再臨の魔女

作者 森陰五十鈴

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★★★ Excellent!!!

出会いから佳境、そして締めくくりまで終始二人の少女に焦点を当てながら物語が進行するため、背景や心情がぶれず、何より話がスッと頭に入ってくるのがとても好感触でした。
情景描写や言葉選びも物語の雰囲気を損なうことなく、少女二人の瑞々しさと、一方で危うさを孕む世界観を上手に表現なさっていると感じました。
これから先、再び試練が訪れたとしても、きっと乗り越えられる。彼女たちはそんな強さを得たことでしょう。
表題にあります、二人(三人)がどういう意味なのかは、読んでみてくださいませ。

素晴らしい物語をありがとうございました。

あと、最後に一つだけ言わせてください。子爵さん、うらやま。

★★★ Excellent!!!

魔法の制御を不得手とする落ちこぼれの少女、ユーフェミア。
優秀ではあるもののその出自や気質から問題児扱いされている少女、レイラ。

二人の出会いは、それぞれ鬱屈とした感情を抱えていた彼女達の運命を大きく変える。やがてその変化は、かつて国を守護した聖魔女へと繋がっていき――。

出会いによって、少しずつ二人がより良い方向に変化していく過程が微笑ましい。
そうして巻き起こる思いがけない事態。少女の存在の根底を揺るがす事実と虚しさ。その果てに舞い降りる聖魔女。
立ちはだかる困難から繰り広げられる友情の物語が清々しく、二人のこれからが楽しみになる物語でした。