ハッピー・ウエディング・エンド!

イケメン刑事、芹沢さんが、心に抱えていた闇と決別。新しい一歩を踏み出すために、同じく刑事でありながらエリートの彼女、一条さんと結婚するお話。

突然決めたものだから、指輪の購入、帰郷、両家への報告、親族間の顔合わせ、婚姻届の証人選びと記入と提出、そして超特急の結婚式まで、全部を三日でやってしまうというすごい濃密でハイスピードな本作。
結婚って、家族になるって、大変だなぁと思う一方、たくさんの人達に祝われ、支えられていることを実感していく二人の様子に胸を打たれます。
芹沢さんの戦友、鍋島さんとのやりとりが特に好きでした。

恋愛から一歩進んだ関係へ、もっと大きな愛情みたいなものを描いている温かくてハッピーな作品です。