おもしろかったです(ちょっと今うまく息できない)。

ちょっと変な人たち(泣き虫社長とか、だだ漏れ秘書とか、ど脚力の受付嬢とか)がいっぱい出てきて、あっちに行ったりこっちに行ったりをタワーの中(外もある。外もちゃんと世界)で繰り広げて、でもそこには謎(!)とか仕掛け(!!)とかが散りばめられてあって、変な人だったはずの人たちにそれぞれの思い(切実なやつ)があって、だからこう動くんだ(行動原理。みんな自分のパートでいっぱい語ってくれる)というのがあって、それが集まって物語をすごい力(文章の圧力。押し潰されないように注意が必要)で押し進めていって、あれとかこれとかもあって、あぁ(驚愕)、えっ(うそやろ)、あぁ!(やってくれた)となる、要するに息継ぎする暇もないくらい、人が、タワーで、あれで、とにかくもう、読むだけで、自分も巻き込まれたみたいな気分(とても楽しいパニックの気分)になれるお話です。

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