概要
知ってるか? あの行き遅れの婚約話の顛末を
イルメルサは領主の娘。魔力もなく行き遅れていたが、王の命令により、父よりも年上のガウディール領主と婚約することになった。
婚約式に臨むため、ガウディールに向かうイルメルサは途中の王領森で盗賊に襲われ、供のものを殺され自身も胸に矢を受け気を失う。深夜魔物にも襲われ死を覚悟した彼女を助けたのは、森に不法に居住している若い魔術師の男だった。
小説家になろうにも投稿しています
婚約式に臨むため、ガウディールに向かうイルメルサは途中の王領森で盗賊に襲われ、供のものを殺され自身も胸に矢を受け気を失う。深夜魔物にも襲われ死を覚悟した彼女を助けたのは、森に不法に居住している若い魔術師の男だった。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不器用に、確実に、変化していく心の機微が美しい
すべてのものに魔力が宿る世界。そして、触れると相手の持つ魔力が知れてしまう世界。
そんな中で、ただ一人、魔力を持たないのが主人公のイルメルサです。
魔力がないことに負い目を感じ、同時に貴族として義務を負うものとして、誇り高くあろうとするイルメルサは、ある事件をきっかけに魔術師と出会います。
端から見ていると、どちらも人付き合いのしかたがとても不器用で、ですが、不器用ながら、少しずつ、確実に、心を開いていく様子が、とても丁寧に美しく描かれています。
個人的に、今ものすごく更新を心待ちにしている作品の一つです。更新のお知らせが入ると嬉しくなります。
これからまだまだいろんな展開が待っていそ…続きを読む