六年越しも、「僕は」「私は」恋してる。

　“宇”から落ちてきた地球外ウイルスは幼い子供達にだけ感染し、数々の“花”を咲かせては宿主と共に死んでいった。
　その患者の一人である栞は、病院の屋上で一人の少年と出会い恋をした。
　栞の余命が残り三ヶ月と申告されるなか、僅かな時間で二人は急速に恋を深めていく。
　しかし、少年は栞には言えない秘密を抱えていて……。

《この小説はとある出版社に応募して書籍化のお話を頂けたのですが、私事情によりお断りしてしまったもののリメイク版になります》

※小説家になろうでも同時投稿済みです。