍 -ゆめみし りゅう- と申します。 美しいものと暗い物語が好きです。その闇の根底にある、僅かな幸福や細やかな光に惹かれます。物語を読み、物語を書く…
小説で使う文字を、毎日一つずつ減らしていく遊び。「ん」を使わない。「ん」と「わ」を使わない。こんな感じでどんどん制限をきつくしていくうちに……仕掛けも物語もおもしろく、主人公が執筆する蜻蛉…続きを読む
最初は遊び半分だったことも、日を重ねるごとに次第に取り返しのつかないことになってしまい……と、世にも奇妙な物語にありそうな不気味さが残るホラー作品です!主人公の不安と焦りが増していく様が描かれて…続きを読む
設定の時点でまず大勝利しているなと感じました。タイトルのセンスも抜群。言葉が擦り切れていった先に待つのは、正に尻切れトンボにしかなれない結末。人気作家と謳う蜻蛉の文章がだんだんと不格好になっていく…続きを読む
暗い部屋で一人机に向かって文字を書く作家の姿が浮かび上がるようです。作家の自問自答と彼の作った掌編のみがつづられているので、実際のところ彼がどんな環境で執筆作業をしているのか分からないのですが、私…続きを読む
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