華麗な女神、その実は苛烈な闘士。

コレティアが強い。としか言いようがない。

彫像の女神のごとき完成された美を体現する乙女をコレティアと形容するのなら、それは半分正解で半分不足かもしれません。彼女の魅力は洗練された美しさだけではなく、その内に灯す苛烈とも言える強さにあると、個人的には思います。腕っぷしが立つだけではなく、信念に基づいて走る意思。彼女を輝かせるのはそれだと思います。
それに振り回されていくルパスは不憫としかいいようがありませんが、彼も彼なりに折り合いをつけてやっていくのが、また味があって素敵だと感じます。

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