古今東西、妻に頭が上がらぬのは、天下の諸葛孔明も同じ。星の数は、短編にはMAX2つが信条だから、です。
寡聞にして孔明の奥方については知りませんでしたが、この発明家という設定(史実でしょうか?)自体が素晴らしい発明だと思いました。恐妻家ではなく愛妻家というのもいいですね。智者孔明の活躍の影に表立たない妻の才知があると想像すると歴史に別の厚みが加わって楽しくなります。もっともっと月英さんの発明を見ていたいそう思わせる作品です。
三国志でも特に有名な三顧の礼のエピソード……の裏側を描いたエピソード。才知豊かな月英さんに結局流されてしまう孔明さんがなんとも微笑ましい。
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