概要
学園を支える彼らは──その評価も成果も残らない
舞台は国内でも屈指の工学系専門学校、国立高等技術学園──技術分野の講義が多く開講されている、5ヶ年制の学校である。笹原洋介はこの春に、都内の一般高校からここに編入学する男子学生の1人だ。なんの取柄もない笹原は、ここで何か技術を身に着けようと考えていた。勿論、モノ作りの経験ができる部活や団体に入るつもりだった。しかし、ひょんなことから、物を作り上げるとは程遠い『執行部』に流れ着いてしまう。
活動は記録されず、また人の目にもつかない──そんな『縁の下の力持ち』な執行部で、笹原は無事に学園生活を送ることができるのだろうか。
活動は記録されず、また人の目にもつかない──そんな『縁の下の力持ち』な執行部で、笹原は無事に学園生活を送ることができるのだろうか。
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