デッドワールド

激しい雨が降る夜に開発された万能寄生型ウイルス。
それは、開発者が息子の病気を治すために開発したものだった。

しかし――ウイルスは完成した直後に奪い去られてしまう。

抵抗した開発者は瀕死の傷を負いながらも
駆け付けた研究仲間に、隠し持っていたウイルスを託した。


その事件から２年後――。
とある事件をきっかけに、奪い去られたウイルスは外部へと蔓延。
ウイルスに感染した者は血を求める化物と化し、いつしか逃げ惑う人々の悲鳴は聞こえなくなってしまった。

事件が勃発してから１年――。
地下研究室で育った１人の青年が、地獄と化した外の世界へと出たことで物語は始まる。

町中で見つけた白髪少女と一緒に行動しながら、５年前に殺された父親の刀を背に、暴れ回る化物を駆逐し続ける。
その先に――大戦が待っているとも知らずに…。