紙飛行機を作って飛ばしたくなりました。

なんという真っ直ぐで、嫌みの無い爽やかさを含んでいるのでしょうか…!
これこそまさに青春!

冒頭に書かれた文や台詞の掛け合いのノリやセンスにまず引き込まれました。
太陽の光と紙飛行機の白が見えるような、明るさと爽やかさのある文章。
その中にある、悩み事。

晴れ時々曇り、晴れのち曇りのように、青春の天気というのは実に
不安定なものです。
悩みも、不安も、分からないことも、面倒事も、もやもやも、
全部紙飛行機のように真っ直ぐ飛んでいってくれればいいのに。

ラストシーンがありありと目に浮かんできて、印象に残りました。