色々なものが曖昧です。そう、曖昧だからいいんです。神と悪魔、人とゴミ。あなたの町にも、存在を許された悪魔がいませんか?
ゴミの意味がいろいろ変わっていくように感じたのがよかったです。
この作品の面白いところは、悪魔の行動や言葉の他にも、作品のメッセージと申しますか、ただ「不法投棄は止めましょう」ではとどまらないところだと思いました。神様の思惑と合致する。しかし悪魔は神様とは対極の存在です。一見矛盾に見えるその構図は、神様の思惑の捉え方でぴったり合ってしまうんですよね。要らないものは要らない。神様は冷たいのか、暖かいのか。世の中の人間の行動を俯瞰してみると、僕もこの作中の神様と同じ考えになるかもです。※「お化け企画③」にご参加頂きましてありがとうございました。
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