知能指数105(世界一)の賢者の国・日本の人たちの難易度のやたら高い選択について←2024年衆議院議員選挙は「自民死ね」選挙(後編)

○第二次石破内閣の成立と新年度予算、そして都議会議員選挙と参議院議員選挙と…


…こんな感じで自民、立憲ともに大連立を組むのは難しく、過半数を超える多数派を構築するのは無理かもしれません。そのため首班指名選挙では、ほぼ全ての党が自分の党首の名前を書き、決選投票に進むであろう石破と野田の対決に際しても、他の政党は無効票になることを十分承知の上で「玉木」「馬場」「山本太郎」と自党党首の名前を書いて矜持を示したり、自分の名前を書いたりor「高市」みたいなギャグをかましたりして、結局は一番数が多いであろう「石破」となる可能性が(今日の段階では)一番高いのではないでしょうか?


だって、そもそも立憲民主が準備不足で政権交代の受け皿にならないんだもん。これ以外、無理なんじゃね?…(´・д・`)?



ただし、自民党には切り札があります。「玉木総理」による自公国民の連立政権樹立です。

自民党は2008年に下野した後の苦労を知っています。なので彼らにとって再優先事項は「与党でいること」です。これは公明も同じです。そこでもし立憲民主の多数派工作が予想外に軌道に乗り、よもやの政権交代…という危機的状況になりそうな場合には、野党の切り崩しの「最強の貢物」として「総理の椅子」を提供する…という最後の手段に打って出るということです。最大多数党の自民党だから出来る手段です。実際、そうなるかもしれません。


国民民主は若年層を中心に支持の高い政党です。やや現実的でない経済政策を持っている「ロマン枠」ではありますが、4倍増で野党第三党に自力でのし上がった現在、自分一人で立つことの出来る超然とした存在になりました。玉木は引き下がる理由が無いのです。なら自公が引き下がるしか無いのです。


逆に維新・馬場は可能性が少ないと思われます。前述のように維新は負けたからです。全国政党への脱皮に失敗している以上、総理になっても自公へのハンドリングがうまく行くのかは甚だ微妙です。また自公の地元支持者だけでなくマスゴミはじめ日本中から叩かれるリスクも大です。これはダメージを喰らい続けてライフが少なくなっている自公維新にとって自殺行為です。よって「馬場総理」はゼロではないのですが、ほぼ無いでしょう。…てか、それ以前に今回の選挙敗北で馬場本人が維新党首を辞めさせられてる可能性さえありますが(爆



最後の可能性は、やはり立憲民主・野田を中心とした政権交代です。公明党や自民から離反者が出たとか、病気で誰かが死んで欠員を埋めたら野党有利になった…とかのイレギュラーがあって野田政権になる場合です。しかし、そもそも共産党を閣内に入れるなんて日本国民が許すんですかね? てか、少なくとも立憲・国民民主の支持母体である連合の芳野は黙ってないでしょうね。逆に共産が閣外協力で黙るんでしょうかね? 泉・野田のときに選挙協力を断ってきたのに?? でもまあ、呉越同舟という可能性も万が一にはアリなのかもしれませんけど…


なので「石破」「玉木」「野田」の誰かが新総理になるでしょうし、石破が一番可能性が高いという結末になりました。

しかし地獄はここから始まります。新年度の予算編成が待っているからです。


予算編成は最大行事です。来年の3月までに決めねばなりません。予算こそがその政権の顔となります。緊縮なら緊縮政策、景気対策ならバラマキ予算…という感じです。予算には自党の政策が反映されます。なので簡単に譲るわけには行かないです。与党が譲れば敗北であり、野党はダメ元で自分の政策を予算に反映させようと必死です。このため毎回、野党は必ず一度は総反対し、与野党協議に持ち込むのが常です。


そこで石破内閣だった場合、そもそも少数与党なので多数派野党の激しい攻撃を浴びて、最悪、予算が成立しない可能性さえあります。玉木内閣なら多数派を構築出来るでしょうが、「裏切り者」となった国民民主・玉木政権に徹底的に戦いを挑む可能性が大であり、内にあっては自公の財務省派(財政再建派)との激しい戦いも待っています。野田政権の場合、国防予算や福祉などの予算配分で維新・国民と社民・れいわなどが対立することが予想され、審議途中で野党連合が木端微塵に砕け散る可能性さえあります。


更にここに追い打ちをかけるように25年の7月には東京都議選と参議院議員選挙が待っています。都議選は衆議院・参議院と並ぶ日本の三大選挙で首都決戦です。特に劣勢続く公明党の絶対防衛戦でもあり、女帝・小池百合子帝国との戦いが待っています。自民は東京自民と仲が悪く、野党もそれぞれ問題を抱えています。それでも勝って中央政界へのスプリングボードとしなくては後がないのです。

参議院選挙も重要です。特に衆議院がこの状況では参議院の存在が大きくなっています。自民は特に旧安倍派清和会系、麻生派議員の改選が多く、立憲民主など野党は今度こそ政権奪取のための共闘・調整を含めた本格的な対自公戦となるはずです。参議院選挙が、この次の衆議院選挙の趨勢を決し、それが本当の政権交代含めた日本の未来を決めるのです。


ならば来月の首班指名から予算審議の戦いは各党が全く譲れない戦いとなるでしょう。国民が見ているのであり、失敗すればそれで党もしくは政治家の政治生命の終わりになりかねないという恐怖の戦場でもあるのです。



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これらを考えると、なぜ今、自民党で石破下ろしが活発化しないのかの理由も見えてきます。「地獄すぎるから」です。石破を下ろしても少数与党で予算審議しなければならない地獄を進んで引き受けたがるヤツが今の自民党内にいるのでしょうか? これで国民の支持率が上がるならまだしも、その見通しは全くありません。おまけに米国大統領選挙の結果、トランプが再選すれば日米関係は悪化が必至。内憂外患の危機的な状況になるリスクがあるのなら新年度予算が決まる2025年3月までは石破にやらせ、よほど支持率が回復しなければ此処で石破下ろし…という「石破短命内閣」のルートがやはり一番有り得そうです。かつての少数与党で短命内閣だった羽田内閣のように、です。


この理由があるので、玉木政権も無いのではないか?…と思われるのです。立憲民主など野党の側も、いま焦って野田政権の可能性を探るより、新年度予算審議で不人気の自民・石破内閣を叩いて都議選・参議院選で敗北に追い込む一方、政権奪取を念頭に置いた野党共闘もしくは立憲民主大勝利の下準備をした方がよいという打算があっても不思議ではありません。準備万端整えてから26年あたりに衆議院を解散して今度こそ安定多数派を構築した上で政権奪還を…の方が利口とは思いますね。




○自公+立憲民主の連合政権の可能性も…


今後、一年近くに渡って大混乱の政局が続くと思われます。少数与党か、それとも分裂不可避の野党連合か?…この波乱の状況に政治家も国民も疲れ切る可能性があります。自民も立民も多数派工作に失敗し、挫折を味わうかもしれません。この時、「人の足元見やがる」クソザコ野党どもにヘコヘコするより、最大与党と最大野党が組んだらいいんじゃね?…ということに気づくかもしれません。自公+立憲民主の大連立の可能性です。


組む腕は二本しかなく、なら日本のために自民と立憲民主がガッチリ手を組んだら良いという単純な理屈で圧倒的多数派を形成出来ます。これは自民党の中に敵しかいない憎まれている石破にとっても、有田や松島のような党内パヨクを黙らせたい立憲主流派からしても魅力的な連合で、特に石破にとって見れば自分がもはや総理としての寿命が尽きたことは判っているので、高市のような敵対勢力に渡すくらいなら立憲と組んで自己保身を図ったほうがよい、と考えてもなんら不思議ではありません。外と組んで内なる敵を黙らせる…ということです。


政党単位でみてもメリットは大きく、自民からしたら与党でいられるメリットが、立憲からしたら政府に参加できる(政治家本来の仕事が出来る)喜びがあり、両党とも党内少数派をおいやることが出来るばかりか、石破・野田双方が相手をリスペクトしているとも言われています。

自民で長いこと冷や飯食っていた石破なら立民は救いやすいですし、野田氏は政治家のみならず日本国民の幅広い層からも人気のある政治家で石破にはない人徳のある政治家です。政治的信条に関しても両者は親しく、また国防に関しても国防重視の現実感覚を共有しています。尖閣列島を(中国に相談なしで)いきなり国有化したのは野田氏であり、「尖閣に常駐軍を置く!」といい切ったのは若い頃の石破です。


「おまえら、本当にそれでよいのか?(困惑」


…はともかく、そんなに違いはないのかもしれません。

加えて厄介なことに、石破も野田も旧来の財政再建派(財務省派)であり、増税と金利上昇を容認する「守旧派」です。経済政策では反安倍派と言ってよく、此処でも両者は似ていると言えます。


この背景を考えた時、多数派工作に失敗し、なおかつ予算審議が紛糾して予算そのものが通らない…ということになった場合には「国民のために」という大儀を振り回して自公+立民の「国難突破内閣」を構築する可能性はあり得るのです。



自民党と立憲民主が連立なんて組めるのか…ಠ_ಠ;??


…に関して言えば、前例もあります。かつての村山内閣がそうです。この時は混迷する政局を乗り切るために、仇敵同士だったはずの自由民主党と日本社会党が「超まさか」の大連立を組み、両党支持者だけでなく日本中を愕然とさせたことがあります。自社さきがけの連立政権発足時はワイも含めて日本中が嘲笑ったものでした。ただ当時はバブル崩壊後の大混乱期で、両党の結託を歓迎する声もあったのは事実です。村山内閣のときには阪神・淡路大震災が発生して、この対処時の失敗から政権が崩壊しているのですが、実は自民と社会党という「左右の醜い結託」があった事は意外と忘れさられているんですよね…(謎)。政治家なんてこんなものです。良く言えば現実的、普通に言えば無節操な裏切り。自分が生き残るためには政策も信条もへったくれもなく、失敗すれば全てを失うだけなんですけどね…


てか自公立民連立政権ができたら、天罰で今度は東海大地震でも発生しそうですね…




 ※     ※     ※


 

○今後の政局←流動的すぎ…┌(_Д_┌ )┐


凄く長くなったので、2024年11月以後の一年間の有り得そうな流れをおさらいしてみます。

まず前提として30日以内に首班指名とその後に新年度予算(〜来春)と25年夏の都議選・参議院選挙を控え、アメリカ大統領選挙の結果しだいでは世界が混乱する内憂外患の状況が続くなかで…


自民・立民ともに多数派工作は失敗し、自民・石破少数与党政権となる公算が高く、少数与党の寿命は短い事も知っているので、石破下ろしは発生しにくい。誰も火中の栗を拾いたがらないだろうし、石破が解散以外に何もしていないのでまずはやらせてみようという世論も存在する。失敗したら石破に責任を取らせる…という形で続投の線が濃厚。


首班指名では各党が自党党首の名前を書き、決選投票でも無効票覚悟で自党党首の名前を書き続ける可能性がある。この時、名前の多い野党党首は存在感を増すわけなので、山本・玉木は多いのではないでしょうか? 特に若者にアピールしないとダメですからね。


立民・野田を中心とした政権交代は準備不足、数不足から可能性は低い。ただし瓢箪から駒…的に政権交代する場合も考えられるが、今後の予算審議に耐えられるとは思えず、野党連合政権が瓦解すれば25年夏の都議選・参議院選挙で自民躍進のリスクが出てくるため、今回は「様子見」を決め込んで自民殺しに邁進する可能性の方が高い。


自公少数与党内閣は、羽田内閣の時と同じように不安定なため短命内閣で終わる公算が高く、おそらくは来春3月末までの予算審議までは石破がやり、この時までの内閣支持率を見て、低ければ石破おろしが始まり政権瓦解の流れとなる。支持率は高くなる理由がなく、7月の都議選・参議院選挙に勝てる新総理誕生はありえる。


維新・国民を中心に少数野党と自公とがパーシャル連合(政策ごとの離合集散)を組む可能性はある。しかし予算審議に関しては世論動向次第で、しかも予算審議はどの政党も譲れないのでパーシャル連合が不成立の可能性も高く、そのときには何も決められない石破内閣→崩壊で総理交代の流れが25年春先から出てくる。


自公+国民民主は今日の段階では国民民主に旨味がないので考えられない。逆に自公国民連合の玉木総裁の可能性はあり得る。同様に政局の安定を望む世論の機運が高まれば、まさかの自公立民の大連立政権も微レ存。玉木内閣の場合、放漫な財政政策の結果、日本の政府債務の増加などの基礎的財政力の低下とそれに伴う信用不安を引き起こす心配があり、後者の石破=野田ラインの政権の場合は緊縮財政によるデフレと増税という財政再建に伴う国民生活の困窮内閣ということになりそうな嫌な予感…



…まずはこんな感じです。なにしろこの状況なので、大ハズレするかもしれませんが、そもそも一寸先は闇…という中で、いるかいないかさえ判らないカラスを闇夜に探すような予想自体、やっても意味はないんですよね(諦め…

まあ、こういう土断場のときに、政治家・政党の本質と本音が垣間見えてくるものです。彼らがどう動くのかは、まったりと眺めてみるのも面白いかもしれませんね(爆





○我々の資産をどう守るか?


さて、最後に最も重要なテーマについて考えて見ます。我々の資産・生活をどう守るか?…です。これまで日本は世界の中で「インフレが少ない」「円安で割安」「超人気の国の一つ」「政治が安定している」「社会秩序が維持され民意も高い」とされ、このため今までは日本は「安定した買い」とされていました。しかし今回の政治的混乱により一気に日本への不安が広がっています。「決められない政治」に戻ってしまい、経済外交が麻痺する危惧が出てきました。


この結果、円安・株安・債券安の「全面日本売り」という厳しい状況に陥る危険があります。これは信頼を失った国家がたどりやすい破滅ルートで、この場合においてのみ本当に国家破綻の危険性が出てくる程リスキーです。特に債券安が深刻で、債券の市場取引価格の下落は金利の上昇を招き、金利急上昇は長期国債約1,000兆円以上の日本国債の金利が急騰して国家破綻を招きかねなくなるばかりか、CDSなどの負担も爆増し、一瞬で危険な水準へと転がり落ちていくかもしれません。特に国債のリスクにおいて、現在は国債の発行残高だけでなく国家基礎産業経済力ファンダメンタルズと政治・民意の安定の3つが重要とされています。その政治の安定は安倍政権以後、長く続いていましたが石破が全部ブッ壊したのです。壊すのは自民だけにしてくれ…というのが我々の本音です。


この他に日本がデフレで沈没していたとき、海外との取引において日本破滅のリスク分を上乗せする「ジャパン・プレミアム」という様々な余計な出費が必要になるばかりか、我々にとって重要な物価高とローン金利…特に住宅ローンの金利急上昇が危惧されます。しかも今回は政治不安がもたらすデフレ下でのインフレであり、我々の所得は伸びない可能性が高いのです。円売り圧力が輸入物品などの高騰を招くでしょうし、政治不安から東証の6割以上を占める外国人資金が抜けることで株価も(円安傾向でありながら)下落。税収入の落ち込みからますます債券安に拍車がかかって、ますます金利上昇…という悪循環になるかもしれない、という事は常に念頭に置かねばならない事態です…(TдT)


こんな酷い自滅的状況に対し、「立憲に入れた日本人が悪い」という意見も結構聞きます。しかしワイの意見は違います。「自民が全て悪い」です。何度も繰り返すように激しい物価高のため岸田政権は何をやっても国民の支持を得ることが出来ませんでした。これでは衆議院選挙をするわけにもいかず、選挙出来ない以上、自民総裁選に再出馬することはできませんでした。国民の信を問う必要があるからです。なので石破氏が今回選挙に出た事自体はやむを得ないことで、負けることも仕方のないことでした。


しかし自民党総裁選挙は違います。ワイが思いますに、最大の問題は石破を選んだことだと考えています。総裁を選ぶに当たり、自民の念頭にあったのは「とにかく下野したくない」これ一点だったのではないでしょうか? そのため物価高と景気の不安定化、世界情勢の緊迫化を前に本来なら地味でも実務的な内閣を組閣すべきであったのに、とにかく国民のウケの良い人物を立てて選挙をなんとか乗り切ろうという姑息な考えに終始し「見栄えのよい」だけで小泉進次郎を立てたものの、進次郎は本当のバカで人前に出れば出るほどバカを晒して国民から「無能で、任せることは出来ない」という烙印を押されてしまいました。


このためいきなり本命が死亡。二番手以後がいなかったために総裁選挙ではよもやの高市vs石破という、本来「全く考えてもいなかった泡沫の二人」が生き残り、決選投票では「毎日新聞などの、一部の極左系メディアでは一番人気で党内野党だったハブられの」石破が選ばれた…程度の茶番劇に、国民がNOを突きつけたと考える方が正解だと思うのです。要するに「自民党にNO」と言ったのであり、石破一人のせいではないということです。もう一つ言えば、最終決戦で高市が負けたという事は、もしかしたら我々が思う以上に高市は「本当に無能」or「イヤなオンナ(byトランプ)」なのではないかという疑念を強くもたせます。石破が好かれてないのは誰もが知っていたのですが、その石破に負けたというのは、義理人情が支配する自民党のなかで「あのオンナは勘弁」という「何か」理由があるからかもしれません。もちろん、何もなく単にオンナを差別するだけの政党…であれば、高市復活の可能性はあるのですが…


ワイは以前より言っていたように、今でも茂木推しです…m(_ _)m

理由は簡単で、一週間後に控えた米国大統領選挙でトランプが勝つと予想しているからです。


米国でのトランプ勝利もまたバイデンの失策が招いた激しいインフレ=物価高が原因で、今回自民が負けたのと同じ理由です。そしてトランプ政権は対日強行派で固められ、特に通商代表には90年代から対日強行派で知られたライトハイザーが来るのは確実です。このライトハイザーとやり合ったことのある茂木氏が最適解と考えているからで、日本の現状を考えれば茂木氏+河野太郎(←対米強行派)+上川陽子(←保守実務派)を据えた「日本国民受けの悪い」内閣で国内外の危機に対処すべきだったと思うからです。


こうした時、自民がすべきことは仲間や裏金議員を切ることではなく「仲間を守るように国民も守る。裏金の結果は自民全体で受け止め、大敗北は覚悟の上だが、自民のカネより国民のカネ」と言い切ればよかっただけだったのです。そもそもこの裏金問題は日本共産党のシンパである神戸学院大学の上脇博之が言い出した「政治的策動の疑いが強い」案件であり、その割には日本共産党は今回も負けているのです。伸びた極左はれいわの方で、れいわは所得の増加については一貫しています(出来るかどうかはともかくとして…)。国民民主は今日の段階でも「政権獲得ではなく、成長率4%が先」と譲っていません。


票を伸ばした政党は、左右関係なく「国民のカネ」を最優先にしていた政党でした


安倍政権の強みは若年層の失業問題の改善〜てか、失業問題の改善があって初めて支持が伸びたのであり、安倍氏が愛国右派だからではないのです。所得と失業の問題に取り組むことの出来る総理を選び、たとえ地味だったとしても全党を上げて「実務内閣」ということで盛りたてていく一体感と真面目さが必要だったのであり、国民民主やれいわにはそうした熱意があると見てとった有権者が多かったということなのでしょう。特に若者が…。ならば総裁選挙をAKBなんちゃらよろしく「日本国民の人気アイドル投票」にしてしまった阿呆な自民党が負けるのは当然であり、負けるべきでした。よってこの結果に哀れみは感じても、救済したいと思うことは絶対にありません。ワイ的には野田に政権交代してもいいくらいです。ただし失敗するのは目に見えてますが…←野田政権



 ※     ※     ※

 

 

今回の、このギリギリの選択は知能指数105の世界で一番頭のよい日本人(←らしい…)が選んだ、かなり高度な政治パズルのようなものです。組み合わせは無限にありそうです。後は政治家どもが日本人の集合知に匹敵する知恵を持っているかどうかだけでしょう? いい年したブッサイクなジジイどもでアイドル投票するような連中が知能指数105とはとても思えないのですが、それでも庶民の代表ならば政治家たちもまた知能指数は105のはず。少しは頭使ってメシの種になるような事を考えてみてください←自民党の全議員へ


選びたくないものは、選べないからです…m(_ _)m


政治の混乱はわれわれの生活に直結する問題です。そして日本人は別にバカではない事は判っていますので、いずれはより良い選択肢が出てくるでしょうからそれまで待てば良いだけの選挙でした。ただし、そうは言っても今後一年くらいは混迷するので、円安・株安・債券安の日本売りという日本国破綻を覚悟しなくてはならないような厳しい状況になることも考えておかねばなりませんね…(迷惑

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若年層が安倍政権を支持するたった一つの指標・・・他 高瀬梅太郎@ガミ公💙💛侵略戦争反対垢 @magmag_folder

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