恐ろしき日輪と、月神の怒り

流麗な文章と息詰まる展開に、一気に読み切ってしまいました。
月読と保食神の繊細な交流が素敵です。
この二柱の神の物語を、このように描くとは……!
そして、天照大御神の恐ろしさに圧倒されました。
太陽神という光溢れるイメージとは異なる、全てを容赦なく照らすような迫力があります。素戔嗚尊とのくだりでの冷徹なまでのしたたかさには息をのみました。

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