蔵書数世界一の図書館が交代(バハムート歴2018年9月28日)

 これまで蔵書数世界一の図書館は、エルフの大国アーフェンガルドにある、王立大樹図書館がここ何百年も世界一位の座に君臨していた。


 しかし、この度魔法大学の大学図書館が蔵書数で、王立大樹図書館の公式発表である3億2千万冊を超えたと発表があった。


 魔法大学では数万を超える研究者が毎年様々な報告をしており、更に研究資料として各地の大量な資料や写本を集めた結果、今回晴れて世界一の座、つまり知の殿堂の称号を手に入れた。




裏解説




 魔法大学の蔵書数増大の最大の功労者は、転写魔法を発明した、魔法大学司書部の功績が大きい。


 いままで貴重な本や、教授たちの集めた資料は時間をやりくりして必死に写していたのだが、この魔法の開発により僅か5分程度で200ページの本がコピー可能になった。この為、すさまじいスピードで図書館の蔵書数が増えた。


 それに伴い、図書館も旧来の場所から、山を一つ買いあげ、そこをくりぬく形で新たに作られ、最大で10億冊を収蔵できる規模がある。




 なお、今回の発表を受けてアーフェンガルドは公式発表として、王宮図書館から5000万冊本を移動することで、蔵書数をさらに増やそうという計画があるそうだ。


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